インタビュー

ジルーがBlack Lives Matter運動支持を表明

オリヴィエ・ジルーがBlack Lives Matter運動を例にとり、フットボーラーが差別撲滅に働く役割について語った。

プレミアリーグ再開後初戦を戦う選手たちは、キックオフ前に膝をつき、ユニフォームには‘Black Lives Matter’がプリントされたものを着用する。

これはプレミアリーグ所属の選手から出された声明に基づく運動で、「我われ選手は、堅く一致団結し人種差別の撲滅を進めるとともに、あらゆる肌の色や信仰を持つ人々が平等に敬意をもつ社会を目指している」とコメントがなされた。

今月頭には練習の際に膝をつき‘Humans’のHを象ったチーム。中でもイングランドの黒人選手であるラヒーム・スターリングやジェイドン・サンチョは力強いメッセージで啓蒙。ジルーもまた、フットボーラーという職業が運動を支えると語っている。

「自分にできることがあるのであれば、なんだってやる」と話すジルー。「アスリートとして前に出る立場だからこそ、出来ることがあるはずだ。人種差別を反対している立場を示すだけでは不十分で、戦っていかないといけないと思う」

「白人選手(が声を上げること)も大切だ。2020年になってもなお人種差別が起こっているのは、誰にとっても悲しい出来事だからだ。ジョージ・フロイド氏に起こったことは、絶対にあってはならないこと。一丸となって戦うべきだ」

「チェルシーで(Black Lives Matter運動について)話すときは、一体感があるし支えになりたいと願っている。実際に何かを変えていかないといけない。ボストンでの試合では反ユダヤ主義と戦い、それに同性愛者に対する差別とも戦っていく」 

ジルーは過去にも反差別の立ち位置を明確にしている。フットボール界における同性愛者に対する差別に反対する意思を表明するだけでなく、LGBT+も支持するコメントをインタビューで明かしている。

「現代社会において、あらゆるヘイトを無くしたいね」と話すジルー。「この問題には敏感なんだ。だかこそ支援する。一緒になってBlack Lives Matterを応援するよ」

「若い世代への教育も大切だ。小さい頃から、相手への敬意を学ばないといけない。その過程において、フットボール選手やスポーツマン、有名人がそうした姿勢を示すことが大切だ。良い例にならないとね。だからこそ、自分たちの影響は大きいと思う」

また新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたフットボールも、ついに再開。数週間の練習を重ねる中、5月にはブンデスリーガが始まっている。

「3ヶ月以上も公式戦から離れるなんてね」と話すジルー。

「だから再開初戦から100%とはいかないと思う。だけどみんな実践復帰を心待ちにしていたんだ。このチームは若手も多く、エネルギーに溢れている。またフットボールを楽しみたい。まずはヴィラ戦からだね」

「正直、バイエルンとドルトムントの(再開後の)試合を見たけど、中断前から大きな変化は感じなかったよ。試合は相変わらず濃い内容だった。だから見応えはあると思う」

「QPRとの練習試合も、普段通りの練習試合って感じだった。ベンチにいる時こそソーシャルディスタンスは保っていたけどね。でもピッチ上では普段通りだよ。でもゴールしてもハグとかしないようにはしないとね!」

「フットボールを愛しているし、情熱があるからこそ早く公式戦を戦いたい。目標はクリアで、3位か4位を狙う。FA杯も優勝したいね。100%出し切って、初戦からガッツリやっていくよ。一緒に成功していきたいね」

チェルシーからその他