分析

データから見るリーズ戦:マウントの創造力、多様な得点能力により首位の座を掴んだブルーズ

週末、ブルーズはプレミアリーグで勝利したことで他の試合が終了するまでの1日間、首位の座についた。3-1で勝利したリーズ戦のデータを見ると、メイソン・マウントの卓越した創造力、そしてチームの様々な方法での得点能力が明らかになる。

2000人のファンが3月以来初めてスタジアムに戻り、世の中が少しずつ平常に近づいている中、オリヴィエ・ジルー、クル・ズマ、クリスチャン・プリシッチがゴールを決めた。

古くからライバル関係にあるリーズ相手に勝ち点3を獲得したことは、観戦したファンを大いに喜ばせただろう。

 

メイソンのマジック

カイ・ハフェルツがチームに復帰したことで、マウントは今季序盤によく採用された4-3-3の布陣で中盤に下がることになった。これはマウント自身が気に入っているポジションで、中央からチームメイトと、または単独でチャンスメークをすることができる。

後半にCKからズマにピンポイントのクロスを上げアシストしただけでなく、マウントは7回チャンスをつくり、6回クロスを記録した。

これらの数字はこの試合最多だけでなく、1試合の記録として見るとここ5シーズンでチェルシーの選手として最多記録となり、マウントのチャンスメーカーとしての能力を示している。

彼はシュートチャンスに繋がるプレー(パスやドリブル、ファールを受けるなどして枠内へのシュートに繋がるプレー)もチーム最多で、リーズ戦でのゴール期待値(xG)も4.7と今季どのチームよりも高い数字となった。

ジルーの得点力

シーズン序盤のカギとなったのがチェルシーの圧倒的な特典力で、現在41分毎1得点とリーグトップの数字を打ち立てている。ジルーはリーズ戦でチーム最多となる6本のシュートを打ち、今季クラブ・代表合わせて12点目を決めた。

実際ジルーはこれまで13回スタメン出場し13ゴール、リーグ開幕から6連続得点で、19年前のジミー・フロイド・ハッセルバインクの記録に並んだ。

マウントだけがジルーのキーパス3本を超え、空中戦ではチームトップとなった。34歳のジルーは、セビーリャ戦で4ゴール、週末に1ゴールと12月に入って既に5得点を挙げている。

チップイン

チェルシーはプリシッチが今季13人目の得点者になり、どのチームよりも4人多いことから、ゴール配分という観点からも評価できる。

ズマは今季リーグ4ゴール目を決め、ティモ・ヴェルナーと共にチームトップ、ディフェンダーとしてはリーグトップとなった。

異なる勝ち方

チェルシーは、昨季先制点を許したリーグ12戦では勝ち点36のうち6ポイントしか獲得できなかった。しかし、今季はリーズ戦からも見て取れるように試合をひっくり返す回復力を発揮し、ホームゲーム3試合中2試合で逆転勝利した。

今季は先制された4試合で勝ち点12中7ポイントを獲得している。シェフィールド・ユナイテッドの前に逆転勝利したのはリーグ再開直後のアストンヴィラ戦で、その試合でもプリシッチとジルーがゴールを決め2-1で勝利した。

その他のデータ

ポゼッションは46%と9月に前半退場者を出し0-2で敗れたリヴァプール以降最低となった。

枠内へのシュートは4本のヴェルナーがトップ、続いてジルーとパトリック・バンフォードが2本となった。プリシッチは3回シュートをブロックされたが、アディショナルタイムにチーム3点目となるゴールを決めた。

ボールタッチ数はベン・チルウェルが71回でトップ、チアゴ・シウバが65回、マウントが64回となり、シウバはパス成功率93%でチープトップとなった。

ドリブル成功はプリシッチが5回でこれを上回ったのはラフィーニャのみ。一方前半30分に途中出場したにもかかわらずドリブル試行はトップとなった。

ブルーズは相手よりも6㎞多く走り、シーズン平均を11㎞上回った。

チェルシーはこの勝利によって2018年9月以来リーグ首位となった。しかし昨季は11試合終了した段階でより多くのポイントを獲得しており、ランパードの言う通りこれから成績を向上させる必要があるだろう。

チェルシーからその他