マッチレポート

MATCH REPORT:レスター 2 チェルシー 0

チェルシーはレスター相手に2-0で敗れた。この試合に勝利したレスターは暫定的にリーグトップとなった。

結果は2-0だったが、ポゼッションでは互角だったこの試合、レスターはチェルシーよりも多くのチャンスをつくった。

チェルシーは開始早々の6分にこぼれ球をエンディディにゴール左隅に決められ、すぐに劣勢となる。

その後もレスターが何度もチャンスをつくる。そしてチェルシーがPKを獲得したように見えたが、VARによりエリア外と判定され、レスターはロングボールからマディソンが追加点を決める。

後半は両チームともゴールを決めるがレスターのオフサイドは明らかで、一方試合終了5分前にツィエクのアシストからティモ・ヴェルナーが得点した場面は極めて微妙な判定だった。

スタメン

カラム・ハドソン=オドイとタミー・エイブラハムがスタメンに戻り、クリスチャン・プリシッチと共に若い3トップとなった。ハキム・ツィエクとオリヴィエ・ジルーはベンチスタートとなり、プリシッチはブルーズでリーグ・カップ戦合わせて50試合出場を達成した。

中盤ではジョルジーニョに代わってカイ・ハフェルツが1ヶ月以上ぶりにリーグ戦スタメン出場となり、マテオ・コヴァチッチとメイソン・マウントはフラム戦に続いての出場となった。

ディフェンス陣では怪我から復帰したリース・ジェイムズがセサル・アスピリクエタに代わって入り、キャプテンとなったチアゴ・シウバ、ルディガー、そして8月にブルーズに加入して以来キング・パワーに初めて戻ったチルウェルが出場した。GKはエドゥアール・メンディのままだった。

前半早々の失点

チェルシーは開始20秒にチアゴ・シウバがプリシッチにロングパスを出したが、フォファナにうまく止められチャンスを活かせない。

ブルーズはレスターのディフェンス陣の裏をつく作戦に出て、ルディガーとチアゴ・シウバがロングパスで前線にボールを供給する。

だが、先制点を取ったのはレスターだった。クロスにバーンズが反応するが、うまくボールを処理できない。

しかし、不運にもこぼれ球はエリアのすぐ外にいたエンディディに渡り、彼の放ったシュートは左ポストに当たってゴールとなる。

前半早々の失点に数分間ショックを隠せないブルーズだったが、その後相手にプレスをかけリズムを取り戻す。

チェルシーはジェイムズが右サイドでボールを奪いカウンターからカラム・ハドソン=オドイがクロスを上げるが、タミー・エイブラハムはボールをコントロールできず決定機を逃す。

しかしレスターはマディソンのエリア外からのシュートがクロスバーを直撃する。

チェルシーはジェイムズとハドソン=オドイのコンビネーションで相手ディフェンスを崩そう

とするが、シュマイケルが立ちはだかる。

そのすぐ後チアゴ・シウバがCKからヘディングシュートを放つが、シュマイケルがこれを何とかセーブする。

一方メンディはロングシュートをセーブするなど、相手の追加点を阻止する。

打ち合いの展開

この時点で両チームとも攻撃に出るが、レスターの方がゴールに近づき、前半30分にはハフェルツがバーンズを倒しイエローカードを受ける。

メンディがアブラハムにロングボールを出すが、シュマイケルがセンターサークル付近からヘディングでクリアーする。そしてハドソン=オドイがエリア右サイドからシュートを打つが、枠を捉えることができずニアポストのサイドネットに当たる。

その後ジェイミー・ヴァーディがカウンターからループシュートを打つが、これはメンディが何とかセーブし、ルディガーがボールをキープする。

前半終了まで10分となり、試合はチェルシーがポゼッションでレスターを圧倒する。

前半終了前の2本のシュート

メイソン・マウントがエリア付近のクリスチャン・プリシッチにパスを出し、プリシッチがエヴァンスに倒され主審がPKと判定する。

しかしその後VARによりファールはエリア外と判定され、PKではなくFKとなる。

PKを獲得し同点に追いつくと思われたが、逆にオルブライトンのロングパスで1対2の劣勢となり、リュディガーはヴァーディをマークしたが、ボールはマディソンにわたり、これを落ち着いて決められ追加点を入れられてしまう。

後半は前半同様にハイペースで始まり、最初のチャンスはレスターに訪れる。ジャスティンがファーポストからヘディングシュートを打つが、これはポスト横に外れる。

その後ジェイムズのパスからエイブラハム、そしてリュディガーのヘディングシュートをシュマイケルが2度セーブする。

レスターはオルブライトンが3点目を決めるが、これは明らかにオフサイドで取り消しとなる。

フォックスはカウンターから常にチャンスをつくり、ティーレマンスのシュートはメンディが足で止めてピンチを逃れる。

システムの変更

ここまで4-2-3-1の布陣で、中盤はハフェルツが前線に上がりエイブラハムをサポートする一方、マウントとコヴァチッチは深い位置からゲームを組み立てたが、試合の流れは変えられず、スピードのあるカウンター中心のレスターにとっては脅威とはならないように見えた。

残り30分となり試合のペースは変わらないが、決定機の数が減少する。ここでフランク・ランパードはハドソン=オドイとハフェルツに代えてハキム・ツィエクとティモ・ヴェルナーを投入する。これでチェルシーは1トップから2トップに布陣を変える。

ヴェルナーはチアゴ・シウバのパスからカスターニュを抜きゴールを狙う。しかし、チェルシーが決定機をつくる前にレスターはペレイラを投入しカスターニュを援護し、マディソンに代えてペレスが入る。

残り15分でチェルシーは何とかレスターの守備を崩そうとするが、ポゼッションでは優位に立つものの、フォックスはエイブラハムとヴェルナーに動くスペースを与えない。

更にロングボールからヴァーディがチャンスをつくるなど、相手のカウンターにも注意が必要となる。そしてツィエクのFKをヴェルナーが合わせてゴールを決めたが、線審のフラッグが上がり、その後のVARでも彼のオフサイドが確認された。

これがこの試合最後のチャンスとなり、カウンター攻撃で勝利したレスターはリーグ首位となった。

今後の予定

今週末はFAカップ第4ラウンドが行われ、チェルシーは日曜日の正午にホームでチャンピオンシップのルートンと対戦する。リーグ戦の次の試合はその3日後の水曜午後6時にこれまたホームでウルブスと対戦する。

チェルシー(4-3-3):メンディ;ジェイムズ、シウバ(C)、リュディガー、チルウェル;ハフェルツ(ツィエク66)、コヴァチッチ、マウント;ハドソン=オドイ(ヴェルナー66)、エイブラハム、プリシッチ

 サブ:ケパ、クリステンセン、エメルソン、ズマ、アスピリクエタ、ギルモア、ジョルジーニョ

 警告:ハフェルツ29、コヴァチッチ52、ツィエク89

 レスター(4-2-3-1):シュマイケル(C);カスターニュ、フォファナ、エヴァンス、ジャスティン;ティーレマンス、エンディディ;オルブライトン(ペレイラ76)、マディソン(ペレス76)、バーンズ;ヴァーディ

サブ:ソユンク、トーマス、アマルテイ、ウンデル 、チョードゥリー、イヘアナチョ、ワード

得点:エンディディ6、マディソン41

警告:フォファナ85

主審:クレイグ・ポーソン

チェルシーからその他