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EURO 2020プレビュー:イングランド

EURO 2020の出場チームを紹介するこのプレビュー。まずはチェルシー3人組の貢献によりこの大会初優勝を狙うスリーライオンズについて見ていこう。


イングランド – グループD

有能な攻撃的選手が豊富にいることもあり、多くの人がイングランドをEuro 2020の優勝候補として挙げている。しかし、1960年に欧州選手権が開催されて以来、スリーライオンズは準決勝まで進出したことがない。

直近のベスト4進出は1996年だが、その時と同様、今大会でもイングランドはホームアドバンテージを持っている。実際、ガレス・サウスゲート監督率いるチームがグループDを制して決勝トーナメントに進出した場合、ウェンブリーから離れてプレーするのは1試合だけだ。

ハリー・マグワイアとジョーダン・ヘンダーソンの故障、そしてクラブレベルでイングランド勢はシーズン終盤までヨーロッパ大会で激闘を繰り広げたが、ハリー・ケイン、フィル・フォーデン、ラヒーム・スターリング、マーカス・ラッシュフォード、ジャック・グリーリッシュ、ジェイドン・サンチョ、そして我らがメイソン・マウントといった選手たちを擁するサウスゲート監督は、チームがファイナルサードで大きな攻撃力を発揮することを期待するだろう。

最近のワールドカップでもそうだったが、グループリーグを一位突破した場合、イングランドはフランス、ドイツ、ポルトガル、ハンガリーのグループの2位とラウンド16で対戦するなど、決勝トーナメントへの道のりは厳しくなりそうだ。

対戦相手

イングランドは、6月13日(日)に3年前のワールドカップ準決勝で敗れたクロアチアと対戦する。その後、格下のスコットランドとチェコをホームに迎えるが、両チームとも組織的なプレーを特徴とする危険な相手だ。

チェルシーの名GK、スティーブ・クラークが監督を務めるスコットランドは、これが1998年以来の主要大会出場となり、チェコはウェストハムのトマーシュ・ソーチェクに代表されるように、深い位置からエネルギーに満ちた運動量を武器としている。

ブルーズの3人

マウントはクラブと代表の両方で欠かせない存在となっており、怪我をしない限り中盤か、ケインの近くでの起用が予想される。

サウスゲート監督は、対戦相手や試合の状況に応じて3バックと4バックを使い分けたいようだ。ウイングバックを含むシステムでは、ここ数ヶ月チェルシーで活躍しているベン・チルウェルやリース・ジェイムズが起用される可能性があるだろう。

左サイドバック/左ウイングバックではチルウェルとマンチェスター・ユナイテッドのルーク・ショーのどちらかを選択することになる。トレント・アレクサンダー=アーノルドの負傷により、右サイドバックは3人になり、ジェームズは共に2018年のロシアでのワールドカップで代表を支えたカイル・ウォーカーとキーラン・トリッピアーとポジション争いをする。サウスゲート監督は、ジェイムズとウォーカーが3バックの右サイドでもプレーできることをこれまでに繰り返し指摘している。

試合日程(イギリス時間)

イングランドvsクロアチア 6月13日(日)午後2時 ウェンブリー

イングランドvsスコットランド 6月18日午後8時 ウェンブリー

イングランドvsチェコ 6月22日(火)午後8時 ウェンブリー

イングランドがグループリーグを1位通過した場合、決勝トーナメント第1戦はグループF(フランス、ドイツ、ポルトガル、ハンガリー)の2位と対戦する。

イングランドがグループリーグを2位通過した場合、決勝トーナメント第1戦はグループE(スペイン、スウェーデン、ポーランド、スロバキア)の2位と対戦する。

これは3位でもグループステージ突破の可能性があり、1位通過したチームが必ずしも他のグループの2位にあたらないため(またはその逆)。

メンバー

GK:ディーン・ヘンダーソン(マンU)、サム・ジョンストン(ウェストブロム)、ジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)

DF:ジョン・ストーンズ(マンC)、ルーク・ショー(マンU)、ハリー・マグワイア(マンU)、カイル・ウォーカー(マンC)、タイロン・ミングス(アストンヴィラ)、リース・ジェイムズ(チェルシー)、コナー・コーディ(ウルブズ)、ベン・チルウェル(チェルシー)、キーラン・トリッピアー(アトレティコ・マドリード)、ベン・ホワイト(ブライトン)

MF:メイソン・マウント(チェルシー)、デクラン・ライス(ウェストハム)、ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール)、ジュード・ベリンガム(ボルシア・ドルトムント)、カルバン・フィリップス(リーズ)

FW:ハリー・ケイン(トッテナム)、マーカス・ラッシュフォード(マンU)、ラヒーム・スターリング(マンC)、ドミニク・キャルバート=ルーイン(エヴァートン)、フィル・フォーデン(マンC)、ジャック・グリーリッシュ(アストンヴィラ)、ジェイドン・サンチョ(ボルシア・ドルトムント)、ブカヨ・サカ(アーセナル)

Euro 2020の開幕にあたり、これから数日間にわたりチェルシーの選手がプレーする全10チームを紹介します。

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