新シーズンの開幕を数日後に控えるチェルシーは、欧州王者としてさらなる飛躍を目指す。ここでは、クラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが、今後の展望について見ていく。

今年の夏、イングランドにとってはまたしても念願のタイトル獲得とはならなかったが、ヨーロッパ最大のトロフィーを持って帰ってきたチェルシーのファンにとっては、栄光を夢見る時間となる。

2021/22シーズンは、ブルーズにとってトップリーグでの87回目のシーズン、プレミアリーグでは30回目、全体では106回目のシーズンであり、ヨーロッパのディフェンディングチャンピオンとしては2回目のシーズンとなる。昨季有終の美を飾ったことは、これからの飛躍を予想させるが、それと同時に、どのチームもヨーロッパ王者を倒そうと躍起になるだろう。

今シーズンのプレミアリーグは、イングランドリーグの歴代優勝チーム24チームのうち、13チームが優勝を争うことになる(昨年よりも2チーム減少)。チェルシーは昨季、王者と19ポイント差でフィニッシュしたが、これは前シーズンに比べて14ポイント挽回したことになる。

ディフェンスからのチームづくり

1月下旬にトーマス・トゥヘルが監督に就任してから、トップリーグでチェルシーよりも成績が良かったのはマンチェスター・シティだけだった。その期間にブルーズが許した13ゴールという数字は、どのチームよりも4ゴール少なかった。

優れたディフェンスはタイトル獲得の必須条件であり、トゥヘルは自分の理念をさらに浸透させるために、初めてのプレシーズンと移籍市場に取り組んでいる。ブルーズの監督は、5月に行われたあの決勝戦を含め、最近の3回の対戦ではペップ・グアルディオラを圧倒している。果たして彼は、リーグ戦でも同じ結果を得ることができるだろうか?

2020/21のリーグ最終戦、ヴィラパークでの敗戦により、トゥヘルのリーグ戦におけるアウェーでの無敗記録は途絶えてしまったが、9試合で6勝1敗というのは非常に素晴らしい成績だ。

トゥヘルが指揮を執った30試合のうち、ロンドンチームは19勝5敗、37得点、19回のクリーンシート、16失点を記録した。

近年のチェルシーのリーグ順位

2020/21 4位

2019/20 4位

2018/19 3位

2017/18 5位

2016/17 優勝

2015/16 10位

2014/15 優勝

2013/14 3位

新しい日常

また、ブリッジでは新しい入場ゲート、より大きなスクリーンが設置され、新しくなった座席(一部はレール式)から、改善されたピッチを走る選手たちを見ることができるようになる。

新しく設置されたSISGrassのピッチは、伝統的な芝生と、リサイクル可能な柔らかいポリエチレン糸で機械縫いされた土で構成されている(Cobhamでも使用されている)。

夏には他の課題もあった。チェルシーは、イングランドのどのチームよりも多くの選手をEuro 2020に送り、どのクラブよりも2番目に多くの試合に出場し、チームから5人が決勝に進出した。それは7月11日のことで、ちょうど代表に選出されなかった選手たちがプレシーズンのためにコブハムに戻ってきた頃だった。

プレシーズンの印象

トーマス・トゥヘルは、このように主軸の合流が遅れたことにより、より多くの選手たちを知ることができた。若手ストライカーのアルマンド・ブロジャとアイク・ウグボはボーンマスとの親善試合でゴールを決め、カイ・ハフェルツとタミー・エイブラハムはアーセナルとの試合でさっそく活躍し、将来への期待を裏切ることはなかった。

ハキム・ツィエクは、ピーターバラ戦で後半にハットトリックを決め、トッテナム戦では見事に2得点を決め、ブリッジでの初めて充実したプレシーズンを満喫した。

トゥヘルがプレミアリーグとチャンピオンズリーグに登録する選手はまだ確定しておらず、これから新しい選手が加入する可能性もある。この夏、これまでチームに貢献したベテランや若手の有望株に別れを告げたが、移籍市場は8月31日(火)午後11時(日本時間翌日午前7時)まで開かれている。

昨シーズンに比べて、スケジュールは緩和されており、プレミアリーグは通常の8月中旬の開幕に戻り、2022年5月22日(日)に最終節を迎える。ミッドウィークの試合は4セット(昨シーズンよりも少ない)あるが、今シーズンもウィンターブレイクはない。

チェルシーが出場して優勝できなかった唯一の大会であるFIFAクラブワールドカップがあるため、12月は1、2試合が日程変更となるだろう。

プレシーズン・ブリーフィングの第2部では、2021/22にチェルシーが出場する大会や、今後のルール変更などを紹介します。

The schedule has eased compared to last season. The Premier League is back to its usual mid-August start and will reach its climax on Sunday 22 May 2022. There are four sets of midweek fixtures (fewer than last season’s condensed campaign) but once again there is no winter break.

The return of the FIFA Club World Cup – possibly the only competition at any level Chelsea have entered and failed to win – will mean one or two fixtures shunted from their current slot in December.

How to watch Chelsea matches this season

It is rare that a Champions League-winner is not picked for television coverage over the opening weekend, but such is the fate of Thomas Tuchel’s men. Last season all matches were carried live as no spectators were allowed.

Opening televised gamesVillarreal (N), UEFA Super Cup - 8pm Wed 11 Aug (BT Sport)Arsenal (A), Premier League - 4.30pm Sun 22 Aug (Sky Sports)Liverpool (H), Premier League - 5.30pm Sat 28 Aug (Sky Sports)

To see where those and other games can be viewed where you live, check the Premier League website’s television guide, updated through the season.

The Blues’ defence of the Champions League will be on BT Sport in the UK, and broadcasters around the world can be found here on UEFA’s website.

Chelsea TV’s game day programming is back on the 5th Stand app, Facebook Live and our official YouTube channel with three live shows: pre-match (starting 75 minutes before kick-off), half-time and post match. They will include the first team news, exclusive interviews and Chelsea-oriented analysis. During games the 5th Stand, Chelsea's official mobile app, will carry live audio and text commentary.

Back-to-back defending champions Chelsea Women can be followed through the FA Player app, which streams Women’s Super League matches live. Starting on 3 September, the WSL has a three-year deal with Sky Sports to broadcast a minimum 35 top-flight games live. Former Blues star Karen Carney is their lead analyst.

Keep your eyes peeled for part two of our Pre-Season Briefing where we will assess the competitions the Blues will compete in throughout 2021/22, upcoming regulation changes and more...