分析

データから見るノリッチ戦:英国人のゴールラッシュとコヴァの統率力

チェルシーのゴール前での冷酷さは今シーズンも健在であるが、土曜日の試合は7得点、0失点と流れを完全に支配した。

土曜日に行われたノリッチ・シティとの試合でのチェルシーのパフォーマンスは、まさに教科書通りのものだった。

序盤から得点を重ね、終始チャンスをつくり続けた。そして、57分にベン・チルウェルが4点目を決めると、さらに追加点を重ねたのだ。

当然のことながら、7-0の勝利はノリッチに対する歴代最多得点差勝利となる。これまでの最記録は4-0だった。

チェルシーが1試合で7ゴール以上を記録したのは、昨日で25回目、リーグ戦では16回目、そのうち6回はプレミアリーグ時代のものである。

ハットトリックを達成したメイソン・マウントが話題になっているが、彼はこの試合で最も多くのシュートを放った。チェルシーは、プレミアリーグでハットトリックを達成した選手の数を20人にまで増やし、アーセナルの記録にあと1人に迫っている。


またもやゴールを決めたチルウェル

先週末のブレントフォード戦で、ベン・チルウェルはチェルシーのディフェンダーとしては初めてプレミアリーグで3試合連続得点を記録し、さらにノリッチ戦で4試合連続得点を記録した。

チェルシーで最後にリーグ戦4試合連続得点を記録したのはフランク・ランパードだったが、チルウェルはこの試合で最多の4本のクロスも供給した。(2点目を挙げたハドソン=オドイは3回、マウントは2回)

もう一人のウイングバック、リース・ジェイムズもゴールを決めたことで、この試合でチェルシーの選手が決めた6つのゴールは、すべてイギリス人がネットを揺らしたことになる。同じことが起こったのは40年以上前のことで、1980年10月に行われたニューカッスル戦(6-0)では、コリン・リーがハットトリックを達成し、マイク・フィラリー、クライヴ・ウォーカー、ガリー・チバーズが得点している。


コヴァチッチの統率力

マテオ・コヴァチッチは中盤で際立つパフォーマンスを発揮し、2点目を決めたハドソン=オドイに崇高なアシストパスを出した。クロアチア人の6本の重要なパスは、2位のマウントの2倍だった。コヴァチッチはロングパスを8回中5回も正確に出し、タックルも5回と誰よりも多く成功させた。

トニ・リュディガーは後方から攻撃参加し、この試合で2番目に多くのシュートを放ち、4本のうち1本が枠内に入った。ハキム・ツィエクは出場した20分間で3回ゴールを狙った。

チェルシーの総シュート23本、枠内へのシュート13本は、どちらも今シーズン最多となった。ノリッチのシュート数はわずか3本で、うち1本だけが枠内で、CK獲得数はゼロだった。また、パスの本数はノリッチが299本だったのに対し、チェルシーは567本だった。

チェルシーは現在、リーグ・カップ戦合わせてノリッチと18戦無敗でそのうち13勝している。


チャンスをゴールに変える力

チェルシーのゴール前での効率の良さは、今シーズンのプレミアリーグの中でも群を抜いている。昨シーズンに比べてシュート成功率が明らかに向上していることが、シーズンが4分の1を経過した時点でトップに躍り出た理由のひとつだ。2020/21シーズンは、全体を通してシュートをゴールに結びつける確率が14位と低迷した。

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