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レスターに通じる道 - FAカップにおけるフォックスとの対戦

チェルシーは、FAカップにおいて過去5回レスターと対戦してた大会すべてで決勝進出しており、今シーズンはその彼らとウェンブリーで行われる決勝戦で激突することになった。

チェルシーは、1920年にスタンフォードブリッジで行われたラウンド3で3-0の勝利を収めたのを皮切りに、1946年のラウンド3ではホーム&アウェー合計で3-1の勝利を収めており、過去7回の対戦ですべて勝利している。

1920年と1946年はその後準決勝とラウンド5で敗退したブルーズだが、それ以降はフォックスと対戦したシーズンにFAカップで好成績を残している。

 

1997年ラウンド5

ルート・フリット監督率いるブルーズは、ロベルト・ディ・マッテオの見事な先制点とマーク・ヒューズの正確なゴールにより、アウェーでハーフタイムまでに2点リードした。しかし、前戦では2点差を挽回してリヴァプールを破ったものの、この試合では後半にスティーブ・ウォルシュのヘディングシュートとエディ・ニュートンのオウンゴールで同点とされ、再試合にもつれ込んだ。

ブリッジでで行われたリプレーではブルーズが圧倒的な強さを見せたが、GKケイシー・ケラーの活躍もあり、試合は延長戦に突入した。しかし、PK戦が迫る中、エルランド・ヨンセンがレスターのエリア内で獲得したPKをフランク・ルブフが落ち着いて決めて、次のラウンド進出を決めた。

その後、チェルシーはポーツマスを4-1、ウィンブルドンを3-0で破り、決勝戦ではミドルスブラに2-0で勝利して、27年ぶりにFAカップ優勝を果たした。

 

2000年ラウンド5

その3年後のラウンド5では、ブリッジでレスターと再戦し、ジョージ・ウェアが切り返したボールをグスタボ・ポジェがアクロバティックなボレーシュートで先制した。

ハーフタイム明けには、クリス・サットンのセンタリングから将来リベリア大統領となるウェアが見事なシュートを決めて2-0とした。さらに60分過ぎには、スティーブ・ウォルシュがサットンに肘鉄を食らわせて退場となり、フォックスはさらに苦戦を強いられる。

その後、デニス・ワイズがボールを不必要に遠のけ2枚目のイエローカードを受け退場となった。フォックスはアディショナルタイムにマット・エリオットが1点を返したのが唯一の慰めだった。

チェルシーは準々決勝でジリンガムを5-0で退け、ベスト4ではニューカッスルを2-1で下し、旧ウェンブリー・スタジアムで行われた決勝ではアストンヴィラを1-0で下して3年ぶり2度目の優勝を果た。

 

2012 – 準々決勝

チャンピオンズリーグのナポリ戦で劇的な逆転勝利を収めた数日後に準々決勝でレスターと対戦したブルーズは、疲れを見せることなく17分までにゲイリー・ケーヒルのヘディングシュートとサロモン・カルーの素早いカウンターアタックで2点を先制した。

後半中盤にフェルナンド・トーレスが3-0とし、その後レスターは反撃を試みたが、トーレスが再びゴールを決め、メイレレスも得点して5-2の大勝を収めた。

チェルシーは準決勝でトッテナム・ホットスパーを5-1、決勝ではリヴァプールを2-1で破り、7度目の優勝を果たした。

 

2018年準々決勝

2017年には準々決勝以降リプレーが廃止され、翌年のキングパワー・スタジアムでの準々決勝では、アルバロ・モラタがカウンターアタックから先制するも、後半にジェイミー・バーディが同点に追いつき延長戦に突入した。

しかし、ブルーズはペドロがカスパー・シュマイケルを抜き去りゴールを決め、2-1の勝利を収めた。

アントニオ・コンテ率いるチェルシーは、ベスト4でウェンブリーにてサウサンプトンを2-0で退け、その1ヵ月後に行われた決勝戦では、マンチェスター・ユナイテッドを1-0で下し、9度目のFAカップの栄冠を手にした。

 

2020年準々決勝

昨年3月初旬に行われたラウンド5でリーグ王者リヴァプールに2-0で勝利したチェルシーだったが、その後コロナウイルスの感染拡大によりフォックスとの準々決勝が行われたのはそれから4か月後となった。

長い間プレーすることのなかった選手たちはうまく連携を取ることができず、フランク・ランパード監督はハーフタイムに3人の選手を交代させた。その結果、63分にウィリアンのクロスを交代したロス・バークリーが唯一のゴールを決め、次のラウンドに駒を進めた。

準決勝でマンチェスター・ユナイテッドを3-1で下し再び決勝に進出したブルーズだったが、セサル・アスピリクエタとクリスティアン・プリシッチが負傷し、マテオ・コヴァチッチが議論の余地のある退場処分を受け、アーセナルとの決勝戦では惜しくも一歩及ばなかった。

チェルシーからその他