マッチレポート

マッチレポート: チェルシー 2 ウェストブロム 5

トーマス・トゥヘルが記録した就任14試合無敗記録は、降格の危機にある格下相手にホームでの衝撃的な敗北で終わりを告げた。

前半に退場者が出たため、ブルーズは試合のほとんどを10人で戦った。サム・アラダイス監督はそのアドバンテージを最大限に活かし、チェルシーが1点を返すまでに4-1とリードし、アディショナルタイムにダメ押しの追加点を決めた。

インターナショナル・ブレイク後、最初のプレミアリーグ戦は、ランチタイムのキックオフで、ドラマティックな展開の試合となった。チェルシーはクリスティアン・プリシッチのゴールで先制したものの、チアゴ・シウバが2枚目のイエローカードを受けてしまい、さらにハーフタイム前のアディショナルタイムにはマテウス・ペレイラに2点を奪われ、トゥヘル体制でのホーム戦初失点となってしまった。

序盤は全てが上手くいっているように見えた。27分、マルコス・アロンソのシュートがポストを叩き、セカンドボールをプリシッチが決め先制。相手は負傷者で混乱し、元チェルシーのレジェンド、ブラニスラフ・イヴァノヴィッチを含む2人のディフェンダーをハーフタイム前に失った。

しかし、レッドカードで1人を失ったことで、同点弾を許し、その後はウェストブロムが優勢になった。

後半、カラム・ロビンソンとエムバイェ・ディアニュが追加点を挙げ、オープンゲームで双方にチャンスが続く中、交代出場のメイソン・マウントが決め4-2まで追い上げたが、3-0からの逆転で引き分けた今シーズンアウェイでのバギーズ戦のような反撃はできなかった。

その代わりに、交代したロビンソンが再びゴールを決め、バギーズが5-2の勝利を収めた。彼のプレミアリーグでの5つのゴールはすべてチェルシー戦で記録している。

選手起用

チアゴ・シウバが復帰したことで、トーマス・トゥヘルはすぐにこのブラジル人選手をディフェンスの中心に戻した。クルト・ズマも選ばれ、アンドレアス・クリステンセンとトニ・リュディガーという最近のセンターバックのレギュラー・メンバーがベンチに入り、メイソン・マウントとカイ・ハフェルツもベンチ、ハキム・ツィエクとクリスティアン・プリシッチがティモ・ヴェルナーをサポートすることになった。
 
今日はマルコス・アロンソとリース・ジェイムズがウイングバックを務め、エンゴロ・カンテが負傷で欠場したため、ジョルジーニョとマテオ・コヴァチッチが中央でコンビを組んだ。

先制したブルーズ

チェルシーは、16試合連続無敗記録を目指し、トップ4の座を狙う他の挑戦者たちにプレッシャーをかけるため、試合に臨んだ。

2ヶ月ぶりに復帰したチアゴ・シウバは、開始5分でペナルティエリアの端でペレイラを引っ張り、一枚目のイエローカードを受けた。その後のフリーキックからチェルシーは最初のカウンターに出たが、ツィエクはヴェルナーへ繋ぐ事はできなかった。

12分にはアロンソが厳しいマークを受けながらも、バギーズのゴールを守るサム・ジョンストンを動かし、その直後にはジェイムズがニアポストのヴェルナーを狙ってクロスを上げたが、ヴェルナーはボールに届かなかった。
 

しかし、ブルーズにとって妥当なスタートだった。ウェストブロムの最初のイエローカードは、セサル・アスピリクエタの腕で掴んだディアニュだった。

プリシッチのシュートが決まらなかったが、チェルシーは素早くボールを動かした。ツィエクがアタッキングエリアでパスを出し、アロンソがディフェンダーに激しく挑み、ゴール前で何かが起こりそうだった。それに続けて、マテオ・コヴァチッチがシュートを放つが、これは枠を外れた。

ウェストブロムは早々に交代を余儀なくされた。DFのダラ・オシェイが負傷し、チェルシーの歴史に名を残すブラニスラフ・イヴァノヴィッチがわずか24分で投入された。

しかし、スタンフォードブリッジに戻ってきたセルビア人選手は、ヴェルナーとのプレーでハムストリングを痛め、交代を余儀なくされたため、わずか12分しかプレーできなかった。しかし、彼がピッチに立っていた短い間に、2つの大きなドラマがあった。

1つ目は、チェルシーが先制したことだ。ゴールは、中央25ヤードのフリーキックからで、マルコス・アロンソが狙い、キーパーから離れるカーブをしたボールはポストに当たった。そしてフォローしていたプリシッチが7ヤードの位置からネットを揺らした。


不運なチアゴ

その2分後、チアゴ・シウバに2枚目のイエローカードが提示され、ブルーズは10人になった。オカイ・ヨクシュルのシュートをブロックしようと無理をしたことが原因だった。チェルシーにとっては今季2度目の退場で、最初の退場はホーム開幕戦でアンドレアス・クリステンセンが退場したときだった。

退場したチアゴ・シウバの穴を埋めるため投入されたのはクリステンセンだった。トゥヘル監督は試合前にクリステンセンの出場を示唆していたが、このような事態になるとは予想していなかったようだ。

この試合のスタート時、ウェストブロムは前の試合の4バックから3バックに変更していたが、負傷者が出てからは再び4バックでプレーするようになった。

当初、チェルシーはジェイムズのシュートがジョンストンに2回セーブされ、ズマがコーナーからヘディングで狙うなど、1人減った状態でプレーしているようには見えなかったが、前半の終了間際にウェストブロムが1点のビハインドをリードに変えた。

同点ゴールは、ジョンストンのストレートなクリアボールを受けたペレイラが、無防備だったメンディの上にボールを上げたことから生まれた。

その後、マット・フィリップスがシュートを放ち、クロスバーに当たったが、これは次の失点までの一時的な猶予で、ハーフタイム直前には、相手がペナルティ・エリア内でボールを動かした後、ペレイラがニア・ポストの内側にシュートを決めた。ウェストブロムが2点のリードで前半を折り返した。

苦戦を強いられた後半

後半はプリシッチに代わってメイソン・マウントが登場し、立ち上がり、ジェイムズが高く放ったボールをジョンストンが処理できなかったところをアロンソがシュートを狙ったが、この試合2度目のポストに嫌われた。

同点に追いつく可能性は十分あったが、コヴァチッチのこの試合2度目のシュート、ズマのコーナーからのヘッド、共に枠を外れた。しかしペレイラのハットトリックを防いだメンディには感謝すべきだろう。

バギーズは60分を過ぎたところでスコアを1−3にした。

ロビンソンがダーネル・ファーロングのクロスをボレーで決め、メンディはどうすることもできなかった。

その5分後には、バギーズは素早い動きからエムバイ・ディアニュがゴールを決めスコアを1−4とした。

その後、ヴェルナーのチャンスメイキングでマウントが至近距離からゴールを決めて、点差を縮めたが、ズマのシュートはファーポストに外れ、相手にプレッシャーをかける絶好のチャンスを逃した。

しかし、アディショナルタイムにロビンソンが再びネットを揺らし、ウェストブロムの勝利を決定づけた。

次戦は?

スタンフォードブリッジからセビーリャへ、チャンピオンズリーグ準々決勝のファーストレグ、ポルトとの対戦が待っている。この試合は水曜日の20時(英国時間)にキックオフする。


チェルシー(3-4-2-1): メンディ;アスピリクエタ(c)、チアゴ・シルバ、ズマ;ジェイムズ、ジョルジーニョ(ハフェルツ73)、コヴァチッチ、アロンソ;ツィエク(クリステンセン33)、プリシッチ(マウントh-t);ヴェルナー

サブ:ケパ、リュディガー、チルウェル、ギルモア、ハドソン=オドイ、ジルー

得点:プリシッチ 27、マウント 71

退場:チアゴ・シルバ 29

警告: チアゴ・シルバ 5, コヴァチッチ 66

 

ウェスト・ブロムウィッチ (3-5-2): ジョンストン;オシェイ(イヴァノヴィッチ24)(ロビンソン36)、バートリー(c)、アジャイ;ファーロング、フィリップス(リヴァーモア89)、ヨクシュル、メイトランド=ナイルズ、タウンゼント;ペレイラ、ディアニュ

サブ:バトン、ペルティア、ディアンガナ、スノッドグラス、ロブソン=カヌ、グラント

得点:ペレイラ 45+2, 45+4, ロビンソン 63, 90+1, ディアニュ 68

警告:ディアニュ 14

 

審判:デビッド・クーテ

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