フランク・ランパードがPK戦の末敗退したカラバオカップ4回戦の試合後のインタビューで、メイソン・マウントをサポート、エドゥアール・メンディを称賛し、ジョゼ・モウリーニョについても語った。
ブルーズは試合終盤までティモ・ヴェルナーのクラブ初得点により1-0でリードしていたが、84分にエリック・ラメーラに同点弾を決められ、延長なしのPK戦で敗退、2シーズン前の準決勝同様、スパーズに敗北を喫した。
残念ながら、9人が連続で成功したPK戦で、マウントがシュートを左に外してしまった。
その場面を振り返る前に、ペースを握った前半や相手に追い上げられた後半を含む試合全体について語った。
「試合を支配していたし、ポゼッションから見てももっと点を取るべきだった。もう何回かチャンスはあったからね。」
「トッテナムは途中から戦術を変え、ロングパスを使うようになった。それにより前半功を奏したチェルシーのプレスの効果があまりなくなってしまった。前線でプレスをかけるよりも、後退しなくてはならなく、難しい試合運びとなった。」
「後半もっとボールをうまく回すべきだったし、スパーズのフィジカルなプレーにも対応すべきだった。彼ら同様チェルシーにも何回かチャンスはあった。あと1点入れていれば試合に勝てていた。」
最も大事な局面でPKを失敗したマウントに対しランパードは次のように語った。
「悲観すべきことではない。カラバオカップ敗退という残念な結果になったけど、メイソンはまだまだこれからこのクラブ、そして代表で大事な試合に臨むだろうし、チームに勝利をもたらしてくれるだろう。」
「彼のことはいつもサポートする。チームのみんなもそうしてくれるだろう。PKを失敗するというのは、このような試合では個人ではなくチーム全体が共有するものなんだ。」
メンディのデビューについて
「良かったと思う。いくつか好セーブもあったからね。ボールに触れる機会はあまりなかったし、クロスもファンブルしたけど、ポジティブにプレーしていたのは悪くない。彼のデビューを率直に喜んでいる。」
前半にはランパードとモウリーニョの間でやり取りがあったが、モウリーニョはランパードに、チームが勝っているときでなく負けているときに監督が主役になるべきだと語ったという。
「彼とはラインの外で色々とやり取りがあった。ジョゼとは仲がいいし、彼もそう思っている。自分の選手よりもレフリーに話しかけていることが多かったから、それを指摘しただけだよ。」
「タッチラインで何を言おうが、彼へのリスペクトは全く変わらない。前半チームが苦しんでいたこともあったんだろう。試合が終わればすべてが終わる。仲の良さは今まで通りだよ。」