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ウィリアンのチェルシーでの戦績

ウィリアンがクラブを去ることが明らかになった今、チェルシーの公式ウェブサイトが彼のピッチ外での模範的な姿勢に感謝の意を伝える

プレミアリーグ2度優勝を含む、チェルシーの5つのタイトル獲得に貢献したウィリアンが、今季限りでブルーズを退団することが決まった。ウィリアンは2016年にチェルシー年間最優秀選手賞、更にシーズンベストゴールも受賞した。彼がチェルシー時代に決めた63ゴールは、華々しいものばかりであった。

2013年にトッテナムではなく、ブルーズを移籍先に選んだことで、ウィリアンはすぐにファンの人気者となった。アンジ・マハチカラからチェルシーに入団した彼の決断は、ファンの間でも大きな声で誇らしげに歌われるようになった。

チェルシーでの初ゴール

ブラジル代表でもあったウィリアンはすぐにその実力を見せつける。ノリッチシティ戦では先制点を挙げ、イングランドのサッカーのペースやフィジカルプレーに慣れてきた2013年のクリスマスから2014年の正月にかけての時期には大活躍を遂げる。

更にシーズン後半のストーク戦、サウサンプトン戦では強烈なロングシュートも決め、右サイドのポジションから安定した攻撃力を発揮し、ブラジル代表に召集され、自国開催のワールドカップに出場する。

W杯は準決勝で敗退となったが、2014/2015シーズンはプレミアリーグとリーグカップを制しチェルシーはダブルを達成する。トップ下の3人のうちの一人として、エデン・アザール、オスカル、そしてセスク・ファブレガスとのコンビネーションは見る者を虜にし、シーズン序盤から終盤まで首位をキープした。

チェルシー年間最優秀選手

そのシーズンで最も重要な試合の一つとなったエヴァートン戦での土壇場のゴールは、スタンフォードブリッジを熱狂させた。そして、ウェンブリーで行われたリーグカップ決勝のトッテナム戦でのジョン・テリーの先制点は、彼のフリーキックからのものだった。

セットプレーはウィリアンにとって大きな武器だったが、2015/16シーズンは12月までに6本のフリーキックをネットに流し込んだ。チームが不調であったことにより、彼のパフォーマンスがひと際目立ったこのシーズン終了時、ウィリアンは2つの個人賞を獲得した。

ウィリアンは2016/17シーズンもプレミアリーグで活躍したが、ペドロと親友のエデン・アザールがウィングを担っていたため、スタメンでの出場機会は少なかった。その中には、FAカップ準決勝でのトッテナム戦での2ゴール、マンチェスター・シティ戦でのカウンターでの1ゴールなどが含まれる。

2017/18シーズンには56試合に出場、13ゴールを記録し、チーム最多出場選手となった。3-5-2のフォーメーションに変更したことで、ベンチ入りを余儀なくされることも多かったが、2月と3月には5試合で5ゴールと、相変わらずの好調ぶりを見せていた。

その中でもすでに2度ポストに阻まれていた彼が決めたバルセロナ戦、そしてオールドトラフォードでの強烈なゴールが記憶に残る。

2018年の初めのブライトン戦では大量のリードからの駄目押しとなるゴールを決め、チームのシーズンベストゴールに選出された。これにより、ウィリアンはブラジル人としてオスカル、ラミレス、そしてジュリアーノ・ベレッチに続くこのアワードの受賞者となった。

FAカップとヨーロッパリーグ

個人タイトルに加え、ウィリアンはウェンブリーで行われたFAカップ決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で途中出場、1-0で勝利し初優勝を果たした。

昨シーズンも56試合に出場し、8ゴールを挙げ、ヨーロッパリーグでも優勝を果たす。ヨーロッパリーグでは、全15試合に出場し、グループステージの開幕戦では、初めてチェルシーのキャプテンを務め、アウェーでのパオク戦では、チームを勝利に導くゴールを決めた。

国内では、ウィリアンはペドロやカラム・ハドソン=オドイとローテーションを組んでいたが、カーディフ、バーンリー、ニューカッスル戦では見事なゴールを決めるなど、活躍の場を広げていた。

ウィリアンの最後のシーズンとチェルシーの戦績

2019年夏、ブラジルのコパ・アメリカ優勝に貢献したばかりのウィリアンは、かつてのチームメイトであるフランク・ランパードの下で、ブルーズのキャリアの中で最高のパフォーマンスを披露した。ランパードは、彼のプレーやプロとしての姿勢が多くの若い選手たちに手本になったと、称賛の言葉を送った。

攻撃の右サイドのレギュラーとしてウィリアンは、アザールが抜けたチームをリードする役割を果たした。彼の今シーズンのハイライトは、クリスマス直前のトッテナム戦でのゴールだった。彼はこの試合で2ゴールを挙げ、こけら落としとなるトッテナムの新しいスタジアムでチームを勝利に導いた。また、ロックダウン前の最後の2試合では、エリア外から2ゴールを決め、リーグ再開後もチェルシー選手として初めて3連続PKに成功し、チームをリーグトップ4に導いた。先月のリヴァプール戦が彼にとってブルーズでの最後の試合となった。

この試合は彼にっとってチェルシーでの339試合目だった。ウィリアンは63ゴール、そして62アシストを決めている。

ピッチの外では、ウィリアンは極めてフレンドリーで穏やかな性格だった。彼の笑顔をチーム全員が惜しむだろう。

トレーニングや試合では、ブラジル人としての才能と勤勉なメンタリティを兼ね備え、チェルシーの各監督から高く評価され、厳しいリーグにもかかわらず、怪我により長い間チームを離れることはほとんどなかった。

並外れた能力を持ち、5度のトロフィー獲得に大きく貢献し、ピッチの内外でチームの一員として活躍した。2013年、ウィリアンがチェルシー入団を決めた時、その後の7年間がこれほど喜びに満ちたものになるとは期待していなかっただろう。彼の見せた多くの素晴らしいプレーは私たちの記憶に残るだろう。今後の彼の活躍を心から応援している。

ウィリアンのファンに向けてのメッセージ

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