深夜に行われるチャンピオンズリーグ、アヤックス戦でチェルシーは今シーズン初めてナイキのサードユニフォームを着用する。

1990

清潔感がありモダンな印象のアスリートモデルで、黒をベースにオレンジが映えるデザイン。ルート・フリットに代表される1994年から1996年のチェルシーを彷彿とさせるものだ。

今回はこれまでのサードユニフォームを振り返っていこう。

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2018/19

昨シーズンはサードユニフォームで見事なスタートを切ったチェルシー。サードユニフォームを着ての初めての試合となったアウェイで行われたサウサンプトン戦、エデン・アザール、ロス・バークリー、アルヴァロ・モラタのゴールで3-0と勝利。

それほど着用回数は多くなかったものの、このシーズン、プレミアリーグではトップ4入りを果たし、ヨーロッパリーグではバクーで行われた決勝でアーセナルを4-1と下し同大会を制覇した。

2017/18

2017/18シーズンには初めてナイキをユニフォームを身にまとい、プレミアリーグを制覇した次のシーズンであったが、サードユニフォームはこのシーズン人気のあるものとなった。クールな見た目だけでなく、このユニフォームを着てチームは見事なパフォーマンスを披露。特にアウェイでのブライトン戦では圧巻の試合を演じた。

この試合でウィリアンはゴールを決め4-0の勝利に貢献したが、このゴールがチェルシーの年間最優秀ゴール賞を受賞。このゴール以降もウィリアンはゴールを決め続けた。

2011/12

2011/12シーズンでのサードユニフォームは忘れられないだろう。バルセロナでの特別な夜、チェルシーはカンプ・ノウでの一戦を終えバルセロナを2戦合計スコアで下し、チャンピオンズリーグの決勝に進出した。

サードユニフォームを着用し、2ゴールが生まれた。ラミレスの見事なチップキックに、フェルナンド・トーレスの後半ロスタイムに決めたGKをかわしたゴール。これによりチェルシーがミュンヘンで行われる決勝へと駒を進めた。

2005/06

2005/06シーズンに着用したサードユニフォームは以前にアウェー用のユニフォームであった。サードユニフォームに縦縞のデザインを入れ込んだ2005年に続き、クラブ史上初のプレミアリーグ連覇を達成した。

黒のユニフォームに肩の部分には灰色が入ったユニフォームでディディエ・ドログバがチェルシーでの初ゴールを決めた(アウェーでのクリスタルパレス戦)。このユニフォームは以前アウェー用のユニフォームとしても使用されていた。

1998-00

21世紀に入ることとなり黄色のサードユニフォームを着用したチェルシー。これ以降、アウェイ、サードユニフォームとしてこの色は定着した。

トーレ・アンドレ・フローはこの黄色のユニフォームで多くのゴールを記録。下の写真にあるコヴェントリー・シティ戦ではチェルシー初ゴールを決めている。

チェルシーサードユニフォームのレプリカはチェルシーメガストアか、アプリ(英語のみ)から購入可能。