引き分けに終わったヴァレンシア戦の後、タミー・エイブラハムはチェルシーTVのカメラへ向かって臀部の怪我が深刻ではないこと、ドレッシングルームで試合の後半を自身の携帯で見ていたことを話した。

エイブラハムはハーフタイムの直前にヘッドの競り合いからバランスを崩し臀部から落ちた。痛みを感じハーフタイム後は交代を余儀なくされる。だが幸い大事には至らず、状態は回復してきていることをカメラに伝えた。今日検査を受け怪我の全容が明らかになるようだ。

「状態は良くなってきているよ」と22歳のエイブラハムはコメントした。

「着地した直後は最悪の事態を想定したけど、また動き回れるようになった。怪我が長引かないことを願っているよ」

エイブラハムは後半の白熱した展開をメスタージャ・スタジアムのドレッシングルームで観戦した。

「自分の携帯で試合を見たんだ。携帯は数分遅れて映るから、スタジアムにいた自分はファンの反応が全部聞こえたよ。興奮したね。怪我をしないでまだピッチに立っていたかった」

「難しい試合になることは分かっていたけれど勝ち点1を獲得できてよかったよ。団結して戦わなくちゃいけなかった。相手にチャンスをたくさん作られたけど、自力突破の可能性のチャンスだ」

エイブラハムは自身の怪我の直前に生まれたマテオ・コヴァチッチのチェルシー初ゴールについてジョークを交えながら祝福した。

「コヴァチッチのゴールはとても嬉しいよ。でもどういうパフォーマンスなのかはわからないけどね!みんなが喜んでいたし、彼はゴールに値したよ。見事なプレーを見せていたし、最後にはゴールも決めたんだ、全員のパフォーマンスがいい結果に繋がったと思うよ」