マッチプレビュー

Pre-Match Briefing: チェルシーvsノリッチ

リーグ戦の4分の1が終わろうとしている今、チェルシーはホームで昨季2部リーグで王者となったノリッチと対戦する。この試合を前にチェルシーのクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。

今週末、チェルシーは今季トップリーグに昇格したノリッチと対戦する。ブルーズは、最下位のチーム相手に42回もの勝利を収めてきたが、スケジュール的には不利と言えるだろう。

この試合は現在首位のチェルシーにとってアーリーゲーム3連戦の初戦となり、今後11月20日のレスター戦、12月4日のウェストハム戦と、アウェーで2試合に臨む。

今期、12時30分キックオフの試合では、マンチェスター・シティにホームで敗れているが、その時は相手より準備期間が1日短かった。

チェルシーは現在、ノリッチ相手にリーグ・カップ戦合わせて17戦無敗だ。今回チェルシーが勝てば、シーズンの約4分の1が終了した時点で2位以降と勝ち点4の差が開く。マンチェスター・シティは土曜日にブライトンと、マンチェスター・ユナイテッドは日曜日の午後にリヴァプールと対戦する。

チェルシーのプレミアリーグにおける過去60回の昇格組を相手にしたホームゲームの成績は48勝2敗10分け

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チェルシーのニュース

水曜日に行われたチャンピオンズリーグ・グループH対マルメ戦での重要な勝利は、厄介な問題ももたらした。チェルシーの攻撃陣は、PKを獲得したロメル・ルカクが足首を負傷、ティモ・ヴェルナーがハムストリングを痛めてたため、しばらくの間選択肢が減ることになりそうだ。

トーマス・トゥヘル監督はこれまで、この2人を攻撃的なペアとして起用してきたが、水曜日にはメイソン・マウントが右に入り、フロント3を形成した。負傷者の代わりにカイ・ハフェルツとカラム・ハドソン=オドイが入った後も、マウントはそこに残ったため、最下位のノリッチ相手にも同じトリオが先発する可能性がある。

チェルシー、チャンピオンズリーグでマルメに4点差をつけて圧勝! | Unseen Extra

チェルシーはチャンピオンズリーグのマルメ戦で、4ゴールを挙げ、またもやクリーンシートを達成した。その様子はこちらからご覧いただけます。

マルメ戦での彼らの相性は良好で、ハドソン=オドイのロングランからハフェルツが冷静に3点目を決めた。これで22歳のハフェルツはチェルシーに入団してから11ゴールを記録、トーマス・トゥヘルのもとでは6ゴール目となり、今シーズンまだネットを揺らしていないメイソン・マウントと並んで最多となった。

「誰もがチームにとって決定的な役割を果たす可能性がある」とマルメ戦後に語ったトゥヘルだが、今シーズン、ブルーズは15人の選手がゴールを決めており、シュート数に対するゴールの割合が23.2%というのは、トップリーグで最高の数字だ

そして水曜の夜も、ディフェンス陣の攻撃参加が功を奏した。アンドレアス・クリステンセンが、同じセンターバックのチアゴ・シウバのアシストでエリア内からボレーシュートを決めて先制し、ジョルジーニョの2回目のPKはトニ・リュディガーが獲得した。セサル・アスピリクエタは後衛のレギュラーとしては唯一、まだ得点していないが、リーグ・カップ戦合わせて多くのアシストで貢献している。

アシストマン・アズピ

この試合でエドゥ・メンディは55試合中31回目のクリーンシートを達成し、出場した試合のうち56%の割合で相手に得点を与えなかったことになる(ペトル・チェフは46%)。リーグ戦では96.2%という驚異的なセーブ率を誇っている。

今シーズンのプレミアリーグ開幕から8試合で3失点(うち2試合はPK)という記録は、2004/05(1失点)と2010/11(2失点)のブルーズの2回を含めて、過去に7回しか達成されていない。

とはいえ、過去の記録で勝ち点を取れるわけではない。ブルーズは、序盤よりも好調なノリッチと対戦する。トゥヘルは短い休暇と過密スケジュールにもかかわらず、チームにハングリー精神と激しさを維持するよう求めている。

ルベン・ロフタス=チーク、トレヴォ・チャロバー、ハキム・ツィエクらは水曜日の試合を欠場したが、今週末には復帰する可能性がある。また、トゥヘル監督は3-5-2ではなく3-4-3を採用し、中盤の選手を追加するかもしれない。

プレミアリーグ 2021/2022
1チェルシー75111531216
2リヴァプール74301761115
3マンチェスター・シティ74211431114
4マンチェスター・ユナイテッド7421146814
5エヴァートン7421138514
6ブライトン742185314
7ブレントフォード7331106412
8トッテナム・ホットスパー7403610-412

キレのあるノリッチ

週末、ノリッチはダニエル・ファルケ監督の下、連続してクリーンシートを達成し、今季2度目の勝ち点を獲得した。2012年以来、3年連続でクリーンシートを達成したことはなく、それまでの6試合では16失点していた。

ネガティブな流れを止めるためのプランの一部として、3-5-2のフォーメーションに変更し、バックラインを低くして、積極的な攻撃を減らした。中盤のマティアス・ノーマンのパス回しと、ウィングバックのディミトリス・ギアンヌリスとマックス・アーロンズの積極的な走りが、より慎重なカウンターアタックのアプローチの重要な要素となっている。

今季開幕戦でマン・シティに挑むギリシャ代表DFディミトリス・ギアンヌリス

ノーマンが足を痛めて離脱したことは、イングランドのトップリーグの激しさにまだ適応できていないことを示唆しているが、左ウイングバックのギアンヌリスとボックス・トゥ・ボックス型のMFピエール・リース=マルーは、新しいシステムの中でより落ち着いているように見えた。

ベテランのゴールキーパーであるティム・クルールも、ゴールを狙われる回数が減ってきているが、その一方で課題も残っている。テーム・プッキとジョシュ・サージェントは、ブライトンとのスコアレスドローを勝ち点3に変えるチャンスを逃したことを悔やんでいるに違いない。フィンランドの歴代得点王は、今季シティ相手に2得点している。この2つのゴールはいずれも前半に生まれたもので、カナリーズは後半に得点がなく、10失点という成績を残している。

ファルケ監督は、これまで連続して同じメンバーで試合に臨んできたが、今回も攻撃的MFのトッド・カントウェルとセンターバックのクリストフ・ツィマーマンを欠くことになる。

チェルシーからその他