マッチレポート

マッチレポート:クラスノダール 0 チェルシー 4

アウェーで相手を圧倒したこの試合、初めてのフル出場となったハキム・ツィエクが初ゴールを決め、チェルシーは3連続クリーンシートを達成した。

前半にPKを失敗し、後半途中までペースが上がらなかったが、1万千人の観客の前でチェルシーが楽な試合運びで大勝した。なお、この試合アブラモヴィッチもスタンドで観戦した。

ジョルジーニョがPKを失敗し先制点とはならなかったが、その後前半終了前にカラム・ハドソン=オドイがチャンピオンズリーグ初得点を決めた。このゴールはキーパーのミスによるものであったが、チェルシーは前半を1-0で折り返すことができた。

クラスノダールは何度か良い攻撃を見せ、1点差が続き緊張感が高まり始めるが、試合終了15分前に追加点が入る。

まずヴェルナーがPKを決めチェルシー移籍後チャンピオンズリーグ初得点を記録。そしてヴェルナーのパスを受けたツィエクが3点目を決めた。さらに終了間際にプリシッチが駄目押しとなる4点目を入れ、チェルシーはロシアのチーム相手に好成績を維持した。4ゴールと攻撃陣の滑らかな動きはランパードにとって朗報だろう。エドゥアール・メンディと守備陣も失点を許さず、3試合連続クリーンシートを達成した。

スタメン

ランパードは週末のマンUと比べスタメン4人の選手を替え、4-2-3-1の布陣で試合に臨んだ。守備陣ではトニ・リュディガーがシーズン初出場、ツィエクは初めてのフル出場となり、ハドソン=オドイとマテオ・コヴァチッチもスタメン入りした。

逃したチャンス

1万1千人の観客の前でまず攻勢に出たのはホームのクラスノダールだった。メンディが開始4分にダニール・ウトキンの左澄江のシュートをセーブする。

3月からスタメン出場がなかったツィエクがうまく振り向きエリア内から右足でシュートを打つが、クラスノダールGKサファノフがセーブする。

13分にはツィエクのパスを受けたアスピリクエタが低いクロスを上げ、DFカイオより先にボールに触れたティモ・ヴェルナーが倒されPKと判定される。

しかしこのチャンスでジョルジーニョのシュートはポストに当たり、キーパーの背中に跳ね返ったボールに走りこんだヴェルナーがシュートを打つがブロックされてしまう。

この後すぐミスの代償となるピンチが訪れるが、ヴィリェナのシュートはズマにあたり枠を外れる。

チェルシーの先制点

ランパードはパスの回転を速くしクラスノダールの中盤を崩すことをチームに要求し、前半終了8分前にようやく先制点が決まる。

ベン・チルウェルの正確なロングボールから前線でツィエク、ヴェルナー、そしてハフェルツがテンポよくボールを回し、ハドソン=オドイにボールが渡る。ハドソン=オドイのシュートはコースが良くなかったが、相手GKがこれをこぼしボールはゴールラインを割った。もちろんハドソン=オドイは彼にとってのチャンピオンズリーグ初得点がどのように決まったか気にしないだろう。

ハーフタイム直前にハフェルツがヘディングでゴールを狙うが得点とはならなかった。良い試合とは言い難いが、堅実なプレーを見せたブルーズは1-0で前半を終えた。

息つく暇

後半にはハフェルツの好プレーからパスを受けたツィエクが左サイドから切り込むが、シュートはサファノフにセーブされる。クラスノダールもチャンスをつくるが、マーカス・ベルグのシュートはメンディがセーブする。

残り時間20分のところでランパードはコヴァチッチ、ジョルジーニョ、ハドソン=オドイに代えてメイソン・マウント、エンゴロ・カンテ、そしてクリスチャン・プリシッチを投入する。

プリシッチの初シュートはマルティノヴィッチの手にあたり、審判はPKと判定。これをティモ・ヴェルナーが落ち着いて決めて2-0とした。

試合終了前のプレッシャー

その3分後、マウントが中盤で競り勝ち、プリシッチがヴェルナーにパスを送る。振り向いたヴェルナーのパスをエリア内で受けたツィエクが左足で対角線にシュートを決め、チェルシー初得点を挙げた。

このプレー後にツィエクとこの日も良いパフォーマンスを見せたチルウェルに代わって、タミー・エイブラハムとエメルソンが投入された。

試合終了間際にはエイブラハムからのパスを受けたプリシッチがエリア内から強烈なシュートを打ち4点目を決め、チェルシーが大量得点でアウェーゲームを制した。

グループEの状況

ランパード監督就任後CLアウェーでの3勝目となった今日の勝利により、チェルシーは暫定で首位となり、セビーリャ対レンヌの試合結果を待つことになる。次の2試合は代表戦によるブレーク前後のレンヌとの対戦となり、初戦は来週ブリッジで行われる。

チェルシー(4-2-3-1):メンディ;アスピリクエタ(C)、ズマ、リュディガー、チルウェル(エメルソン80);ジョルジーニョ(カンテ71)、コヴァチッチ(マウント71);ツィエク(エイブラハム80)、ハフェルツ、ハドソン=オドイ(プリシッチ71);ヴェルナー

サブ:カバジェロ、ジガー、ジェイムズ、トモリ、クリステンセン、ジルー

得点者:ハドソン=オドイ37、ヴェルナー(PK 76)、ツィエク79、プリシッチ90

クラスノダール(4-2-3-1):サファノフ;スモルニコフ、カイオ、マルティノヴィッチ、チェルノフ;ウトキン(スレイマノフ74)、ヴィリェナ;オルソン(スペルツァン 82)、ガジンスキ、ラミレス;ベルグ(C)

サブ:ゴロドフ、シニツィン、クトヴォイ、サブア、リトヴィノフ

警告:オルソン22、マルティノヴィッチ74

主審:Ali Palabiyik(トルコ)

チェルシーからその他