分析

アーセナル戦を振り返るセサル・アスピリクエタ

チェルシーのキャプテンがウェンブリーでのほろ苦い敗戦について語った。

アーセナルにとって同点となるPKを与え、更に前半終了前にハムストリングの負傷により試合続行が不可能となったセサル・アスピリクエタにとって、FAカップ決勝は痛みの伴う結果となった。

ピエール=エメリック・オーバメヤンの2ゴールによりチェルシーのクリスティアン・プリシッチによる先制点を覆し勝利を手にしたガナーズ。プリシッチも後半開始直後にハムストリングを痛め途中退場となり、チェルシーにとってはより辛い結果となってしまった。

試合後、フランク・ランパードは、ブルーズがFAカップ決勝で勝利に値するプレーを見せることができなかったことを認め 、キャプテンのアスピリクエタは序盤のリードを活かしきれなかったと分析した。

「痛みを伴う悔しい結果となった」と語るアスピリクエタ。

「決勝で負けることはいつでも辛いことだ。序盤は調子も良くすぐに先制点を決めることができたから、ゲームを支配できると思ったけど、そうはならなかった。プレーの質が下がったところを相手に突かれてしまった。」

開始5分で先制点を挙げ、短い間だったが試合を支配したブルーズ。しかし追加点を決めることができず、アーセナルに挽回の余地を与えてしまう。アスピリクエタが最も残念に感じるのは、リードした状況でゲームをコントロールすることができなかったことだ。

「試合開始直後に先制点を決めて、ゲームの流れはチェルシーの方に来ていた。追加点を決めるチャンスも何回かあった。」

「決勝戦で相手チームの攻撃陣の危険性についてはわかっていた。だけど、思い通りにゲームを運ぶことができなかったんだ。」

アスピリクエタは、リーグ再開後この決勝の後半45分を除き、6週間にわたって12試合すべてに出場した。チェルシーでの8年間で殆ど怪我をすることがなかったアスピリクエタだったが、前半終了10分前にハムストリングを負傷したのは、間違いなく連戦による疲れがあったからだろう。

「初めての怪我で、今日みたいな決勝で起きてしまったのは残念なことだ。これがサッカーだし、人生なんだろうけど、消化しきれるものではないね。」

「このゲームから学ばなくてはならない。もちろん負けた時より勝ってトロフィーを手にした時に学んだ方がいいに決まっているけどね。がっかりしているけど、次の挑戦に向かって準備していかなくてはいけない。」

アスピリクエタが、今シーズン最後となるチャンピオンズリーグの試合に参加できるかどうかはまだわからないが、彼のウェンブリーでの涙を流す様子から、今週末のバイエルン・ミュンヘン戦で召集される可能性は非常に低いだろう。

同じく負傷したプリシッチもバイエルン戦に欠場することになるだろう。コヴァチッチへの「ソフト」な2枚のイエローカードなど、アスピリクエタは審判の判定に疑問を持つが、試合結果に関して自分自身とチームのパフォーマンス以外のことを言及しないことを決めたようだ。

「難しい局面ですべてアーセナルに有利な判定が下された。2017年にカップ決勝アーセナル戦でアンソニー・テイラーがビクター・モーゼスを退場処分とした時と同じだった。だけど、肝心なところは審判の判定ではない。」と加えるアスピ。

「自分たち自身のことを反省しなくてはならない。2週間前マンUとの試合ではゲームをコントロールできていた。強い相手に対して自分たちのプレーをして試合を支配できた。だけど今日はそれを90分間できなかったし、それが敗因となった。」

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