マッチプレビュー

PRE-MATCH BRIEFING:チェルシーvsレンヌ

 水曜の夜、チェルシーはブリッジで今季チャンピオンズリーグ・グループステージ3試合目となるレンヌ戦に臨む。この試合を前にチェルシーのクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。

前節イングランドのクラブとしてロシアのクラブに対して史上最多得点差で勝利したチェルシーは、ホームのブリッジでCL初出場のレンヌと対戦する。

ブルーズはこれまでフランス勢に対しホームで9試合中5勝1敗、一方のレンヌは過去にインタートトカップでアストンヴィラと、そしてヨーロッパリーグでアーセナルと対戦し、アウェーでは2試合とも負けている。

レンヌはヨーロッパでアウェー5連敗中、そのうち4試合は昨シーズンに行われたものである。レンヌのヨーロッパでのここ18試合の一試合あたりの失点は1.5となっている。

一方のチェルシーは、セビーリャとリヴァプールとともに今大会まだ失点がない。この試合でクリーンシートを達成すると、2009/10(この時は3連勝)、2008/09、2005/06以来の3試合連続無失点となる。

チェルシーは全大会合わせて8試合連続負けなしを狙う。

photo of 主なデータ 主なデータ

チェルシーのニュース

時に攻撃を改善するためにはディフェンスを強化する必要がある。ホームで3-3に終わったサウサンプトン戦から、チェルシーは4試合連続クリーンシートを達成した。最初の2試合はスコアレスドローだったが、その後失点することなく7得点を挙げた。

バーンリー戦での勝利は、フランク・ランパードがチェルシーの監督に就任して以来、最も良いパフォーマンスを見せた試合の一つに数えることができるだろう。4-3-3の布陣でこの夏に加入した6選手全てを起用し、中盤でプレーしたメイソン・マウントとカイ・ハフェルツが何度もチャンスをつくった。

ツィエクのプリミアリーグ初ゴール、ブルーズの4試合連続クリーンシート

チェルシーの連携をスムーズにさせたのがフルバックのベン・チルウェルとリース・ジェイムズ、そして復調しここ208分で2ゴール1アシストを記録したハキム・ツィエクだった。

開幕からこれまで多くの選手が起用されたが、バーンリー戦ではウォームアップで違和感を訴えたクリスチャン・プリシッチに代わり、ティモ・ベルナーがまたもやスタメン出場した。

今夜の試合で勝利すると、ブルーズは今月後半に行われるレンヌとのアウェー戦を前に、グループEの首位を維持することができる。ターンオーバー(選手の入れ替え)は重要だが、それよりも勝ち点3を獲得することが最優先となる。そのためにもランパードはバランスの取れた選手起用をするだろう。

プリシッチが欠場する場合、カラム・ハドソン=オドイの起用もあり得るだろう。そして週末に休みを取ったキャプテンのセサル・アスピリクエタ、祖国のチームに対してオリヴィエ・ジルーが出場する可能性もある。4-3-3から布陣を変える場合、ジョルジーニョとマテオ・コヴァチッチもエンゴロ・カンテと共に出場するチャンスがある。

チャンピオンズリーグでゴールを決めたカラム・ハドソン=オドイ

レンヌはこれまで決めたゴールのうち3分の1をセットプレーから決めているが、同様に失点も重ねている。2012/13シーズン、18歳の時サンテティエンヌの選手としてフランクリーグカップ決勝でレンヌを破ったクル・ズマが、相手にとって脅威となるだろう。

バーンリー戦でもコーナーキックからヘディングシュートを決めたズマは、今季既に自身の記録を更新する3得点を挙げている。このうち2点がヘディングによるもので、プレミアリーグでこの記録を上回るのはエヴァートンのドミニク・キャルバート=ルーウィンだけである。

チャンピオンズリーグ 2020/2021
1チェルシー21104044
2セヴィージャ21101014
3クラスノダール201115-41
4レンヌ201112-11

やっと勝利を掴んだレンヌ

ここ5試合勝利のなかったレンヌだが、土曜日にアウェーでブレストを2-1で破った。L’Equipeは1-0で敗れたセビーリャ戦、終始相手にペースを握られ、レンヌにいいところはなかったと報道した。データで見ると、最もパスの交換が多かったのがGKアルフレッド・ゴミスとCBダミアン・ダ・シウバだった(12本と9本)。

セビーリャ戦では、スティーヴン・エンゾンジが欠場(出場停止が解け今夜は出場可)、10代の期待の若手エドゥアルド・カマヴィンガが怪我で離脱する中、ジョナス・マルタンがキャプテンのバンジャマン・ブリジョーとクレマン・グルニエの間で守備的MFを務めている。

チェルシーとの試合に出場するスティーヴン・エンゾンジ

相手のポゼッションが長く続き、ウィンガーのジェレミー・ドクとマルタン・テリエはポジションを下げ、CFのセール・ギラシ は前線で孤立することが多くなった。

一方のセビーリャはシュート23本、そのうち8本は枠内でGKゴミスは対応に追われた。レンヌは後半にカウンターからエリア内でフリーの状態でクロスを受けたルーク・デ・ヨングにこの試合の決勝点となるゴールを決められた。

ジュリアン・ステファン監督は試合後、CL初出場となるチームは敗戦から多くを学ぶだろうと語った。彼はロンドンでもディフェンスを固めカウンターを狙うだろうが、ユーヴェからレンタル移籍中のダニエーレ・ルガーニはセビーリャ戦で負傷し、この試合を欠場することになる。

チェルシーからその他