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勝利が全て―チアゴ・シウバの道のり 後編

キャリアの中で数々の勝利を収めてきたチアゴ・シウバは、多くの経験を基にブルーズをトップクラブに導こうとしている。

独占インタビュー後編では、シウバがロシアでの重病を含めチェルシーに入団するまでのキャリアを振り返る。

リオデジャネイロでサッカー選手になること、青年期サッカーが与えた影響、幼少期について聞かせてください。

難しい幼少期を過ごしたんだ。犯罪に手を染める可能性もあった。だけど、ずっとサッカー選手になることを夢見てたし、その夢があったから正しい道を進むことができた。

クスリは周りにまん延していたけど、手を付けたことはない。自分の夢とはかけ離れていたからね。

難しい時期もあったけど、今振り返れば多くのことを犠牲にした甲斐があった。友達は夜も遊んでいたけど、自分は翌日の練習のために家に帰って寝ていたんだ。

ありがたいことに正しい選択ができたし、そのことについて満足している。だけどまだまだチェルシーでやることが残っているから、全てにおいて満足しているわけではない。

若手時代、ロシアで重病にかかるなど難しい時期を過ごしました。その時期のことや、どのように克服したかを教えてください。

ジュベントゥージからポルトに移籍したんだ。18か19歳の頃だったと思う。残念ながら、ポルトではBチームに入った。

2005年頃ディナモ・モスクワ時代に病気になった。結核に感染して、ヨーロッパでのキャリアを一度諦めることになった。疲労感や胸の痛みがひどかったよ。だからその年は大変だった。

一度ブラジルに戻って3年間フルミネンセでプレーした。2年連続で最優秀センターバックに選ばれたんだ。その後ミランに移籍して、ネスタやマルディーニから多くを学んだ。

それからはすべてがうまくいって、ヨーロッパで素晴らしいキャリアを築き上げることができた。

ミランは世界的なクラブで、フランコ・バレージはあなたを後継者と認めました。イタリアの守備から何を学びましたか。

ミラン時代はすべてがうまくいった。バレージの言葉により自分に自信を持つこともできた。マルディーニ、そして特にネスタには本当に感謝している。2年間彼とプレーして多くのことを学んだんだ。

チェルシーでもマルセル・デサイー、ジョン・テリー、そしてリカルド・カルバーリョなどの偉大なセンターバックがプレーしました。彼らのプレーは見ていましたか。

もちろんたくさん観たよ。トッププレーヤーからは多くのことを学べるからね。それ以外に成長する方法はないと思う。彼らはトップレベルの守備を見せることで、意識することなく世界中のセンターバックに多くを教えてくれた。

同じセンターバックとして多くを学んだ。対戦したこともあるけど、特にジョン・テリーは参考になった。偉大な選手から多くを学び、自分のキャリアやプレーに繋げるんだ。

彼らと同じプレースタイルではないかもしれないけど、同じ目標を持ち、同じように試合を読むんだ。彼らのプレーを見るだけで多くを学ぶことができた。

PSGでは何度もリーグ制覇を達成し、ブラジル代表としてもコパ・アメリカで優勝しました。このような経験により、優勝だけを目標とし、負けることを許さないメンタリティーを築き上げることができたと思いますか。

全くその通りだね!夢を持って、色々チャレンジしなくてはならない。自分は子供のころからそうだった。試合に負けると母が「気持ちはわかるけど負けることもある」と言ってくれたけど、それを認めることはできなかった。

そうはいってもチャンピオンズリーグ決勝のように、サッカーでは勝ちたいのは相手も同じだから、しっかりと準備して相手を上回らなくてはならない。バイエルンは周到に準備して勝利したと思う。PSGに残留していたらあの経験を活かしさらにチームはよくなっただろうけど、負けるのは嫌なんだ。勝つことしか考えていないんだ。

出場するため、経験を活かすためにチェルシーに来たわけではない。勝つためにここにいるんだ。みんなそれについてもっとわかってほしい。チェルシーが勝つために全力を尽くす。ディナーや観光のためにロンドンに来たわけではない。サッカーをしに、仕事のために来たんだ。そのために今トレーニングを積んでいる。

リーダーの素質を持つ監督がいるこのチームで、今シーズンのタイトルを獲得したい。

インタビュー前編

このインタビューは、チェルシーの公式マッチデー・プログラムに掲載されたものです。

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