マッチレポート

マッチレポート:チェルシー 1 マン・C 3

チェルシーの新年初戦は、ホームでの敗戦に終わった。ケビン・デ・ブライネとフィル・フォーデンのゴールにより、シーズン第2週以来となるスタンフォードブリッジでの負けを許した。

デ・ブライネの活躍もあり、わずか15分間で3失点を許したフランク・ランパード率いるチェルシーは、ここ3試合で2回目の3点のビハインドに苦しんだ。

 後半、得点に近づいたとはいえ、チャンスは少なく、相手GKを脅かすことは出来なかった。試合終了間際、カルム・ハドソン=オドイが低いクロスに合わせ一点を返したが、この結果、混戦模様のプレミアリーグで順位を2つ落とし8位となった。

先発メンバー

セサル・アスピリクエタはブルーズでの400試合出場を達成し、ブルーズ史上13人目、国外出身選手としては2人目の選手となった。 2012年8月に契約して以来、プレミアリーグで彼以上に多くの試合に出場した選手はいない。

アストンヴィラとの引き分けから、ハキム・ツィエクの復帰を含めて5人の変更があった。

ツィエクは、ティモ・ヴェルナーと、クリスティアン・プリシッチとともに3トップに入り。中央MFにはジョルジーニョに代えてマテオ・コヴァチッチ、センターバックにはクルト・ズマとチアゴ・シルバの両選手が復帰した。

マンチェスター・シティは今週に何人かの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者が出ており、エダーソン、カイル・ウォーカー、ガブリエル・ジーザスらが欠場した。

慌ただしい立ち上がり

キックオフに先立ち、両選手は、週の初めに92歳で亡くなった故トミー・ ドハーティ氏を追悼した。1965年にはリーグカップを制覇し、当時のチェルシーファンの心を掴んだスタンフォードブリッジの革命的な監督だった。

新年最初の試合は、ドハーティ氏を追悼するに相応しい、強豪同士のエキサイティングな戦いになるかと思われた。

ドハーティ氏が率いた激しいプレースタイルを彷彿とさせるように、新年最初の試合は、2チームのヘビーウェイトな戦いになるかと思われたが、予想通り、序盤のやり取りはテンポが良く、激しいものだった。

慌ただしい立ち上がりでスタートを切ったシティの守護神が、ロドリゴからのバックパスを手で拾い上げてしまい、18ヤードのボックス内で間接フリーキックを献上した。ツィエクの得意な位置だったが、ボールから動いてからの数秒はシティの壁に入った選手達がゴール守るためには十分な時間だった。

ヴェルナーは好調なスタートを切り、コーナーからのヘディングでゴールに迫ったが、十分な力でゴールに向かって振り切ることはできなかった。とはいえ、初めて同時にスタメン入りしたプリシッチとツィエクと並び攻撃陣をリードするヴェルナーは大きな脅威となった。

先制点を奪ったシティ

敵チームは、主力のセンターフォワードを欠いていたが、それがペップ・グアルディオラ率いるチームの攻撃力を損なうことはなく、デ・ブライネとベルナルド・シウバが代わる代わるセンターバックの役割を担っていた。

この試合最初の決定機は開始16分にベルギー人アタッカーへ訪れたが、彼のシュートは正確さに欠けるものであった。しかし、その直後に、オレクサンドル・ジンチェンコとフォーデンが左サイドから攻撃を仕掛け、ボールをギュンドガンへ送り、スペースに入ったところで、エドゥアール・メンディのダイブを越える強烈なシュートを放った。

フォーデンが左足で先制点を奪った3分後に、デ・ブライネがフロントポストに低めのシュートを放って、リードを2点に広げた。

デ・ブライネがリードを3点に

今シーズン、シティはプレミアリーグで最小の失点数を誇っている。このことがランパード率いるチームに訪れたこの後の展開の難しさを示していた。2点を奪われた後に落ち着きを取り戻したとはいえ、明確なチャンスを作るのは難しく、カウンターで攻めるしかなくなってしまった。

デ・ブライネがハーフタイム10分前3点目を奪った。ツィエクがフリーキックでボール送ったが、ラヒーム・スターリングに向かってクリアされ、空いたスペースにボールを運んだ。

エンゴロ・カンテが彼を止めるため走ったが間に合わず、パスがデ・ブライネへ渡り、落ち着いてシュートを決め、3-0とした。

ギュンドガンがハーフタイムの数分前に至近距離からのフリックでゴールに迫り、アスピリクエタのヘディングはザック・ステフェンにセーブされた。

後半の追い上げ

後半、シティのボックスとその周辺では、チェルシーの動きが活発になっていたが、コヴァチッチがディフェンダーの間を突破した後に放ったシュートは、ステフェンが問題なく処理し、メイソン・マウントのシュートも同じであった。

ピッチの反対側では、メンディの活躍が目立ってしまった。ブライネのフリーキックからのロドリのバックポストへのヘッドをバーの上へ上手く処理した。このセットプレーは、カンテのファウルから招いたピンチで、このフォールで警告を受けた彼は次のリーグ戦、フルアム戦を欠場することになった。

ランパードは試合開始60分にビリー・ギルモアとハドソン=オドイを投入。後者は右サイドで積極的な突破力を発揮、終了間際にゴールを決めた。

ギルモアもまた、プリシッチに素晴らしいクロスを提供したが、ペンシルバニア出身のチームメイトのゴールを導くには至らなかった。

ハドソン=オドイは、アディショナルタイムに、カイ・ハフェルツの低いクロスをバックポストでダイレクトで合わせネットを揺らした。

次戦は?

プレミアリーグに一区切りを打ち、FAカップが復活する。リーグ2のモーカムとの試合は、来週の日曜日、午後1時30分キックオフ。その後、金曜日の夜にはロンドン西部へ、1月15日にフルハムと対戦するためにクレイブンコテージに向かう。

チェルシー(4-3-3):メンディ;アスピリクエタ(C)、チアゴ・シルバ、ズマ、チルウェル;マウント、カンテ(ギルモア64)、コヴァチッチ(ハフェルツ77);ツィエク(ハドソン=オドイ64)、ヴェルナー、プリシッチ

サブ:アリサバラガ、リュディガー、エメルソン、ジョルジーニョ、エイブラハム、ジルー

警告:プリシッチ45、カンテ53、コヴァチッチ71

 

マンC(4-3-3):ステファン;カンセロ、ストーンズ、ディアス、ジンチェンコ;ロドリ、ギュンドガン(フェルナンジーニョ74)、シウバ;デ・ブライネ(アグエロ86)、スターリング、フォーデン(マヘレス86

サブ:カーソン、メンディ、ムベテ、ハーウッド=ベリス、デラップ

得点: デ・ブライネ18, 34; フォーデン21

主審:アンソニー・テイラー

チェルシーからその他