分析

データから見るサウサンプトン戦:カンテが活躍するもセインツに苦戦したブルーズ

無敗記録は更新したものの勝ち点3獲得を逃したサウサンプトン戦のデータを分析すると、チェルシーは次戦に向けての対策が急務となるだろう。

南野に先制点を決められたブルーズは後半にメイソン・マウントのPKで追いついた。チェルシーのポゼッションは71%だったが、目立ったチャンスは作れずに勝利することができなかった。

PKを決めたマウント

普段PKを担当するジョルジーニョが欠場し、2番手のタミー・エイブラハムも途中交代したため、マウントがこの重役に名乗り出た。これをGKの逆方向に落ち着いて決めたマウントはクラブの25人目のPK成功者となり、この数字はリーグ史上最多となった。

マウントはこの試合ゴールだけでなく相手に脅威を与えマン・オブ・ザ・マッチとなった。

マウントのパス成功率は76%で、彼がいかにチームにとって重要であるかを証明した。

ドリブル成功は3回で、そのうちの一つがダニー・イングスに倒されPKを獲得したものだった。

高い運動量を見せたカンテ

マウントと共に中盤でプレーしたカンテは、トゥヘルの下リーグ戦で初めてスタメン出場した。

トゥヘルはここ数週間でカンテが大きく復調したこと、PSG時代に彼の獲得を試みたことを明か

し、チェルシーで彼を指導できることに満足していると述べた。

トゥヘル監督就任後ベンチから数試合に出場し、サウサンプトン戦では中盤の中央でその能力を

十分に発揮した。

カンテはこの試合最多となる7回のタックル、そしてインターセプト5回と記録し、更に空中戦も3度制した。

中盤底でマテオ・コヴァチッチとコンビを組んだカンテは、パス成功率が80%、タッチ数が105回となり、大きな存在感を示した。

無敗記録の続くトゥヘル

サウサンプトン戦はいつも通りのパフォーマンスではなかったが、決して動きが悪かったわけではなく、勝ち点3をとる可能性もあった。しかし、この引き分けにより7試合連続無敗となった(リーグ6試合、FAカップ1試合)。

リーグ戦4試合とFAカップバーンズリー戦に勝利し、ウルブスとサウサンプトンに引き分けたトゥヘル。

スコアレスドローに終わったウルブス戦後、トゥヘルは選手たちに決定力を求めたが、火曜日にブカレストで行われるチャンピオンズリーグ対アトレティコ・マドリード戦は国内リーグとは全く異なるが、それを示すチャンスになるだろう。しかし、トゥヘルはチェルシーで守備の強化に成功し、攻撃面でも選手たちに自分たちの能力を発揮させている。

1月末のトゥヘルの初戦からリーグ戦で相手が放った枠内へのシュートは1試合あたり1.7本のみ。

実際リーグ戦6試合で枠内への被弾が10本という記録は、同時期で比べるとリーグトップの数字で、チェルシー相手に得点することがいかに難しいかが見て取れる。

チェルシーからその他