マッチレポート

マッチレポート:フラム0 チェルシー1

試合終盤メイソン・マウントが10人になったフラムを相手にゴールを決め、西ロンドン・ダービーを勝利で飾り、4試合ぶりにリーグ戦での勝ち点3を手にした。

試合時間残り12分に、マウントが今季リーグ戦2点目となるゴールを決めて、試合を決着させた。 

コテージで行われたダービーは、フラムのアントニー・ロビンソンの退場で、後半45分を一人多い状態でプレーしたが厳しい戦いであった。

組織化されたホームチームを相手にチャンスを作るのが難しい試合であった。前半、マウントがシュートをクロスバーにぶつけ、途中交代のタミー・エイブラハムがヘディングで好機を演出したが、どちらもセーブされた。守備面は、何度かピンチはあったが、エドゥアール・メンディが活躍しなければならない場面は訪れず、完封を果たした。

選手起用

フランク・ランパードは、エンゴロ・カンテの出場停止による変更も含め2週間前のリーグ戦に先発したメンバーから3人の変更を加えた。

中盤の中心にはジョルジーニョが入り、ティモ・ヴェルナーとクルト・ズマの代わりに、オリヴィエ・ジルーとトニ・リュディガーが入った。 

リース・ジェイムズは、負傷から復帰しベンチ入りした。

攻め込んだ序盤

テムズ川ほとりでの肌寒い夜、チェルシーは立ち上がりから試合を決めようとした。開始4分、アスピリクエタがコーナーを獲得し、メイソン・マウントに低い位置でボールを流し込んだ。彼のシュートはゴールを脅かしたが、ブロックされてしまった。

マウントは、ボックスの端でジルーのシュートチャンスを巧みに演出し、次の攻撃に参加した。彼のハーフボレーシュートは、前半ハマースミス・エンドのゴールを守ったアルフォンス・アレオラの前を横切って、枠を大きく外れた。

昨年の今頃にはACミランに加入が噂され、ウィガンから夏に加入したフラムのロビンソンは、開始30分に左ウイングバックの位置から脅威を見せつけた。

アスピリクエタの守備を突破し、クロスを入れたがリュディガーがそれを完璧なポジショニングでインターセプトし、さらにゴール前では、2本もシュートブロックに成功した。

そのすぐ後にも、イヴァン・カバレイロを見事に抑えていたルディガーがまたもや素晴らしいブロックを見せた。

ストレスの溜まった時間帯

チェルシーは、すぐに自分たちの流れを取り戻し、本来のペースでボールを動かし始めた。前半の途中で、ハキム・ツィエクがジルーのパスを受けた後、シュートを放ちセーブされていたが、開始25分には、先制点に限りなく近づいたシーンがあった。

アスピリクエタからの最初のクロスをフラム守備陣はクリアし切れず、逆サイドのチルウェルに渡った。チルウェルのクロスに、ロビンソンがヘディングでクリアーしたボールはマウントにこぼれ、マウントがゴールを狙ったがクロスバーに嫌われた。

この後のプレーではリュディガーのシュートを止めていいスタートを切ったアレオラに再び素晴らしいセーブをもたらしてしまった。ヘディングシュートはフラムのゴールキーパーにセーブされ、コーナーキックとなった。

ミスが招いた致命的なタックル

ハーフタイムが近づくにつれ、流れはフラムに傾くかと思われた。

ロビンソンとルックマンがうまく連携し、アスピリクエタとチアゴ・シルバのマークを外し、ロビンソンが再び左サイドのスペースを突破した。ロビンソンがケニー・テテへ繋ぎ、イヴァン・カバレイロへの一本目のパスからチャンスが生まれると思われたが、フラムのフォワードはその名前を汚してしまう事になった。

その60秒後、ロビンソンがアスピリクエタへ対してタックル、レフェリーのピーター・バンクスはレッドカードを提示し、リプレイは彼の判断を裏付けるものだった。

この結果、ブルースは後半、10人のフラムを相手にプレーすることになった。

 序盤のポゼッションは多くのコーナーに繋がったが、明確なチャンスはなかった。過去6試合で3ゴールを奪っているフラムは、たとえ一人少なくても、しぶといチームである事には変わりなかった。

62分には、ジルーが絶好のチャンスを作ったが、シュートは右へそれ、オフサイドフラッグが上がっていた。ランパードは、ジョルジーニョの代わりにタミー・エイブラハムを投入し、2トップに変更した。我々の背番号9の最初のプレーで、リュディガーのクロスをヘッドで合わせたが真っ直ぐアレオラの元へ飛んでいった。

フラムはロビンソンの退場以降、ほとんどチェルシーに押されっぱなしの展開であったが、残り20分を切ったところで、チャンスを作った。アスピリクエタはフリーキックのリスタートをインターセプトしメンディにボールを戻したが、キーパーがラインを外れていたことに気付いていなかった。カバレイロが無人のゴールを狙ったが、チアゴ・シルバがブロックした。

待望の先制点!

残り時間が25分で、ランパードは最後の選手交代を行った。ツィエクとジルーの代わりにカルム・ハドソン=オドイとヴェルナーが入った。 

それは、78分の先制点に絡んだのは先発起用の選手だったが、投入された二人はすぐに攻撃の起爆剤となった。チルウェルが絶妙なクロスを入れ、アレオラはそれを弾くことしかできなかった。マウントが力強いシュートでネットを揺らし先制点を奪った。

ようやくの先制点にチームは安堵の表情を見せ、献身的なプレーを見せたマウントがゴールで報われた。

我々はリードを守り、終了間際には追加点を期待させるプレーもあった。アスピリクエタとヴェルナーは、ターゲットを外していたが、フラムから勝ち点3を奪い戻ってくるという最も重要な目標を達成した。

次戦は?

火曜日の夜、さらに足を伸ばしレスター・シティとのアウェー戦に向かう。ブルーズは自信を持って キングパワーに向かうだろう。

チェルシー(4-3-3):メンディ;アスピリクエタ(C)、チアゴ・シルバ、リュディガー、チルウェル;コヴァチッチ、ジョルジーニョ(エイブラハム65)、マウント;ツィエク(ハドソン=オドイ75)、ジルー(ヴェルナー75)、プリシッチ

サブ:ケパ、ジェイムズ、エメルソン、ギルモア

得点:マウント78

警告:ツィエク72、チアゴ・シウバ82、アスピリクエタ90+3

フラム(3-4-3):アレオラ;アイナ、アンデルセン(C)、アダラビオヨ;テテ、リード、アングイッサ、ロビンソン;デコルドバ=リード(カマラ83)、カバレイロ(オノマ79)、ルックマン

サブ:ロダック、ヘクター、オドイ、ケバノ、リーム、ブライアン、オノマ、カマラ

警告:デコルドヴァ・リード 69

退場:ロビンソン44

審判:ピーター・バンクス

チェルシーからその他