マッチプレビュー

PRE-MATCH BRIEFING:チェルシーvsリーズ・ユナイテッド

ファンにとってブリッジでの観戦は久しぶりになるが、リーズがこのスタジアムを最後に訪れたのはさらに前のことになる。この古くからのライバルとの試合を前にクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。

シーズンの4分の1が終わり、チェルシーは勝ち点19でプレミアリーグ3位、首位のトッテナムとリヴァプールを2ポイント差で追っている。ブルーズは現在の無敗記録をリーグ・カップ戦合わせて16(PK戦を除く)、リーグ戦では9に伸ばしたいところだ。

ランパードにとって昇格組のリーズとの試合はプレミアリーグ49試合目となり、既に25勝している(ケヴィン・キーガンは1993/94シーズンにニューカッスルで50試合中30勝している)。今季先制してからの敗北はまだない。

土曜の試合はブリッジにファンが入ることが予定されている2試合のうちの初戦となり、これは9か月ぶりのことである。

リーズは2004年5月以来ブリッジでプレーしておらず、そのシーズン、リーグ降格までフラム・ロードでの最後の3戦すべてを落としている。実際、リーズはロンドンで24試合中17敗しており、唯一の勝利は2017年12月に行われた対QPR戦である。

2004年プリミアリーグ、リーズUとの対戦

ブルーズは8年前にアウェーのランド・ロードでリーズに5-1で勝利している。

チェルシーはリーズ相手に1937年以来のホーム4連勝を狙う。

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チェルシーのニュース

リーグ3位のチェルシーは好調を維持したまま土曜の試合を迎える。今季リーグでパス数、そして得点数は最多となっている。

水曜にアウェーでセビーリャに4-0で勝利したことは、複数の意味で重要である。グループリーグ首位突破が決まり、スペインでクラブ史上最多得点を記録、多くの選手を入れ替えたがリズムを崩すことなく、ゴールを量産しクリーンシートを達成した。一言で言うと、完璧な夜だった。

完璧なパフォーマンスを見せたジルー

3日後のリーズ戦では、十分にエネルギーを蓄える時間を取れたトリッキーな相手との試合になる。フランク・ランパードは2年前にビエルサのチームとチャンピオンシップ、そしてプレーオフで4度対戦している。

セビーリャ戦でトッテナム戦と比べ9人の選手を入れ替えたのは、リーズの激しいプレーへの対策だったかもしれない(だがリーグ戦全試合出場はエンゴロ・カンテとティモ・ヴェルナーだけ)。

スパーズ戦で引き分けたことにより、メンディをはじめとするディフェンスはリーグここ6試合で5試合クリーンシートを達成した。

Premier League clean sheets
エドゥアール・メンディ(チェルシー)56 試合
エミ・マルティネス(アストンヴィラ)49
ウカシュ・ファビアンスキ(ウェストハム)410
ウーゴ・ヨリス(トッテナム)410
アレックス・マッカーシー(サウサンプトン)410
イラン・メリエ(リーズ)410
ルイ・パトリシオ(ウルブス)410

故障者リストから選手の名前が消えたことで、トッテナム戦に出場したメンバーの多くが起用される可能性が高い。0-0に終わったこともあり、リーズ戦は攻撃陣の奮起が期待される。

セビーリャで4ゴール決めたオリヴィエ・ジルーは起用されるか?リーズのディフェンス陣は空中戦に難がある。シェフィールド・ユナイテッドとレスターだけがセットプレーからより多くの失点を献上している。

リーズはオフサイドトラップをあまり仕掛けなく、ジルーよりもスピードのあるフォワードの方が相性がいいともいえる。タミー・エイブラハムは2018/19シーズン、アストンヴィラ時代に既にリーズからゴールを奪っており、スピードとインテリジェンスで攻撃を組み立てることができる。

2年前のリーズ戦でゴールを決めたタミー

セビーリャ戦で活躍したもう一人がコロナ陽性になるまでれぎゅーらーとしていたカイ・ハフェルツだ。ハフェルツは前線でボールを奪取できれば相手のディフェンスを崩す質の高いプレーをすることができる。

誰が出場するにせよ、水曜日のような冷酷さを示すことが期待される。この試合に勝てば日曜のリヴァプールvsウルブス、そしてトッテナムで行われる北ロンドンダービーまでブルーズはリーグ首位に躍り出る。

ビエルサのメソッド

マルセロ・ビエルサは先週劣勢ながらもラフィーニャのゴールでエヴァートンに勝利した。

開幕戦でリヴァプール相手にも4-3と善戦したが、ここ数週間は厳しい時期が続いた。しかし、10月初旬にはマンC相手に堂々とプレーし、1-1で引き分けている。

オフ・ザ・ボールではセンターバック2人を残し、ピッチのあらゆる部分でプレスをかけている。ビエルサの戦術には、試合間に優れたスマートな選手が必要となるが、スピードのある正確なプレーを見せる相手に対しては脆さを露呈している。

ポゼッション時は多くの選手が攻撃参加し、2016年のレスターのようなスピーディーに縦に展開するサッカーを仕掛け、元ブルーズのパトリック・バンフォードを起点とした攻めを見せる。

パトリック・バンフォードのアーセナル戦のヘディング

皮肉にも守備的でカウンター主体のレスターはリーズのプレッシャーをかわし、CBのルーク・アイリングとスチュアート・ダラスの前のスペースを突いてリーズを攻略した。フィジカルの強いMFカルヴィン・フィリップスはボール奪取能力に優れているが、その試合は欠場し、4-1で敗れている。

リーズはフィジカル・メンタル面で消耗の激しいプレーを特徴とするため、前線との距離が開き、プレスをかけれないことがある。興味深いことに、リーズは5得点無失点の後半序盤を除き、どの局面でも相手にゴールを許している。アウェーでのゴールの3分の2は後半に奪われたものだ。

リーグ最多得点のチェルシーは20歳のGKイラン・メリエと対峙する。彼よりも多くのクリーンシートを達成しているのはメンディだけである。

リーズは土曜日何人かの選手が欠場する可能性がある。エヴァートン戦で足を引きずりながら途中退場した左ウィングのジャック・ハリソンが土曜日の試合に間に合うかどうかが見どころとなる。

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昇格組に厳しいブルーズ

チェルシーは昇格組に対してホームでリーグ戦83試合中68勝(勝率82%)とリーグで最も勝率が高い。唯一の敗戦は2015年12月のボーンマス戦(0-1)で、それ以降の13試合は9勝4分けとなっている。

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