Pre-Match Briefing:ブライトンvsチェルシー

3日間で北部のマンチェスターから南海岸のブライトンまで渡り歩くブルーズは、今夜シーガルズと対戦する。この試合を前にチェルシーのクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。

リーグ戦6試合連続無敗記録が途絶えプレミアリーグ3位に転落したチェルシーが、9月以降ホームで1勝しか挙げていない9位ブライトンとアウェーで対戦する。

この試合は、アブダビで開催されるクラブワールドカップのため、来月から前倒しで行われ、FAカップのリプレーがなくなったことで空いた週の半ばに組まれたものである。

ブルースはリーグ戦の延期もなく、他のチームより多くの試合を消化している。しかし、トーマス・トゥヘル監督率いるチームはカップ戦では好調だが、プレミアリーグではここ8試合で2勝しか挙げられていない。

スタンフォードブリッジにて1-1で引き分けてから20日間で、チェルシーは5試合、シーガルズは3試合に臨んでいる。その12月の対戦では、リース・ジェイムズが同僚のウイングバック、ベン・チルウェルに加わるかたちで長期負傷者リストに入り、欧州王者はコロナ感染や疲労により混迷し続けている。

チェルシー1-1ブライトン (H) | プレミアリーグ・ハイライト

1-1の引き分けに終わったブリッジでのリーグ戦ブライトンとの試合のハイライト

テレビ中継の関係で、ブライトンは1日余分に休養と準備の時間を与えられた。今シーズン、グレアム・ポッターのチームはホームよりもアウェーで良い結果を残しているため、チェルシーにとってこの試合はリヴァプールから2位を奪還するチャンスでもあるのだ。また、「Good Old Sussex By The
Sea」という軽快なアンセムは、ホームチームにわずか3勝しかもたらしていない。

そして、歴史の重みもある。チェルシーはブライトンでのリーグ戦では無敗を誇っており、リーグ・カップ戦合わせてそれぞれ異なる監督(デイブ・セクストン、ジョン・ニール、ボビー・キャンベル、アントニオ・コンテ、マウリツィオ・サッリ、フランク・ランパード)の下で6勝している。

チェルシーはブライトンとのアウェーゲーム9試合すべてで得点を挙げている(リーグ・カップ戦合わせて)

photo of 主なデータ 主なデータ


チェルシーのニュース

チェルシーはまたしても、回復と準備のためにより多くの時間を与えられたホストチームとの厳しい戦いに臨むことになる。クリスマスと新年の間に行われたブライトンとの対戦では、リース・ジェイムズとアンドレアス・クリステンセンが多くの故障者の仲間入りを果たし、ジョエル・フェルトマンがペナルティエリア内でクリスチャン・プリシッチを倒したプレーはPKとはならなかった。

ダニー・ウェルベックが後半に同点弾を決めてからは、すべてがブルーズに不利な展開になったように感じられた。この試合は、プレミアリーグで初めて、ロンドン勢が相手より少ないシュート数でゴールを決めた試合だった。

トーマス・トゥヘル監督も、エティハドでの敗戦は前線のクオリティーの低さがものを言ったと述べているが、マンチェスター・シティの決勝点は今季ブルースにとって珍しいエリア外から失点だった。

前線の3人はマンチェスターでうまく機能せず、リーグで最も多くのオフサイドを記録したが、それでもゴールを奪うチャンスはあった。トゥヘル監督は、カイ・ハフェルツ、カラム・ハドソン=オドイ、ティモ・ヴェルナーといった選手たちを投入することで、攻撃陣に活力をもたらし、フレッシュさを保たせるつもりだろう。

シティ戦で後半から出場したカラム・ハドソン=オドイ

しかし、嬉しいことに、マラング・サールは、土曜日の試合でこれまでで最も厳しい試練を乗り越え、調子を上げている。トゥヘル監督は、ピッチに立つ選手なら誰でも頼れると思っているようだが、ジェイムズ、ベン・チルウェルを筆頭に、欠場者による戦力ダウンは否めない。

シーガルズはリーズと同じように、エネルギーとアグレッシブさ、そして1対1での攻防をピッチのいたるところで展開する。ジョルジーニョ、ルベン・ロフタス=チーク、サウールは土曜日の試合には出場しなかったため、今夜はフレッシュな状態で試合に臨めるだろう。

マラング・サール独占インタビュー:「昔はフォワードだった!ブリッジでプレーするのは大好きだし雰囲気は最高だ!」

マラング・サールがチェルシーでのキャリアについてインタビューで語った。ディフェンス能力を見出されるまでフォワードとしてプレーしていたサールが、スタンフォードブリッジのファンの前でプレーすることの素晴らしさも述べている


待ち構えるアルビオン

ブライトンはリーグ戦4試合負けがないが、この記録は3週間半前、スタンフォードブリッジでの引き分けから始まった。グレアム・ポッター率いるチームはプレミアリーグでも引き分けが多く、ポゼッション率4位、タックル成功数2位、ディフェンス力も6位だが、攻撃力もリーグ5位となっている。

また、アルビオンはホームよりもアウェーの方が成績が良い。本拠地での獲得ポイントがブライトンよりも少ないのは5チームだけで、そのすべてが最下位6位を占めている。最近、得点力を取り戻したとはいえ、サセックスのチームはホームゲーム10試合で4得点だけとなっている。

長身選手が何人もいる割には、セットプレーからの失点も多い。今シーズン、彼らより悪い成績を残しているのは、エヴァートンとレスターだけだ。司令塔のルイス・ダンクとセンターバックのシェイン・ダフィーが欠場していることもその一因だろう。

ブライトンで直近にゴールを決めたのはチェルシーからレンタル中のコナー・ギャラガー

ポッターはまた、イヴ・ビスマとエノック・ムウェプが使えない中、中盤を再構築する必要がある。金曜日のクリスタルパレス戦では、スキッパーのアダム・ララーナを中央に据えた3人の中盤を選択し、シーガルズは前半、無得点だったがライバルを圧倒した(PK失敗も含む)。

元リヴァプールのララーナは、その晩に負った怪我で離脱している。コブハム出身のタリク・ランプティは、普段はフルバックだが、右MFとして出場した。ダンクがいない間、背の高いダン・バーンが中に入ったが、マーク・ククレラが左サイドバックから優れたプレーを見せている。

攻撃的なディフェンダーはポッターの戦術に欠かせない存在である。シーガルズは、アダム・ウェブスターを通して後ろからボールを出し、10番ヤクブ・モデルにボールを集め、サイドアタッカーとの連携を図る。ニール・モペイ、レアンドロ・トロサール、アレクシス・マック・アリスターの3人の攻撃的な選手が、20ゴールのうち15ゴール、つまり75パーセントを決めている。


試合終盤のゴール

今シーズンのチェルシーのトップリーグでの平均ゴール時間は51分(マンC、リヴァプールに次いで3番目に早い)で、ブルーズの得点の51パーセントは後半に生まれている。

ブライトンのゴールは、より顕著に分かれている。43パーセントの前半と57パーセントの後半、そして80分以降のゴールがブライトンよりも多いのは、シティ、ヴィラ、そしてチェルシーの3チームだけだ。

シーガルズはリードされてから9ポイントを獲得しているが、そのうちの5ポイントは後半の得点(12月のブリッジでの初ゴールを含む)であった。興味深いことに、これら7試合のうちアメックスで挽回したのは1試合だけである。

プレミアリーグにおける後半残り10分のゴール数
得点失点得失点差
チェルシー93+6
マンC93+6
アストンヴィラ87+1
ブライトン73+4
クリスタルパレス76+1
ウェストハム78-1


リーグ戦の状況

チェルシーはリヴァプール、マンチェスター・シティとのリーグ戦全4試合を終え、今夜以降、現在の上位10チームとの残り6試合のうち5試合がスタンフォードブリッジで行われることになった。

試合延期が相次ぐ中、順位表の上位に位置する各クラブの最大勝ち点を見ると、現在の戦況をよりよく判断することができるだろう。

最大獲得ポイント
試合現在の勝ち点最大勝ち点
マンC2256104
リヴァプール214596
チェルシー224391
ウェストハム223785
アーセナル203589
トッテナム183393
マンU203286
ウルブス203185
ブライトン202882
レスター182578


アカデミー出身選手の起用

チェルシーは長い間、毎試合少なくとも1人のアカデミー卒業生を先発に含めてきたが、この記録はマンC戦で合計199人となった。

これは2019年5月2日、マウリツィオ・サッリ監督がヨーロッパリーグ準決勝アイントラハト・フランクフルト戦でアンドレアス・クリステンセンとルベン・ロフタス=チークを先発出場させたことから始まっている。クラブの歴代記録は1956年から1988年までの1609試合連続となっている。

2019年にドイツで行われたアイントラハト・フランクフルトとの準決勝第1戦に出場したロフタス=チーク


プレミアリーグ日程

火曜日
バーンリー vsワトフォード 19時30分
ブライトンvsチェルシー 20時

水曜日
レスターvsトッテナム 19時30分
ブレントフォードvsマンU 20時

プレミアリーグ 2021/2022
1マンチェスター・シティ21172253134053
2チェルシー21127245162943
3リヴァプール20126252183442
4アーセナル2011273325835
5ウェストハム・ユナイテッド20104637271034
6トッテナム・ホットスパー1810352320333
7マンチェスター・ユナイテッド189453026431
8ブライトン196942020027
9ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ187471314-125
10レスター・シティ187473133-225
11クリスタル・パレス205872930-123
12ブレントフォード196582326-323
13アストン・ヴィラ1971112530-522
14サウサンプトン194962029-921
15エヴァートン185492332-919
16リーズ・ユナイテッド194782137-1619
17ワトフォード1841132236-1413
18バーンリー171881627-1111
19ニューカッスル・ユナイテッド1918101942-2311
20ノリッチ・シティ192413842-3410

チェルシーからその他