マッチレポート

マッチレポート:エヴァートン1チェルシー0

土曜の夜、チェルシーにとってグディソンパークの印象はさらに悪いものとなった。前半のペナルティがトフィーズに直近12試合での8試合目で3試合連続の勝利を与えた。

この敗北は、フランク・ランパード率いるチームにとって、PKでの失点を除くと今季2度目の敗北となったが、1度目は9月にエヴァートンのライバルであるリヴァプールに敗れた試合であった。

この試合を決めたペナルティは、ギルフィ・シグルドソンが決めたもので、前半中盤にエドゥアール・メンディが与えてしまった。チェルシーはすぐに反撃に出たが、ジョーダン
・ ピックフォードの好セーブに阻まれ、リース ・ ジェイムズのシュートはポストに嫌われた。カルロ・アンチェロッティ率いるエヴァートンに対して、攻めあぐね、特に後半守りを固めてきた相手に対してチャンスを作ることが出来なかった。

エヴァートンは後半にもペナルティを与えられたが、VARによって覆された。結果的にエヴァートンが勝利を決めるのに、1ゴールで十分だったが、チェルシーの選手たちは終了間際に、メイソン・マウントのフリーキックがゴールポストに嫌われた時、自分達の運のなさを嘆いただろう。

選手起用

予想通り、フランク・ランパードは週半ばに行われたチャンピオンズリーグのグループステージ最終節から多くの変更をし、合計9人もの選手を変更した。プレミアリーグでリーズを破った時のメンバーとほぼ同じで、そこからの変更は1人だけだった。ハキム・ツィエクが負傷したため、マテオ・コヴァチッチが中盤に入り、カイ・ハフェルツが右サイドに入った。カラム・ハドソン=オドイもハムストリングスを負傷し、クリスティアン・プリシッチもいないため、チェルシーはウインガーがおらず、ヴェルナーが左サイドのワイドな役割を続け、オリヴィエ・ジルーが中央に下がっていた。 

プリシッチについて、ランパードはキックオフ前に「ハムストリングに少し違和感があるそうだ」と報告しており、今週トレーニングを行ったが、リスクを冒すことはしなかった。次週の試合には出場できるかもしれない。 

ハメス・ロドリゲスをはじめとする数名の選手を自ら欠いたエヴァートンは、フォーメーションを3バックから4バックに変えて試合に臨んだ。

エドゥアールが目立ってしまった前半

チェルシーは、勝利した場合、リヴァプールとトッテナムの試合の前に、今シーズン初めてリーグ首位に浮上するはずだった。

エヴァートンはグッディソンパーク内に2000人を収容していたが、全員、ホームサイドのグウラディスストリートエンドに収容された。

前半、チェルシーは観客のいない方のゴールを守っていたが、週半ばの休息を経てメンバーに戻ったエドゥアール・メンディが、序盤にリシャルリソンから放たれたシュート防ぐなど好セーブを見せた。

メンディはセットプレーで空中戦に対応し、着地の際にバランスを崩し、治療が必要だったが、プレー続行可能だった。しかし、その3分後、彼は相手チームにペナルティを与えてしまい、エヴァートンが先制した。

試合が決まった瞬間

ドミニク・カルヴァート・ルーウィンがチアゴ・シウバと競り合った後、ペナルティーエリア内に跳ねたボールを、メンディが飛び出して対処しようとしたが、ボールに届かず、代わりにカルヴァート・ルーウィンを倒してしまった。シグルドソンがペナルティキックを決めて、前半の中盤でホームに先制点をもたらした。

その後すぐに、反対側のゴールでリース・ジェイムズのフリーキックを防ぐため、ジョーダン・ピックフォードがダイブしなければならなかった。その後のコーナーがクリアされると、右サイドバックは再びゴールを目指したがそのボールもクリアされた。

その後、またしても素晴らしいシュートを放ったが、先ほどとは反対側にダイブしたピックフォードが微かにボールに触り軌道を変えボールはポストに弾かれた。

2シーズン前、レンタルでプレーしていたグラウンドでプレーすることになったクルト・ズマは、もっと近い位置からチャンスを得たが、シュートはエヴァートンのキーパーへ飛んで行った。静かなスタートから急に激しさを増した前半だったが、チェルシーは1点ビハインドになっても、しっかりと反応していた。

前半終了10分前、ジェイムズとコヴァチッチが右サイドでボールを動かしたが、クロスはヴェルナーには届かず、彼は何もできなかった。その直後、リシャルリソンがチャンスを作ったが、メンディがうまくセーブしていた。

試合は2人のGKの物語となった。ピックフォードは試合開始早々に足を滑らせて負傷していたが、チェルシーの攻撃を前半45分間守り抜いた。


エヴァートンの踏ん張り

後半開始時にはピックフォードのプレーがゲームの中心をなっていた。彼がゴール前から飛び出したところをマウントが30ヤード以上の距離からふわりと浮かせてゴールを狙ったが、ボールはネットの上に落ちた。

ハフェルツのシュートがブロックされた後、トフィーズが素早く崩し、リシャルリソンが放ったシュートはメンディが再びセーブ。その後、シグルドソンのフリーキックもゴールを脅かした。

チェルシーはポゼッションを保っていたが、エヴァートンのラインを突破出来ずにいた。右サイド、ジェイムズからのクロスは、危険な武器に見えたが、得点には繋がらず、ボールを失った場面でアランを倒しチーム2枚目のイエローカードを受けた。

その後、チルウェルがカルヴァート・ルーインを倒したときにチェルシーは2度目のペナルティを与えてしまったが、VARのチェックでオフサイドの判定、試合時間残り25分を一点のビハインドで迎えた。

10分後、チェルシーが25ヤードの距離でフリーキックを与えられたが、マウントのシュートは惜しくもポストを直撃、悔しさと苛立ちで頭を抱えた。

ジルーが終了間際に初めてボレーシュートを放ったが、それはわずかな可能性に過ぎなかった。チェルシーはこれまでにも何度かこの地で負けを喫しているが、それは、ここ数週間のオープンプレーでの脅威がチームでの話だった。

チームの無敗記録はリーグ戦で9回、リーグ戦カップ戦合計で17回で止まった。順位表では3位をキープしている。 

次の試合

ブルーズはプレミアリーグのアウェーゲームが2試合続く、今日のグディソンパークでの試合に続き、火曜日の夜にはモリニューでアストンヴィラに敗れたウルブズと対戦することになっている。この試合も1-0で終わっている。 

チェルシー(4-3-3):メンディ;ジェイムズ、ズマ、チアゴ・シルバ(C)、チルウェル;コヴァチッチ(ギルモア82)、カンテ、マウント;ハフェルツ(エイブラハム68)、ジルー、ヴェルナー

サブ:ケパ、アスピリクエタ、リュディガー、ジョルジーニョ、アンジョリン

警告:カンテ45+4、ジェイムズ60、チアゴ・シウバ65

 

エバートン(4-2-3-1):ピックフォード;ホールゲート、ミナ、キーン、ゴッドフリー;ドゥクレ、アラン、イウォビ(ダビース86)、シグルドソン(C)(ゴメス82)、リシャルリソン(ケニー90);カルヴァート=ルーイン

サブ:オルセン、ゴードン、トスン、ベルナール。

得点者:シグルドソン 22ペナルティ

警告:リシャルリソン24、ドゥクレ80

主審:ジョン・モス

チェルシーからその他