今週のカラバオカップ対バーンズリー戦に向けて、過去の戦績などを振り返る。
チェルシーvsバーンズリーの過去の戦績
チェルシーとバーンズリーは過去にリーグカップで対戦したことがない。
最後に対戦したのは2008年3月で、アヴラム・グラント監督時代、アウェーでのFAカップ準々決勝だった。バーンズリーのカヨデ・オデジャイが後半にこの試合唯一のゴールを決めた。バーンズリーは、その後ウェンブリーでの準決勝でカーディフに敗れた。
チェルシーは直近のリーグ・カップのバーンズリー戦4試合ですべて勝利しており、12得点を挙げている。タイクス(バーンズリーの愛称)は2部リーグにいた37年前の1983年3月、ノーマン・ハンター監督時代にブリッジでチェルシーの勝利している。
ブリッジでの最後の試合
チェルシー2バーンズリー0
1998年1月31日プレミアシップ15時キックオフ
チェルシー (3-5-2): デ・フーイ;デュベリー、ルブフ、クラーク;シャルヴェ、ペトレスク、ニュートン(ニコルズ46)、ワイズ(シンクレア79)、ル・ソー;ヴィアッリ、M・ヒューズ
サブ ヒッチコック、ゾラ、フロー
監督 ルート・フリット
得点者 ヴィアッリ22、M・ヒューズ47
バーンズリー (4-4-2) ワトソン;イーデン、デ・ゼーヴ、モーゼス、バーナード;バロック、ボサンチッチ(リデル80)、レッドファーン、シェリダン(モーガン56;);フィヨルトフト(ヘンドリー66)、ワード
サブ リーズ、フリストフ
監督 ダニー・ウィルソン
主審 ジェフ・ウィンター
観客 34,442人
最多得点:
チェルシー6-0バーンズリー 1905/06 2部リーグ
バーンズリー0-6チェルシー 1997/98 プレミアリーグ
バーンズリー4-0チェルシー 1998/89 FAカップ
バーンズリーのブリッジでの最多得点勝利は1982/83シーズン2部での3-0
チェルシーのスタッツ
10年連続でリーグカップ・ラウンド4進出を狙うチェルシー。
ラウンド3での敗戦は2010/11のニューカッスル戦(4-3)に遡る。二コラ・アネルカのPKによる同点弾の3分後、アディショナルタイムにショラ・アメオビが決勝点を決めた。
21世紀に入ってラウンド3で敗退したのは2005/06のチャールトン戦(PK戦)と2000/01アンフィールドでのリヴァプール戦の2回のみ。
リーグカップにおいて最後に下部リーグのチームに敗れたのは、ブリッジで延長戦の後PKで決着となった2008年ラウンド4のバーンリー戦だった。90分間での最後の敗戦は対ハダースフィールドの試合となる。
記録
マテオ・コヴァチッチは、次の試合がチェルシーでの100試合目となる。
ジョルジーニョはリヴァプール戦でチェルシーでの試合出場数を100とした。
バーンズリーのスタッツ
先シーズン
チャンピオンシップ – 20位
FAカップ – ラウンド4
カラバオカップ – ラウンド1
チーム得点王:コーリー・ウッドロー15得点
バーンズリーのリーグカップ最高記録は1981/82シーズンの初めてで唯一の準々決勝進出で、リプレーの末リヴァプールに敗れた。
バーンズリーは1998年にプレミアリーグから降格し、それ以降チャンピオンシップへの参加は16回目となる。この間3回リーグ・ワンに降格している。
昨季ノッティンガム・フォレストとブレンフォードとの試合でアディショナルタイムに得点したことで、バーンズリーはリーグ降格を避け、チャンピオンシップに残留した。
バーンズリーは今シーズンのリーグ戦で2試合無得点、先週の土曜、前後半に一人ずつ選手が退場処分となったレディングとの試合は0-2で敗れている。
タイクスがリーグカップ・ラウンド3に進出したのは、ウェンブリーでトットナムに0-1で敗れた2017/18以降初めてのことである。
バーンズリーは2009/10シーズン、ラウンド4に進出したがアウェーでマンU相手に2-0で敗れた。
バーンズリーのラウンド3までの試合結果
ラウンド1:ノッティンガム・フォレスト(H)1-0(得点:ウッドロー)ラウンド2:ミドルスブラ(A)2-0(得点:シュミット、ウィリアムズ)
2009年にプレミアリーグのチームでオーウェン・コイル監督率いるバーンリーを破った時(ホーム・ラウンド3:3-2)の監督はマーク・ロビンスだった。
タイクスがアウェーで最後にプレミアリーグのチームに勝利したのは2007/08シーズンのFAカップ・ラウンド5対リヴァプール戦で、サイモン・デイヴィーが監督を務めていた。
オーストリア人のゲルハルト・ストゥルーバーは2019年11月バーンズリーの監督に就任した。チェルシーとの対戦歴はない。
カラバオカップ・ラウンド2でのバーンズリーの布陣
9月15日(火)
ミドルスブラ0バーンズリー2
3-4-3: コリンズ;ゾルバウアー(ホーム69)、ヘリック、アンデルセン;ルドウィッグ(スタイルズ(46)、モワット(C)、リッツマイアー、ウィリアムズ;トーマス(ウッドロー31)、シュミット、フリーザー
得点: シュミット22、ウィリアムズ34
2020/21シーズン得点者(全大会)
シュミット、ウィリアムズ、ウッドロー各1点ずつ
出場停止処分
アンドレアス・クリステンセンとバーンズリーのミカル・ヘリック、そしてまっず・アンデルセンは週末退場処分を受け出場停止となる。
イエローカードはその大会のみ累積する。カラバオカップでは2枚イエローカードを受けると次の試合出場停止となる。準決勝からそれまでのイエローカードが帳消しとなるため、警告累積で決勝を欠場することない。
主審
ダレン・ボンドは先シーズン2試合バーンズリーの試合で主審を務めた。ウェストブロム戦では11枚のイエローを出した。チェルシーの試合で笛を吹くのは初めてである。