ケパ・アリサバラガは、コンスタントに力を発揮することによって上位チームとのギャップを縮めることができ、来シーズンのチャンピオンズ出場権を獲得するカギとなると信じている。
ブルーズは水曜日の夜、3-2でウェストハムに敗れ、これがシーズン再開後初の黒星となった。しかし、スペイン代表GKは、まだ調子を取り戻し、シーズンを良い形で終え、クラブの目標を達成できると考える。
彼は水曜日の試合で大事な場面でのミスが響き、プレミアリーグ3位となりレスターを追い抜くチャンスを逃したこと、そして東ロンドンのダービーで敗北を喫したことについて後悔の念があることを認めている。
「残念な結果だった」と8ゲーム中で初の黒星となったゲームを振り返る。「チェルシーにとっては3位に順位を上げる大事なチャンスを逃すことになった」
「ゲームを支配して、ポゼッション率も高かったけど、いくつかの場面で状況判断を誤ったてしまったんだ」
フランク・ランパードが築き上げようとしているチームの若々しさを考えれば理解することはできるが、コンスタントに力を発揮できないことで上位に食い込むチャンスを逃している、とケパは感じている。
「チーム全体として見るといくつかいい場面もあったが、思った通りに行かなかったこともあった。そのせいもあって、未だに4位の座から抜けられていないんだろう」と25歳のGKは続ける。
「何試合かで見せたように、もう少しコンスタントにいいプレーができていれば、順位も上がっていただろう」
「まだ何試合か残っていて、シーズン初めの目標であったチャンピオンズリーグ出場権を賭けた大事な試合もあるし、もちろんFAカップもある」
スペイン代表GKは今期の優勝チーム・リヴァプールとスタンフォード・ブリッジで破った2位マンチェスター・シティが、来シーズンのライバルになるだろうと予想する。v
「一年後にはこの2チームと競っていることを願っている。チェルシーは良いチームで、素晴らしい監督がいる。トップ2チームには勝ち点差を大きくい広げられているけど、来年はもっと拮抗したシーズンになると信じている」
「まだまだ改善すべきことはたくさんあるけど、そう願ってる。達成できるっていう空気が漂っているんだ」
マンチェスター・ユナイテッドとウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとの勝ち点差がわずか2となっている中で、ワトフォードとのホームゲームは、チームを再び軌道に乗せるチャンスとなる。
「大事な試合になる。ホームで降格争いという非常に難しい状況にあり、自分たちと同じように目標に向かって一生懸命戦っているチームとの対戦なのだから」と説明するケパ。
「メンタル的にも、フィジカル面でも非常にフィットしていると感じている。チームの雰囲気も良い。今シーズンを有終の美で飾りたいとみんな思っているよ」