マッチプレビュー

PRE-MATCH BRIEFING:ニューカッスル・ユナイテッドvsチェルシー

代表戦が終わり、これから年末まで休みなしの連戦が続く。週末ブルーズは、国内最長距離の移動となるアウェーでのプレミアリーグ・ニューカッスル戦に臨むが、この試合を前にクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。


シーズンの4分の1が終わろうとしており、これから新年までに11試合を消化することになるブルーズは、現在リーグ5位で昨季の同節よりも4ポイント多く獲得している。

過去の戦績から見て、リヴァプールとアーセナルに次いでチェルシーがアウェーで最も苦手とするニューカッスルだが、プレミアリーグ得点トップのブルーズは今季アウェーで負けなしとなっている。

代表戦によるブレークから帰ってきた選手たちにとって、土曜日の12時30分キックオフ(日本時間午後9時30分)というのは特に厳しいスケジュールとなる。

戻ってきた選手たちは木曜日までにコロナウィルスのテストを受けなくてはならなく、ランパードはこのパンデミックにより欠場選手が増える中、交代選手枠を5に戻すことを訴え続けている。

フランク・ランパードが5人交代制について語る。

ニューカッスルで勝利すると、リヴァプールvsレスターとトッテナムvsマンCの試合が行われるまで、チェルシーはリーグ首位に立つことができる。チェルシーより上位のもう一つのチーム、サウサンプトンはアウェーでウルブスと対戦する。

チェルシーはリーグ戦ここ5試合で3点以上得点しており、負けがない。

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チェルシーのニュース

昨季行われたセイント・ジェームズ・パークでの試合は、アラン・サン=マクシマンのクロスからアイザック・ヘイデンがヘディングシュートを決めてニューカッスルが1-0で勝利した。この試合、スティーブ・ブルース監督は5-4-1の守備的布陣でチェルシーに70%のポゼッションを与えた。

ニューカッスルの守備陣は堅守を見せ、チェルシーは得点を決めることができなかった。今回は運動量、創造力、そして攻撃力で前回とは異なる結果を期待したいところだ。忍耐力もカギとなるだろう。今季セイント・ジェームズ・パークでは後半終盤15分に全体の半数ほどのゴールが決まっている。

チェルシーは今季全大会合わせて34ゴール決めており、ティモ・ヴェルナーが8点、カイ・ハフェルツが4点、ベン・チルウェル、ハキム・ツィエクが2点、そしてチアゴ・シウバが1点と、その半数が新規加入選手によるものだ。さらに彼らは13アシストも提供している。

今シーズンチェルシーの全てのゴール

代表戦でも彼らは好調を維持し、ツィエクはモロッコ代表で3得点、カラム・ハドソン=オドイは英U21代表で2点、メイソン・マウント、エンゴロ・カンテ、オリヴィエ・ジルー、そしてジョルジーニョもゴールを決めている。

ティモ・ヴェルナーはクラブ・代表合わせて10試合で10得点と絶好調で、コヴァチッチもクロアチア代表で2得点している。

アフリカカップでゴール決めたツィエク

ツィエクの鋭いクロスとチャンスを生み出すパスは、守備的な相手に非常に有効な攻撃手段となるだろう。ブルーズはチアゴ・シウバのシェフィールド・ユナイテッド戦での得点など、ディフェンス陣が7ゴールを決めている。セットプレーからの得点は武器となるが、それ以外にも様々な方法でゴールを決めることができている。

このところ負けがなく好調を維持しているチェルシーにおいて、守備陣はメンバーがほとんど変わっていない。しかし、木曜に戻ったチアゴ・シウバは召集されない。10月の代表選後のサウサンプトン戦(エドゥアール・メンディも欠場)では、アンドレアス・クリステンセンが代わりに出場した。

10代の期待の若手、ビリー・ギルモアは水曜日のEFLトロフィーの試合で復帰し、カイ・ハフェルツもコロナ陽性による隔離から戻ってトレーニングを再開した。しかしクリスチャン・プリシッチはまだ怪我から復調していない。

欠場する選手が多い中、火曜日に英U21代表でマン・オブ・ザ・マッチになったハドソン=オドイをいつ起用するかがカギとなるだろう。

再構築されたマグパイズ

ニューカッスルはサウサンプトン戦での2-0の敗北を克服する必要がある。マグパイズは守備面では失点数はリーグ9位、攻撃面では13位(マンCと同位)で、現在のリーグ順位を反映している。

ブルース監督はホームでも守備的布陣の5-4-1か5-4-2を敷く可能性がある。守りを固めてサン=マクシマン、アルミロン、そしてジョエリントンに攻撃を託す戦術で、元ボーンマスFWカラム・ウィルソンのポストプレーを主体とするだろう。

移籍料2千万ポンドでニューカッスル・ユナイテッドへ加入したカラム・ウィルソン

ニューカッスルはシュート数でリーグ最下位となっており、今季バーンリーから加入したジェフ・ヘンドリックの台頭により、昨季決勝点を決めたアイザック・ヘイデンの出場機会が減少している。

2週間前のサウサンプトン戦では相手のプレッシャーに苦しみ、ボールロスから2失点を喫した。ブルース監督が言うように、相手へのプレゼントとなったゴールを献上しないためにも、前線の2人に素早くボールを預けるプレーをここ1週間トレーニングで磨いている。

コンスタントに得点を決め代表にも召集されたカール・ダーロウだが、ブルーズとの対戦成績は全廃となっており、けがで欠場するマルティン・ドゥーブラフカはチェルシー相手に5試合で2勝している。

今季ニューカッスルは怪我に悩んでおり、ライアン・フレイザーが欠場し、アルミロンが代表戦から長距離移動を強いられる中、ハムストリングに不安を抱えるウィルソンを起用するか監督は決断を迫られている。週半ばにEFLトロフィーで2得点した10代のMFエリオット・アンダーソンが試合に出場する可能性もあるだろう。

チェルシーからその他