タミー・エイブラハムは、若手を多く抱えるチェルシーにとって、特に今季過密スケジュールにより十分なトレーニングができないこともあり、夏に加入した選手たちとの連携を深めるには時間がかかると考える。

エイブラハムは2試合で3得点と好調だったが、ここ2試合は夏に入団したティモ・ヴェルナーやハキム・ツィエクに譲るかたちで出場機会に恵まれていない。

年末年始は18ポイント中4ポイントしか獲得できず、ブルーズにとってフラストレーションの溜まる時期となった。エイブラハムは新規加入選手たちが順応するには時間がかかると認めている。しかし、今季たった17週間に33試合を消化したクラブにおいて、順応にかかる期間が長くなるのは当然だと言う。

「一緒にトレーニングをする時間が殆どなかった。だから毎日を大事にしている。毎試合お互いに新発見がある。彼らのことをより深く理解し始めているし、彼らもチームメイトのことを理解できればいいと思う。」

エイブラハムは今季21試合に出場しているが、未だに15年間過ごしたチームのトップクラブでプレーしていることを完全に自覚できないと言う。

長い間アカデミーで過ごしたエイブラハムは、その後ブリストル・シティ、スウォンジー、アストンヴィラにレンタル移籍し、新しいチームへ順応することを学んだ。

「子供の頃に夢見たことで、今も夢を見ているようだ。7歳のときからこのクラブにいて、今自分がどこに辿り着いたか実感する。若手選手は、トップレベルの経験を積むために他のクラブにレンタル移籍する必要があると思う。自分も蹴られたり引っ掻かれたりして、サッカーの汚い部分を学んだ。その経験があったからチェルシーに戻って何をすべきかわかったのだと思う。子供の頃とは体の使い方が違うから、どうやって使うかを学んだ。ポジショニングもそうだし、シュートを決めること、そしてチームメイトを理解することも学んだ。それがここ数年やってきたことだよ。」

そしてハングリー精神、強い個性によって、エイブラハムはトップチームでセンターフォワードの座を掴んだ。

「貪欲さ、トレーニングに取り組む姿勢は大事だ。チェルシーの下部組織には多くの有能な選手がいるが、才能だけでは絶対に足りない。それ以上の努力が必要となる。自分は今でもできるだけ多くトレーニングをしているし、いつでもベストを尽くすようにしている。」