タミー・エイブラハムは、本日、チェルシーフットボールクラブを離れ、ASローマに完全移籍することになりました。アカデミーからトップチームに昇格したエイブラハムは、長い間、チェルシーフットボールクラブでプレーしてきました。
エイブラハムは、過去2シーズンにわたり、トップチームで82試合に出場して30ゴールを挙げ、今年のチャンピオンズリーグとUEFAスーパーカップで優勝したチームの一員でした。
チェルシーCEOのマリナ・グラノフスカイアは、「タミーは常にチェルシーの仲間としてスタンフォードブリッジに迎え入れられるでしょう。彼がアカデミーからトップチームへと成長していく過程を、私たちは楽しみながら見守ってきましたし、シニアやユースレベルでの成功に貢献してくれたことに感謝しています。」とコメントしています。
「彼がチェルシーのユニフォームを着て数々のゴールを決めたこと、そしてもちろん、昨シーズンのチャンピオンズリーグ制覇に貢献したことは、決して忘れられることはありません。チェルシーのすべてのサポーターは、私と一緒にタミーの末永い成功を祈ってくれることでしょう」。」
7歳でコブハムに入団したエイブラハムは、チェルシーのユースで多くのゴールを決め、FAユースカップとUEFAユースリーグの連覇に貢献するなど、その潜在能力を発揮しました。
18歳のときにフース・ヒディンク監督のもとリヴァプールとのアウェー戦でデビューを果たし、その後、3度のレンタル移籍を経て、2019/20シーズンからはスタンフォードブリッジに戻り、トップチームの一員として活躍しました。
2019/20シーズンは、3試合で7ゴールと好調なスタートを切り、ウルブス戦ではブルーズでプレミアリーグのハットトリックを達成した最年少選手となり、アーセナルとのアウェー戦で決勝点を決めて2019年を締めくくりました。彼は2019/20シーズンを18ゴールで終え、リーグ・カップ戦合わせてチーム最高得点者となりました。
怪我や競争の激化により出場機会が減少した2020/21シーズンのゴールの大半は、リーグ戦前半に決めたものでした。また、チャンピオンズリーグではグループリーグ6試合中5試合に出場し、チームの欧州タイトル獲得に貢献しました。
チェルシーフットボールクラブのスタッフ一同、スタンフォードブリッジでのタミーの貢献に感謝するとともに、彼の今後の活躍を願っています。