分析

今シーズンここまで:アントニオ・リュディガー

今シーズンここまでの個人の活躍を振り返るこの企画。次はアントニオ・リュディガーだ。

膝の怪我で出遅れたリュディガーだっだが、復帰戦で負傷しさらに3ヶ月離脱。ただそれ以降はコンディションを整え、フランク・ランパードの下、守備の要として活躍を見せている。


2月にはトッテナム戦でも受けた人種差別に立ち向かうとのコメントを発表した。

アントニオ・リュディガー:16試合出場、2ゴール

「リュディガーはチームにアグレッシブさと存在感をもたらす。復帰を待ち望んでいたし、若い選手たちが多いチームに必要な存在だったよ。CBのなかでも経験が豊富な選手だし、様々な面で違いをもたらしてくれるね」

2月初めに行われたレスター戦後にランパードがリュデイガーを称賛。引き分けに終わったが、DFラインでのリュディガーの存在と重要性が再認識された。

この日リュディガーはシーズン初得点を含む2ゴールを記録。リーグ4位につけるレスターから勝ち点を得ることに貢献。

まだまだベテランの域に入ったわけでもなく、3月のFA杯でリヴァプールに勝利を収めた日に27歳となったリュディガーだが、ブンデスリーガ、セリエA、そして3年目を迎えたプレミアリーグでの経験は特筆すべきものだろう。開幕後の公式戦24試合での出場時間はわずか45分だったものの、その後はリーグ戦1試合のみを欠場した。

再離脱

チェルシーでは怪我に悩まされることがなかったリュディガーだったが、昨年4月のマンチェスターU戦で左膝半月板を負傷。これによりEL決勝を欠場し、フランク・ランパード率いる新体制でのスタートにも遅れを取ることとなった。

5ヶ月半の離脱を経て、9月のウルヴズ戦で復帰。アンドレアス・クリステンセン、フィカヨ・トモリと共に3バックを形成していたリュディガーだったが、前半終盤に鼠径部に違和感を抱きハーフタイムで交代。さらに3ヶ月の離脱を余儀なくされた。

「怪我で長期離脱するのは今回が初めてではない」CLリール戦に勝利し、ラウンド16への進出を決めた試合後にリュディガーはコメント。この日は8ヶ月ぶりにフル出場を果たした。

「焦らず医者の言うことを聞いて、時間が経つのを待てば良いんだ」リュディガーの苦労は報われ、その後のプレミアリーグでは13試合中12試合に出場している。

3バックor4バック?

その12試合のうちリュディガーは、ランパードが相手によって陣形を変えたため4バックで8試合、3バックで4試合プレーした。

3バックでは勝率75%(2度のトッテナム戦、前半でシステムを変えたがアウェイでのアーセナル戦で勝利)、4バックでは勝率25%(ホームでのバーンリー、エヴァートン戦で勝利)となっており、リュデイガーにとっては3バックの方が結果を残している。

今シーズンにリュディガーと共にCBとして起用されたのは、クル・ズマ、セサル・アスピリクエタ、クリステンセン、トモリだ。

「自分たちには本当に良いCBが揃っているし、常に競争があればより良いプレーヤーになれる」と1月にリュディガーは述べている。中断前2試合ではズマとコンビを組み、今シーズン3度目となる2試合連続のクリーンシートを達成した。

2ゴール

シーズン中にセットプレーの重要性を説いてきたランパード。リュディガーの通算100試合目の出場となったレスター戦では、メイソン・マウントのセットプレーからリュディガー自身が2ゴールを奪った。

身長190cmのリュディガーは、セットプレーではその空中戦が武器に。キャリア初の1試合2ゴールは素晴らしいものだったが、再開後も更に得点を狙いに行くだろう。


アントニオ・リュディガーの記録

プレミアリーグ出場数 2019/20

今シーズンのプレミアリーグでは13試合に出場。全てスタメン出場だ。
 

チャンピオンズリーグ出場数 2019/20

今シーズンのチャンピオンズリーグでは2試合に出場。

FA杯出場数 2019/20

FA杯では1試合のみに出場。直近の5回戦、勝利したリヴァプール戦だ。

リーグ杯出場数 2019/20

今シーズンのカラバオ杯での出場は無し。
 

ゴール数 2019/20

今シーズンここまでは2得点を記録。どちらも引き分けに終わったレスター戦でのゴールだ。

チェルシーからその他