分析

データから見るFAカップ第3回戦:突破口となったウィンガー

先日行われ、ブルーズがモアカム相手に勝利したFAカップ第3回戦をデータで振り返ると、2人のウィング、そして中盤の若手選手たちの活躍が見てとれる。

リーグ2のモアカムとチェルシーの戦力の差は明らかであり、メイソン・マウント、ティモ・ヴェルナー、カラム・ハドソン=オドイ、そしてカイ・ハフェルツの得点によりブルーズが大勝した。

    サイドからの攻撃

    よくまとまっており、低い位置で守備を固める相手に対し、チェルシーは両ウィングのサイドからの攻撃で勝利を手にした。ハドソン=オドイはメイソン・マウントの先制点をアシストし、後半にはハキム・ツィエクの弧を描くスルーパスから自分でゴールを決めた。

    ツィエクは積極的にプレーに絡み、正確で相手ディフェンスの中央部分を貫くパスで右サイドから何度もチャンスを演出した。ドリブル成功数は6でチームトップ、キーパスも4本でセサル・アスピリクエタと並びチームベストとなった。

    逆サイドのハドソン=オドイは試合開始から貪欲さを見せ、ボールを素早く動かし賢くスペースに走りこんだ。相手CB二人の間を鋭い切れで走りこんで決めた3点目の動きは、試合後ランパードにも絶賛された。

    ハドソン=オドイとツィエクは合わせて160回ボールに触れ、ポゼッションは13%を超えた。チェルシーの攻撃の合計46%が右サイド、24%が左サイドからだった。

    若手がコントロールした中盤

    この試合チェルシーの中盤の平均年齢は20歳をわずかに上回る若さで、ビリー・ギルモアは膝の怪我による長期離脱から復帰して2試合目のスタメン出場となった。ギルモアは中盤の深い位置でプレーし、ボールタッチ数3位(110回)、パス数103回、パス成功率は92%で、インターセプトも2回となった。

    22歳の誕生日をピッチで迎えたマウントは、前半膠着した状況でエリア外から9月以来となるゴールを決めた。得点したのは彼だけではなく、長い間ゴールから遠ざかっていたヴェルナーとハフェルツも得点者リストに名を連ねた。

    ハフェルツはアスピリクエタのセンタリングからのゴール、そしてヴェルナーのアシストのシーンで空中戦における強さを見せた。189cmのハフェルツの高さはこれからもチェルシーの武器となるかもしれない。

    その他のデータ

    ブルーズが放ったシュートは25本で、ヴェルナーとハフェルツが4本ずつとなった。このうち8本が枠内、11本が枠外で6本がブロックされた。

    トニ・リュディガーはポゼッション(10.8%)とパス成功率(95%)でトップとなった。次点はアスピリクエタ(10.7%)、クル・ズマとエメルソン・パルミエリ(両者とも93%)。

    チェルシーは23年連続FAカップ4回戦進出を達成した。

    昨季から数えてエリア内よりも外からより多くゴールを決めている。

    チェルシーからその他