分析

データから見るセビーリャ戦:守備を牽引したチアゴ・シウバ

火曜日のセビーリャ戦をデータから見ると、チェルシーはチーム全体で相手の攻撃を抑えたことがわかる。

多くのタックル、パスが成功

先週末のプレミアリーグ対サウサンプトン戦での3失点したチェルシーだが、チャンピオンズリーグ初戦セビーリャとの試合は守備を修正し相手に得点を許さなかった。

フランク・ランパードがチェルシーの監督に就任してから63試合となるが、0-0の引き分けは初めてとなり、最後のスコアレスドローは2019年5月まだマウリツィオ・サッリが監督だったアウェーでのレスター戦だった。

セビーリャ戦ではチアゴ・シウバとジェイムズ、そしてメンディがスタメン入りし、データからも守備の数値に改善が見られた。

ジェイムズは6度タックルを成功させ、両チーム合わせてトップとなった。さらに3度相手のチャンスを防ぎ、1度シュートをブロック、ファールは1回も犯さなかった。さらに攻撃では5回クロスを提供した。

試合後ランパードはチアゴ・シウバのプレーを称賛したが、彼の影響はチェルシーがボールをキープしている時に際立っていた。シウバはチーム最多となる60本のパスを出し、成功率は90%と数分間だけプレーした選手を除きチームトップを記録した。

彼のヒートマップを見ると、中央だけでなくサイドでもセビーリャのカウンターを阻止していることがわかる。

パスミスは短距離が1回、中距離も1回、長距離のパスは11本中6回成功している。

チアゴ・シウバとカイ・ハフェルツの連携が目立ち、4回パスを繋いでおり、クリスチャン・プリシッチ、ティモ・ヴェルナー、そしてメイソン・マウントもシウバからパスを受け取っている。

ランパードはプレースタイルがイングランドのものに近いセビーリャ相手に、ボールをキープするのではなく、ロングボールを供給する戦術を取った。519本のパスのうち63本がロングパスで、セビーリャは623本中88本だった。

セビーリャは17回クロスを上げたが、チェルシーは失点することなく、メンディは2回セーブした。チェルシーの枠内へのシュートは4本となった。

攻撃陣のデータ

攻撃に関しては、最もゴールに近づいたのがシュート3本中2本を枠内に放ったヴェルナーだった。続いてクル・ズマが2回シュートを打ち、そのうちの1本はコーナーからのヘディングシュートで相手GKがセーブした。

この試合最も多くチャンスをつくったのがベン・チルウェルとセビーリャのイヴァン・ラキティッチで、両者とも2度決定機を演出した。怪我から復帰したプリシッチは3度ドリブルで突破し、前の試合の2回を超えた。

試合後にコメントを残したチルウェルは、クリーンシート達成に関しチーム全体のパフォーマンスを称賛し、ウィンガーや中盤の選手が守備に貢献したと語った。

データを見ると、ジェイムズの次にタックルを試みたのが5回のハフェルツ(そして3度空中戦を制した)、61分と64分に途中出場したハキム・ツィエクとマテオ・コヴァチッチも、タックル数はそれぞれ3回と5回となった。

過去のデータ

下のツイートに加え、ランパードは1992年のチャンピオンズリーグ以降、2回チャンピオンズリーグに臨んだ2人目のイギリス人監督となった。最多記録はニューカッスルの監督だったボビー・ロブソン(1993/94、1998/99、2002/03)となっている。

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