マッチプレビュー

PRE-MATCH BRIEFING:チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド

日曜日に2月最後のリーグ戦、ホームのブリッジにてマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチに臨むブルーズ。この試合を前にチェルシーのクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。


トップ5のチーム同士の対決の前にヨーロッパ大会でスペイン勢と対戦した両チーム。ブルーズはディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードを決勝トーナメントの「ホーム」戦で初めて土をつけた。一方のマンUはレアル・ソシエダと0-0で引き分けラウンド16進出を決めた。

就任以来一番重要な勝利を収めたトーマス・トゥヘルは、これから2位のマンU、チャンピオンズリーグ王者のリヴァプール、そしてカルロ・アンチェロッティ率いるエヴァートンとリーグ戦で対戦、更に代表戦によるブレーク前まで2つのカップ戦に臨む。

トゥヘルはリーグ戦6試合無敗という1992/93シーズンから16人目となる、直近では2018年にマウリツィオ・サッリ以来の記録を達成した。

トゥヘル監督: "素晴らしい勝利だった、試合をずっとコントロールしていた"

マンUは2020年2月にブリッジで2-0と敗れて以降、アウェーでのリーグ戦で19試合負けがない。しかしブルーズはトゥヘルの下ホームで負けがなく、すべての試合でクリーンシートを達成している。

チェルシーは3年ぶりとなるホーム4試合連続クリーンシートを狙う。

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チェルシーのニュース

火曜日のルーマニアでの勝利はトゥヘル監督にとって最も重要なものだったが、特にファイナルサードでのパスの精度を上げたいところだ。

トゥヘルのチェルシーはリーグ戦6試合でまだ敗戦がなく、日曜の試合ではサッリ、スコラーリ、モウリーニョに次ぐ7試合連続無敗記録達成を狙う。

6-3-1と守備を固めたアトレティコ相手に起用されたオリヴィエ・ジルーは華麗なオーバーヘッドシュートでチェルシーの選手としてCL決勝トーナメントで初得点を決めた。

ジル―のオーバヘッドがチェルシーを勝利へと導く

しかしより高い位置で守るマンUの守備陣相手にスピードと運動量に定評のあるタミー・エイブラハムが起用される可能性もあるだろう。

スペインのメディアはブカレストでのブルーズの忍耐力、激しいプレスと運動量を高く評価し、カラム・ハドソン=オドイとメイソン・マウントを称賛した。

好調を維持するマウントは今季ホーム初得点を狙う。ハキム・ツィエクとカイ・ハフェルツは両者ともアトレティコ戦で途中出場しまずまずのプレーを見せた。

ブルーズは高いポゼッションを維持したが、ファイナルサードでチャンスを逃すことがなければもっと余裕をもって試合に勝てただろう。

マンチェスター・ユナイテッドは守備ラインの低い相手と対戦することが多いが、アトレティコにチャンスを与えず枠内シュートを0に抑えたブルーズはそのような戦術をとらないだろう。

ゴールを相手から守る

ブルーズはカウンターにも強く、相手の組み立てにもしっかりと対処している。これらの強さはリーグ2位のマンU相手にカギとなるだろう。

トッテナム戦以来の出場が期待されるチアゴ・シウバだが、アスピリクエタは出場するとブルーズで通算411試合となりエディー・マクレディーの記録に並ぶ。

 

マンUのニュース

オーレ・グンナー・スールシャールは木曜日のレアル・ソシエダ戦でデ・ヘア、マグワイア、ラッシュフォードやショーなど多くのレギュラー陣を休ませることができた。エディンソン・カバーニ、ポール・ポグバ、スコット・マクトミネイ、ドニー・ファン・デ・ベークは負傷のため日曜の試合に出られないだろう。

マンUは今シーズン欧州主要5リーグで唯一アウェーで敗戦がなく、12試合のうち3分の2で勝利し10試合で得点を挙げている。

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今季マンUが好調を維持しているはブルーノ・フェルナンデスの存在が大きく、7つのPKを含む全ゴールのうち29%が彼の得点で、アシストも28%となっている。彼の攻撃力を抑えるためには、エリア付近でボールを触らせないこと、そしてボールを持った瞬間にプレスをかけ危険なエリアでプレーさせないことがカギとなるだろう。

チェルシーは高い位置で守り、相手ウィングバックの攻撃参加を減らし、危険なシーンではすぐに前線にボールをフィードする。

守備的MFのスコット・マクトミネイとフレッジはボールをキープすることに苦労する可能性があり、レギュラーから外れたポール・ポグバの展開力を利用することはできない。ハリー・マグワイアが攻撃参加することもあるが、これにより守備のリスクも高くなる。ブルーズはそのようなチャンスをものにしたいところだろう。

先週末の試合でジャマール・ラスセルズ相手に苦しんだマグワイアは、日曜日の試合でも攻撃参加に慎重になるだろう。最近の対戦でマグワイアはセサル・アスピリクエタとミシー・バチュアイに対し激しいプレーを見せ、VAR判定によりPKを逃れている。

話題の瞬間

6試合連続無敗記録

監督就任以来8試合連続無敗というトーマス・トゥヘルの記録は1905年以来6人目となる。

8連勝に最も近づいたのはカルロ・アンチェロッティとフース・ヒディングで、ブルーズ監督として初めて連続無敗記録を樹立したのは1907年のウィリアム・ルイス。

OPENING EIGHT GAMES
勝利引き分け
カルロ・アンチェロッティ(2009年)71
フース・ヒディング(2009年) 71
トーマス・トゥヘル(2021年) 62
ルイス・フェリペ・スコラーリ(2008年) 62
ジョゼ・モウリーニョ(2004年) 62
ウィリアム・ルイス(1906/07) 62
マウント選手シュート
プレミアリーグ 2020/2021
1マンチェスター・シティ25185250153559
2マンチェスター・ユナイテッド25147453322149
3レスター・シティ25154644271749
4ウェストハム・ユナイテッド25136639291045
5チェルシー25127641251643
6リヴァプール25117745341140
7エヴァートン2412483733440
8アストン・ヴィラ23113937261136
9トッテナム・ホットスパー24106837271036
10リーズ・ユナイテッド25112124343035
11アーセナル25104113126534
12ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ2596102632-633
13クリスタル・パレス2595112943-1432
14サウサンプトン2586113143-1230
15バーンリー2577111830-1228
16ブライトン2551192632-626
17ニューカッスル・ユナイテッド2574142643-1725
18フルハム25410112132-1122
19ウェストブロムウィッチ・アルビオン2528151955-3614
20シェフィールド・ユナイテッド2532201541-2611

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