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ペドロへのメッセージ

ペドロのチェルシーでの5年間のキャリアは今終わりを迎える。ここではブルーズをこれまで象徴してきたペドロに敬意を表したい。

経験豊富で既に国内外のタイトルをいくつも獲得していたペドロは2015年の夏にバルセロナからチェルシーに移籍し、すぐにその実力を発揮した。

ペドロ、チェルシーデビュー

彼のデビュー戦なったホーソンズでのウェスト・ブロムウィッチ戦は、前半30分前に初ゴールを決め、ジエゴ・コスタへのアシストもあり、3-2の勝利を収めた。

実際に先制点を挙げることがペドロのトレードマークとなる。プレミアリーグで決めた全29ゴールのうち、13ゴールが先制点だった。彼のゴール前での切れ味の良さと、大舞台での強さ示す喜ばしい才能だったと言えるだろう。

ペドロは、最初のシーズンで40試合に出場し、8ゴールを挙げた。チームにとっては、芳しくない結果に終わったシーズンだったが、ペドロはイングランドサッカーの厳しさにすぐに適応し、スピードと技術をコンスタントに発揮、チームの中でも最も輝いていた選手の一人だった。練習場でも試合でも、ペドロは完璧なプロであり、ピッチの外では陽気で穏やかな性格で大きな笑みを浮かべ、選手やスタッフにも人気を博していた。

プレミアリーグを制覇したペドロ

ペドロの2年目のシーズンは、チェルシーでの最高のシーズンとなった。プレミアリーグでは、エデン・アザールやジエゴ・コスタと並んで先発出場し、3試合を除いて全ての試合に出場し、見事にタイトルを獲得した。彼は、マンチェスター・ユナイテッド、そしてトッテナムに勝利したホームでの重要な試合でゴールを決め、13連勝という記念すべき記録樹立に貢献した。そのうちの2本目のゴールで、プレミアリーグの月間最優秀ゴール賞を受賞した。

 ペドロは得点とアシストを量産し続けた。スウォンジー戦では、エリア外からのカーブがかかったシュートを決め、厳しい試合をものにし、11試合で8ゴールをマークした。普段は3トップのウィングとしてプレーしていたペドロだが、試合によってはウィングバックとして起用されることもあった。運動量の多いペドロは、ほぼ常に存在感を発揮した。グディソン・パークでは見事なゴールを決め、プレミアリーグの月間最優秀ゴール賞をまたも受賞した。

運動量の多いペドロは、ほぼ常に存在感を発揮した。グディソン・パークでは見事なゴールを決め、プレミアリーグの月間最優秀ゴール賞をまたも受賞した。 

ペドロは、FAカップでも、ピーターバラ、ブレントフォード、ウルブズとの試合で3戦連続ゴールを決めた。ウェンブリー決勝でアーセナルに敗れたことで、優勝メダル獲得はお預けとなった。

ペドロは2016/17シーズンを33試合出場、10試合途中出場、13ゴール12アシストで終えた。

ペドロは2016/17シーズンを33試合出場、10試合途中出場、13ゴール12アシストで終えた。翌シーズンは、3-4-3からのフォーメーションからの移行が進む中で、ベンチ入りが多くなったが、それでも28試合に出場した。チャンピオンズリーグでは、ラウンド16で前所属クラブ・バルセロナと対戦した。2年連続でFAカップ決勝に進出し、やっと念願のメダルを手にする。

決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦はサブとして出場機会はなかったが、準々決勝ではレスター相手に延長戦でゴールを決め、FAカップ優勝に大きく貢献した。

ヨーロッパリーグで活躍を見せたペドロ

2018/19年は、ヨーロッパリーグでの勝利が最高の思い出となった。ペドロにとっては、この大会初経験であり、素晴らしいパフォーマンスによりヨーロッパリーグのベストメンバーに選ばれた。

15試合中14試合に出場し、バクーで行われたアーセナルとの決勝戦でのゴールを含む5ゴールを決めた。このゴールは、準決勝のアイントラハト・フランクフルト戦での同点弾と同じように、左足でコーナーへと決めたものだった。チェルシーでの43ゴールのうち、利き足ではない左足でのゴール数は21と、右足での18ゴールを上回った。

このシーズン序盤、ペドロはフラムに2-0で勝利した試合で、チェルシー通算150試合目の出場を果たした。その後のトッテナム戦では美しい先制点を挙げ、チームの低迷期を克服し、トップ4入りに大きく貢献した。

ペドロは今シーズン、フランク・ランパード監督の下でプレーしたが、怪我や病気の影響で出場機会が少なくなった。9月のグリムスビー戦では、チェルシーで初めてキャプテンを務め、PKを決めた。ロックダウン前に行われたFAカップ・リヴァプール戦では、試合出場数を200に伸ばした。リヴァプール戦戦での勝利に続き、エヴァートン戦ではアシストとゴールを決めた。

ランパード監督は、ペドロにとってチェルシーでの最後の試合となったFAカップ決勝の後、「彼は素晴らしいチームプレーヤーだった」と語った。

「彼はチェルシーで大きな爪痕を残した。ペッズに大きな感謝の気持ちを表し、彼の健闘を祈りたい。」

ここ数年、我々はペドロのサッカーに対する真摯さと、キャリアが示す経験から、比類のない恩恵を受けてきた。それは、彼の周りにいる経験の浅い若い選手たちに大きな影響を与えた。

ペドロのチェルシーでのスタッツ

どんな試合でもペドロが欠場することは珍しく、通算206試合に出場して43ゴールと28アシストを記録した。その多くは、試合を左右する重要なものであり、トッププレーヤーとしての質の高さを見せつけるものだった。

2015年8月に契約した際に当ウェブサイトで行われた最初のインタビュー で、ペドロは「バルセロナでの長年の成功を経て、新しいリーグで自分自身を試したい、そしてチェルシーがタイトルを獲得する手助けをしたい」と語っっていた。それは、彼が5年間の献身的なプレーによって証明されたものであり、チェルシーの誰もが感謝していることだ。

グッドラック、ペドロ!

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