マッチレポート

引き分けに終わったプレシーズンマッチでティモ・ヴェルナーが得点

ティモ・ヴェルナーがプレシーズンマッチのブライトン戦でチェルシー初ゴールを決めるまでにかかった時間は、僅か5分だった、

アメックス・スタジアムで行われたこの親善試合、序盤から堅実なプレーを見せたチェルシーが、ヴェルナーのゴールですぐに先制する。後半早々ウィリー・カバジェロがPKをセーブし、ブライトンのシュートがバーに当たる場面もあった。終了間際にまたしてもPKを得たシーガルズ、今度はパスカル・グロスが落ち着いて決めて試合は1-1の引き分けに終わった。
 

このプレシーズンマッチは様々な意味で異様なものとなった。昨シーズンが終了してからたった3週間(対ミュンヘン戦)であっただけでなく、政府の支援を受けて試験的にスタジアムのバックスタンドにサポーターが入ることになったのである。

ブライトンのサポーター2500人がスタジアムでの観戦を許可され、ソーシャルディスタンスを維持するために1人につき2席ずつ間隔が置かれた。チェルシーのファンは招待されず、自主隔離中のトップチームの選手たちも召集されなかった。

このため、ベンチには多くのアカデミー生が入ったが、スタメンはよく知るトップチームのメンバーで、新加入のヴェルナーとツィエクが入り、エンゴロ・カンテがキャプテンマークをつけた。

この試合の背番号は必ずしも来季の公式な番号とは一致しないことに注意が必要だ。

試合開始すぐにリース・ジェイムズがシュートを打つが、これはバーの上に。そのすぐあとツィエクが右サイドからペナルティエリアにループパスを出し、それをカラム・ハドソン=オドイが落として最後にヴェルナーが近距離からゴールを決めた。ブライトンのマークが緩かったとも言えるが、チェルシーがこの好プレーで先制点を挙げる。ブライトンのファンは線審が後でフラグを上げたため、オフサイドだったと抗議したが、主審の判定は覆らなかった。

チェルシーのポゼッションから生まれた先制点だったが、前半中盤はブライトンがボールを支配し、ブルーズは守備に回る。先シーズンバーミンガムでプレーしたジェイク・クラーク=ソルターがポジショニングの良さで相手チームの攻撃をよく止めていた。
 

その後ハドソン=オドイが中に切り込みシュートを打つが、マット・ライアンに止められ、コヴァチッチとカンテがコンビネーションでブライトンのディフェスを崩すが、チャンスを活かせず前半は1-0で終了する。

後半はセサル・アスピリクエタ、トニー・リュディガー、そしてウィリアム・カバジェロが出場。すぐにコーナーからのプレーでリュディガーがエリア内でルイス・ダンクに対しファールを犯しPKとなる。しかしニール・モペイのシュートはカバジェロが反応よくセーブした。

そしてそのすぐあと、膝をひねったツィエクが負傷退場。試合後ランパードは怪我の状況は今後様子を見ると語った。

後半の見どころは、FKからカバジェロが届く前にアダム・ウェブスターが頭で合わせたシュートがクロスバーをかすめたこと、パスカル・グロスのFK、そして多くの選手交代があったことだった。

この中にはライプツィヒにレンタル移籍していたイーサン・アンパドゥ、シュートを惜しくもヘディングでクリアされたアカデミー1年生ハーヴェイ・ヴェールが含まれる。

試合終了間際ブライトンがこの試合2つ目のPKを獲得。アンパドゥのアーロン・コネリーに対するファールだった。アスピリクエタはこの判定に抗議したが、カバジェロはグロスのシュートは止めることができなかった。

その後オリヴィエ・ジルーがチャンスを掴んだが、シュートはセーブされ、試合は1-1の引き分けに終わった。

チェルシーはこのスタジアムで9月14日にプレミアリーグ開幕戦に臨む。

チェルシー:ケパ(カバジェロ46)、ジェイムズ(ローレンス66)、クリステンセン(アスピリクエタ46)、クラーク=ソルター(リュディガー46)、アロンソ(マートセン66)、カンテ(アンパドゥ 61)、コヴァチッチ(ベイカー 61)、ロフタス=チーク(ヴェール72)、ツィエク(ギャラガー54)、ヴェルナー(ジルー61)(カスティーリョ90+2)、ハドソン=オドイ(マコーミック72)
サブ:バクスター、パート=ハリス
得点者:ヴェルナー4
 

チェルシーからその他