分析

今シーズンここまで:エンゴロ・カンテ

中断前までの個人の活躍を振り返るこの企画。トリを飾るのはエンゴロ・カンテだ。

フランク・ランパード監督の下、怪我で出場機会が減っていたカンテだが、ピッチ上では素晴らしい結果を残していた…
 

エンゴロ・カンテ:22試合出場(途中出場2試合)、3ゴール

「自分たちのチームに世界最高の選手の1人であるカンテが必要なことは間違いない。チェルシーに監督としてやってくる前に彼のことを知っていたし、一緒に戦って分かったこともある。今シーズンはあまりプレー出来ていないが、彼の力が必要だし準備はできているよ」

チェルシー加入後、最初の3シーズンでは欠場がほとんどなかったカンテ。実際、昨シーズン末にハムストリングの怪我を負ったが、それ以前に負傷離脱したのは2017年10月のことだった。

負傷離脱

足首、股関節、外転筋の怪我で影響で今シーズンの欠場が多かったカンテ。プレシーズンは昨季のEL決勝で負ったハムストリングの怪我の回復のために時間を費やし、マンチェスター・ユナイテッドとのリーグ開幕戦で途中出場を果たす。スーパー杯決勝のリヴァプール戦でスタメンに復帰すると延長戦も含めてフル出場を果たし、ランパードが”マシン”と称賛するほどのプレーを披露した。

引き分けに終わった古巣レスター戦後のトレーニングで足首を負傷。しかし1ヶ月後のリヴァプール戦で復帰するとその試合で見事なゴールを決めている。

続くリーグ戦の出場となったサウサンプトン戦でもゴールを記録したカンテ。10月の代表ウィークでは股関節を負傷し、1ヶ月の離脱に。11月9日のクリスタル・パレス戦で復帰すると勝利に貢献した。

攻撃的な役割

ランパードは2018/19シーズンも任されることの多かった右MFでカンテを起用。マンチェスター・シティとのアウェイゲームでは見事なプレーで左足から先制ゴールを奪っている。

「人々は世界最高の守備的MFと口にするが、彼の能力はそれだけではない」11月にカンテについてランパードがコメント。

「もっと多くの要素があるね。守備的な選手とは最終ラインの前で構えているイメージだが、それ以上の力がある。この4年間で様々なポジションでその力を発揮してきたよ」

敵地エティハド・スタジアムでカンテが先制ゴールを挙げたものの、勝利したのはホームのマンチェスターCだった。その後のリーグ戦13試合での勝利はわずか4試合のみに終わったチェルシー。カンテはそのうち12試合に出場。アウェイで勝利を収めたトッテナム戦、アーセナル戦ではそのエネルギーとコントロールが重要な役割を果たした。

しかしながらウィンターブレイク明けのマンチェスターU戦に敗れ、カンテも外転筋を負傷。ランパードは「あまりよさそうには見えなかった」とコメントした。これがロックダウン前最後の出場となったが、中断期間で怪我からの完全復活を果たしている。

当初はグループ練習への復帰を見送っていたカンテだったが、今月初めに復帰するとアストンヴィラ戦に向けた練習試合に出場。世界最高のMFの1人であるカンテの活躍があれば、チェルシーはトップ4フィニッシュに大きく近づくだろう。


エンゴロ・カンテの記録

プレミアリーグ出場数 2019/20

今シーズンのプレミアリーグでは18試合に出場。うち2試合が途中出場だ。  
 

チャンピオンズリーグ出場数 2019/20

チャンピオンズリーグではグループステージで3試合に出場。
 

FA杯出場数 2019/20

今シーズンのFA杯での出場は無し。

リーグ杯出場数 2019/20

今シーズンのカラバオ杯での出場は無し。 
 

ゴール数 2019/20

今シーズンは3ゴールを記録。プレミアリーグのリヴァプール戦、サウサンプトン戦、マンチェスター・シティでゴールを決めている。

チェルシーからその他