マッチレポート

MATCH REPORT:リヴァプール 0 チェルシー 1

ドイツ人監督同士の対戦となったこの試合、ブルーズが貴重な勝ち点3を獲得しトップ4に戻り、トーマス・トゥヘルは無敗記録を二桁に伸ばした。

昨季の王者相手にメイソン・マウントの決めた前半終了直前の今季リーグ5点目(すべてアウェーでの得点)が決勝点となった。一方のリヴァプールはホーム5連敗という不名誉な記録を樹立した。

チェルシーはリヴァプールの守備相手にティモ・ヴェルナーを中心にスピードで攻め、メイソン・マウントは持ち前の戦術眼、シュートの性格さ、そしてスピードで先制点を奪った。

クロップは怪我から復帰したファビーニョをCBに起用したが、高い位置で守るリヴァプールの守備に対しチェルシーは裏を突くプレーでゴールを狙う。そしてロングパスから抜け出したヴェルナーがゴールを決めたが、VARによりオフサイドと判定される。

後半はスコアレスに終わったが、チェルシーの選手たちは相手のプレッシャーに多少苦しむ中ハキム・ツィエクが追加点を狙ったがライン際でクリアーされた。

スタメン

キャプテンのセサル・アスピリクエタがスタメン出場しチェルシーでの出場試合数を411に伸ばしチーム歴代10位となった。
攻撃ではジルーに代わりヴェルナーが今季36回目となる試合出場を果たし、マテオ・コヴァチッチの代わりにジョルジーニョ、右SBはカラム・ハドソン=オドイではなくリース・ジェイムズが出場した。


開始早々ヴェルナーの相手のディフェンスラインの裏に走るプレーが目立つ一方、エドゥアール・メンディはモハメド・サラーの同様のプレーに素早く反応して危機を逃れる。

チェルシーはリース・ジェイムズとベン・チルウェルがサイドに広がり、アレクサンダー=アーノルドとロバートソンの攻撃参加を阻止し、リヴァプールの攻撃を長い間封じ込める。レッズの枠内へのシュートは85分に放ったのが初めてだった。

リヴァプールは前半10分まで優勢に進めるがチャンスをつくれず、その後チェルシーがペースを掴む。チルウェルの絶妙なロングパスからヴェルナーがボールを受け、オザン・カバクをかわしシュートを打つがこれはゴール右上に外れる。

16分にはよりゴールに近い位置からヴェルナーが先制点を狙う。アスピリクエタがゴールを背にエリア外からディフェンスを超えるボールを送り込む。動きの鈍いリヴァプールのディフェンス陣に対しノーマークのヴェルナーが反応するがシュートは弱くアリソンがキャッチする。

VARによりノーゴール

そのすぐ後アスピリクエタがロングシュートを打つがバーを大きく超える。チェルシーは前半に想定通りのプレーでゴールを決めるが、VARによりヴェルナーの位置がオフサイドと判定される。

ジョルジーニョのディフェンスの裏を突くパスにティモ・ヴェルナーが走り込み、アリソンをかわしてゴールを決める。このゴールを喜ぶチェルシーだが、ビデオ判定によりヴェルナーの腕がオフサイドと判定されゴールは取り消しとなってしまう!

ブルーズの守備も相手のロングボールに対しもたつくが、幸運にもサディオ・マネがコントロールしきれずゴールとはならない。

メイソンの先制点

このシーンを除き、前半全体で優勢を保ったチェルシーは、ハーフタイム直前にマウントが貴重な先制点を挙げる。

これもまたカンテからのロングパスで、今回ボールを受けたのはヴェルナーではなくマウントだった。左サイドでボールを受けたマウントはそのまま中に持ち込み右コーナー隅にゴールを決めた。

堅調な後半

後半開始早々またもやVAR判定があり、今度はフィルミーノのクロスをカンテが手で触ったと抗議があったが、結局ペナルティーは与えられなかった。

その後チェルシーが追加点を決めるチャンスをつくるが、チルウェルのシュートはアリソンがセーブし、それをつめたツィエクをロバートソンがブロックする。

チェルシーは後半守備に回ることが多くなるが、アンドレアス・クリステンセンやリース・ジェイムズを中心に相手の攻撃をブロック、ヘディング、そして豪快なタックルで対抗する。そしてクロップはモモ・サラーを途中交代する。

試合時間残り15分になってもチェルシーは相手のスペースをつき、マウントのパスを受けたヴェルナーがシュートを打つがアリソンがニアポストでセーブする。

残り5分、チェルシーのゴール前で混戦となり、こぼれた球をフィルミーノが頭で合わせるがこれはメンディが落ち着いてセーブする。

試合はこのまま0-1で終了し、終始調子を上げることができなかったリヴァプールに対し、チェルシーは貴重な勝ち点3を獲得した。

 

リヴァプールの記録達成に貢献したブルーズ

この試合の結果、リヴァプールは初めてホーム5連敗を喫した。チェルシーにとってはリヴァプール相手の連敗が5で止まるという歓迎すべき結果となった。これでチェルシーはリヴァプールとの勝ち点差を5ポイントとした。

今後の予定

今週末試合のないブルーズは月曜夜にブリッジでエヴァートンと対戦する。ちょうど一年前のこの日に行われたエヴァートン戦が観客の前での最後の試合となった。
 

チェルシー(3-4-2-1):メンディ;アスピリクエタ(C)、クリステンセン、リュディガー;ジェイムズ、ジョルジーニョ、カンテ、チルウェル;ツィエク(プリシッチ66)、マウント(コヴァチッチ80);ヴェルナー(ハフェルツ90+1)

サブ:ケパ、ズマ、アロンソ、エメルソン、ハドソン=オドイ、ジルー 

得点者:マウント42

 

リヴァプール(4-3-3):アリソン;アレクサンダー=アーノルド、ファビーニョ、カバク、ロバートソン;チアゴ(ミルナー80)、ワイナルドゥム(C)、ジョーンズ(オックスレイド=チェンバレン62);サラー(ジョタ62)、フィルミーノ、マネ 

サブ:アドリアン、Rウィリアムズ、Nウィリアムズ、ケイタ、シャチリ、オリギ

 

主審:マーティン・アトキンソン

チェルシーからその他