分析

ペトル・チェフ、フィールドプレーヤーのセーブからベストGKを考察

普段は足を使って優れたプレーを見せるフィールドプレーヤー達が、プレシーズン中のトレーニングの一環としてゴールを守ることとなった。

これは、アイルランドで行われた練習メニューで、ゴールを目指しヘディングシュートした後に、シューターが次のゴールキーパーになるというメニューで、5点先取して勝利したのはどちらのチームか、即席のVARで判定するという愉快な結果になったようだ。

その様子を熱心に見守っていたのが、技術・パフォーマンスアドバイザーのペトル・チェフ、チェルシー史上最も成功したゴールキーパーだ。

数分間、ゴールキーパーとしての役割を果たそうとする各選手を分析するのに、これ以上の適任者はいないだろう。クラブのフォトグラファーが、ゴールに飛び込む選手達を撮影してくれたので、チェフが一緒に座り、画像を一枚ずつ確認してコメントしてくれた。

「マルコス・アロンソには、手と目のコーディネーション、集中力、両手を使うこと、体を前に出す能力が見て取れる。マルコスは素晴らしいアスリートであり、様々なボールゲームをこなすことができるが、そのテクニックを写真から見ることができる。ボールを見る目と足の速さ、彼はダイブする必要すら無かった。」

「これも再びマルコスによるもので、キーパーとして適切なセーブのように見えるね。コーディネート、プッシュ、完璧だね!」

「クリスティアン・プリシッチのこのセーブは、両手で押しているので技術的には問題ない。着地の際に少し回転しているが、これは彼の普段の動きとは違うから。少し怖かったんだろう。着地は難しそうだけど、フットワークとプッシュは良いね。」

「タミー・エイブラハムの最初の1本は、簡単にセーブできるボールで、高さを利用してクロスバーの上にそらしたので、彼にとっては楽だったはずだ。」

「タミーの2本目は、やはり彼は背が高いので、完全に飛び込んでいるようには見えず、手を伸ばしているだけかもしれない。ゴールキーパーがこのようなプレーをすることはない、両手で行くことが多いね。」

「これはマット・ミアズガのひどいキャッチだ!足を大きく開いて取りに行くのはマズい。手は正しい位置にあるが、後ろにある足をバリアにするべきなんだ。もしかしたら、その必要がないほど簡単なボールだったのかもしれないね。」

「カラム・ハドソン=オドイのこの1本は、誰でもできるシンプルなキャッチだね。みんなできるはず。」

「ハキム・ツィエクはダイビングのテクニックが良かったね。意外だった。以前にもこの練習をしたことがあるけど、彼はできる限りボールに飛び込んでキャッチするよ。」


「それはハキムの良さを示している。彼はゴールをカバーするためにこちら側から追いかけるように走っていたけど、ボールは反対側に飛んでいった。彼は一度止まり、ボールをなんとか弾いたんだ。彼は面白いGKスキルを持っているよ。」

 

「ダヴィデ・ザッパコスタが面白い。足の位置を見ると、おそらく彼は走って追いかけていて、このようにダイブする以外の選択肢がなかったから、必死でセーブしたように見える。この写真で判断するのは難しいね。」

「この2枚目はハキム・ツィエクに似ているね。彼は追いかけていて、ボールが反対側に行ったから、それを阻止しようとしている。これはいいね。ハキムの時のように、止まって反対側に押し出すことができれば、もっと良いセーブになっていたかもしれない。」
「ザッパの歌は最高だったよ!」(チャレンジで負けたチームは、夕食前にみんなの前で歌わなければならず、ダヴィデが自分のチームをリードしていた)
 

「トレヴォ・チャロバーのこれは、ゴール裏で見ていたが、本当に良いセーブだった。写真から押しているのがわかるくらいだ。彼は上の手を使っていない。ゴールキーパーはもう片方の手を補助的に使うこともあるけど、これを見ると、重要なのは押し出しで、彼は手でボールを弾くために、本当に上手に前に押し出している。」


「多くの選手の飛び込みの技術が正しくないが、彼らはアスリートであり、足の連動性を持っているから、飛び込むことを恐れていなければ、押し出す技術を使って飛び込むことができるんだ。でも、誰もがそれをダイブに合わせられるわけではない。これは本当に良いセーブだった、しっかり覚えているよ。」

「コナー・ギャラガーは良いダイブをしていたが、これはゴールだ。テクニックは良くなかったが、彼は勇敢で、ちゃんとダイブしていた。」

「これも着地の仕方を心配しているところだ。これもコナーはテクニックがないのは見ての通りだが、勇敢だった。」

「このルイス・ベイカーの写真は不思議だ。彼がどうやって動いていたのかわからない。ただ、彼が走っていて、ボールに手を伸ばしているように見えるから判断が難しいね。」

「このマラング・サールも、私が言っていた"彼らにとって着地が一番難しい"という良い例だ。ゴールキーパーが着地するときにこのような体勢になることはない。すでにボールを押し出してから着地しているように見えるね。だから、飛び込みの技術では、多くの選手がうまく押しに行けるけど、着地が一番難しい技術なんだ。だから、腹ばいで着地する人がいるのは、故障を防ぐためなんだ。」

「ジェイク・クラーク=ソルターも、ゴールに入るのが遅れたけど、ボールに両手をしっかりかけた選手だね。」

「これはクリケットのキャッチボールに近いね。ゴールキーパーはボールに上から行くけど、ロス・バークリーはクリケット経験者に見えるよ。」

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