マッチレポート

マッチレポート:チェルシー 3 ワトフォード 0

オリヴィエ・ジルー、ウィリアン、ロス・バークリーのゴールでブルーズはホーム4連勝を飾り4位に浮上した。

スタンフォード・ブリッジのナイトゲームは楽な試合であったと言えるだろう。この結果は、前半30分になる直前にジルーが彼にとって今シーズン5点目、、リーグ戦では7試合ぶり4度目となるゴールを決めた瞬間から疑いようのないものとなった。

前半終了直前には、鋭いプレーでクリスチャン・プリシッチが獲得したPKをウィリアンが落ち着いて決め、リードを広げる。ウィリアンは、プレミアリーグの試合で初めて3試合連続PKを成功させた選手となった。

後半には、ジルー、プリシッチとウィリアンが追加点を挙げるチャンスを逃したが、試合終了直前にセサル・アスピリクエタのパスを拾ったバークリーが蹴ったシュートがゴールバー下に入りチェルシーの完勝となった。火曜日にはセルハースト・パークでのアウェイ戦に臨むフランク・ランパードにとっては非常に満足のいく一夜となった。

先制点を決め喜ぶジルー

開始から相手を圧倒

どんよりとした夏の夜の軽い霧雨の中で、チェルシーは試合開始からプレスを仕掛けゲームを支配し、ホーネッツにボールを渡さなかった。最初のシュートは、フリーキックからジルーが左足で直接ゴールを狙ったが、壁に当たる。そしてプリシッチがジルーに好パスを出すが、クロスはクリアされる。

17分、この2人が再びコンビネーションを見せたが、フランス人ストライカーのシュートに対してベン・フォスターが足元で見事なセーブを見せる。

再開後初めてのことではなかったが、ドリンクタイムになると、ブルーズは新たなエネルギーを取り戻し、すぐさまゴールを決めた。メイソン・マウントが中盤のラインを抜けてバークリーにボールを送ると、バークリーはDF裏に走りこんだジルーにスルーパスを通す。ジルーはうまく角度をつけシュートし、初めてのフォスターの届かない右ポストぎりぎりのところにボールを送り込んだ。

ジルーがチームを牽引

ブルーズは攻撃の手を緩めない。プリシッチのヘディングはフォスターの腕の中へ。

フォスターは、リース・ジェイムズの鋭いクロスに対応するのに苦労し、危険なエリアへとファンブルしてしう。彼にとって幸いなことに、味方DFがチェルシーの選手よりも先にルーズボールに到達しクリアする。

プリシッチは、再開後、間違いなくチェルシーで際立つ選手であり、2点目のゴールにつながったのは、彼のスキルとスピードのおかげだ。エティエンヌ・カプエは、彼の切り替えしに反応できず、ボールを見失いプリシッチの足を引っかけてしまう。

マンチェスター・シティやウェストハム戦と同じように、ウィリアンは落ち着いてPKを決めたが、過去の2つのものとは対照的に右上隅を選んだ。

落ち着いてPKを決めるウィリアン

ドリンクタイム後、チェルシーは問題なく試合を支配し、その結果2点のリードを得ることができた。ワトフォードの数本のクロスを除けば、ブルーズのディフェンスは何の問題もなかった。

試合を完全に支配

プリシッチは、プレー再開後、またもや試合の中心となっていた。エイドリアン・マリアッパは彼に対する反則でイエローカードを受ける。

チェルシーの攻撃は続いた。ウィリアンの得意のカーブのかかったミドルシュートをキーパーが弾き、そこに詰めていたジルーは、フォスターとクレイグ・ドーソンのコンビに阻まれる。続くコーナーでは、クル・ズマがフォスターに向かってヘディングシュートを放つ。

残り25分、ワトフォードがゴール枠内最初のシュートを放った直後、フランク・ランパードは今晩初めてとなる交代を行い、タミー・アブラハム、ルーベン・ロフタス=チーク、そして再開後初の出場となるカラム・ハドソン=オドイを投入した。

中盤では相変わらずの整然としたプレーを見せていたエンゴロ・カンテが足を引きずり、代わりにビリー・ギルモアが投入された。

Fitting finale

ケパはワトフォードのロングシュートを簡単にセーブし、残り10分間で最高のパフォーマンスを発揮する。ナサニエル・チャロバーからスルーパスを受けた元アーセナル、ダニー・ウェルベックのシュートを、左手を低く伸ばして弾く。これが、ワトフォードの唯一の決定機であった。

終盤には、プリシッチがペナルティーを訴え、ジェイムズからパスを受けたロフトゥス・チークはヘディングをミスしてしまう。ウィル・ヒューズはウェルベックのセンタリングを押し込むことに失敗する。チェルシー3点目のゴールを決めたのはバークリー。左サイドからボールを受けると、ターンしてトップコーナーにシュートを放ち、今季のリーグ戦で初めてのストライクを決めたのだった。

メンバーの選択

週半ばの敗戦後、ランパードはスターティングイレブンを4人変更した。マルコス・アロンソとトニ・ルディガーの代役としてジェイムズとズマをディフェンスで起用、負傷したマテオ・コヴァチッチに代わってマウント、アブラハムの代役としてジルーを投入した。

完璧なPK

ウィリアンのPKは、ブルーズの緊張をほぐすだけでなく、チェルシー初の3試合連続PKによる得点で、歴史に名を残すことになった。この偉業を達成したのは、プレミアリーグ史上6人目となる。今回のPKの成功は、プレミアリーグのゴールとアシストの合計が、過去のどのシーズンよりも多い14になったことを意味している。

し烈な上位争い

レスターとマンチェスター・ユナイテッドが一足早く勝利を収めたことで、今夜の試合はチェルシーにとって勝たなくてはならないものであった。これで3位のフォックスとの勝ち点差は1ポイントにまで縮まり、5位のマンUとの勝ち点差は2に広がった。モリニューでアーセナルに敗れた6位のウルブスとの勝ち点差はさらに3ポイント離れ5となる。

チェルシー(4-3-3):  ケパ;ジェームズ、クリステンセン、ズマ、アスピリクエタ(C);バークリー、カンテ(ギルモア78)、マウント(ロフタス=チーク76);ウィリアン(ハドソン=オドイ76)、ジルー(アブラハム76)、プリシッチ
サブ:カバレロ、ルディガー、アロンソ、ジョルジーニョ、ペドロ
得点者:ジルー28、ウィリアン43(PK)

ワトフォード(4-2-3-1):フォスター;マリアッパ、キャスカート、ドーソン、フェメニア(マシーナ64);カプエ(ウェルベック58)、チャロバ;サール(ペレイラ83)、ドゥクレ、ヒューズ;ディーニー(C)(クレバリー64)
サブ:ゴメス、キャスカート、ペドロ、グレイ、ホレバス
警告:カポエ21、マリアッパ49

チェルシーからその他