分析

フランク・ランパード:友人であるゲイリーに同情するが試合は中断しない

フランク・ランパードは、クリスタルパレス戦でチェルシーの先制点となった場面でゲイリー・ケーヒルが不運な怪我で苦しむ様子を見て、多くのチェルシーファンと同じ感情を持っただろう。

我々のもとキャプテンがスタンフォードブリッジにいた頃を思えば、あの時のようにハムストリングを痛めることは誰も望んでいなかっただろう。しかし、彼が負傷して1-0となった後も、現在の彼のチームであるパレスは勇敢に戦い、チェルシー相手に3-2と競り合った。

「もちろん彼には同情するよ。ゲイリーは友人であり、倒れた瞬間彼が大きな怪我をしたことはすぐにわかった」と試合後にランパードは語った。

「でも、プレーを最後まで続けなくてはならなかった。あの状況でボールを外に出すことはあり得ない。ゲイリー個人に対してはもちろん同情している。頭を負傷した場合は試合が中断されることが多いが、あのような怪我の場合は止まることはない。それは明らかなことなんだ」

「あの状況では、どのチームも試合を続けるだろう。ウィリアンはゴールに向かって走っていた。そうでなければ、試合はいつもストップしてしまうだろう。だからこそ、我々はレフェリーに判断を委ねているんだ」
 

記事:チェルシーがクリスタルパレスに勝つ方法

 

プリシッチとウィリアンのコンビ

ウィリアンはオリヴィエ・ジルーの得点のきっかけを作り、そして彼のパスを受けたクリスチャン・プリシッチは左足のシュートで見事にゴールネットを揺らした。しかし、良いスタートを切ったチェルシーはその後、試合の残りの部分をコントロールすることができなかった。

「クリスチャンは非常に重要な存在だ」とランパードは語った。「彼には素晴らしい才能がある。それは誰もがわかっている。入団後すぐは十分に休めていなかったからあまりいいプレーができなかったが、その後良くなって今では別のレベルでプレーしている。ただ試合の流れに従うだけじゃなく、決定機を作れるようになっているんだ。世界のトップアタッカーは、定期的にゴールを決めたり、アシストをして試合に勝利をもたらしている。今彼がそれをしているから、とても満足しているよ」

「ウィリアンは非常に影響力があり、彼とクリスティアンは我々にとって大きな戦力だ。ウィリアンのスピードとボールの運び方、クオリティーの高さは、毎試合観ることができる。彼はチームにとって素晴らしい存在だ」

「しかし、今日の最初の60分はあまり良くなかった。他の試合のようにボールをうまく扱えていなかったし、少しボールを持ち過ぎていた。ビリー・ギルモアはよくやってくれたと思うが、今日の中盤にはあまり満足していない」

ランパードは、ジョルジーニョよりも先にギルモアを先発に選んだことが将来に影響を与えることはないと強調し、相手のプレッシャーの中で後半途中出場し、チームに冷静さをもたらせたジョルジーニョのプレーに満足していると述べた。

また、ランパードはスコアが2-1となった状態でルベン・ロフタス=チークとタミー・エイブラハムを投入し、2人のコンビネーションによりチェルシーの3点目が生まれた。
 

タミーにとって大きな得点、ケパとクルに感謝

「彼はゴールを求めて必死になっているので、タミーにとっては本当に重要な意味を持つだろう。ストライカーにはたまにあることだが、彼はしばらくゴールから離れていた。だから、このゴールは彼の自信につながるだろう。彼は得点後良いプレーを見せたし、これからの試合でも大事な選択肢となる。FW陣には満足している」

それでも、パレスはすぐにゴールを決めて3-2とし、最後まで緊張感のある試合となった。

ランパードは、「あの時点でもっとゲームをコントロールするべきだった」と語った。「2-0の時点でもっとゲームをコントロールするべきだったが、3-2になってからも、後半には試合を決める多くのチャンスがあった。最後のパスやシュートの判断が少しだけ良くなかったんだろう。ケパは素晴らしいセーブをしてくれたし、クル・ズマは素晴らしいタックルでチームを救った」

「ケパの指先でのセーブは非常に素晴らしく、彼の存在意義は大きい。トップクラブになるためには、このようなセーブをするキーパーが必要だ」

「ワトフォード戦でも、彼は本当に素晴らしいプレーを見せてくれた。堂々としていて、素晴らしい守備をしていて、ボールを扱うのが上手い。ディフェンダーはピンチを救っても、フォワードがゴールを決めた時のように称賛されるわけではない。だけど彼のタックルのおかげで勝ち点3ポイントを死守することができたんだ。彼には本当に満足しているよ」

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