チェルシーのキャプテンは、10人なったチェルシーがリヴァプールとの試合で勝ち点1を獲得できた理由をチームの特徴とともに振り返る。
セサル・アスピリクエタは、32歳の誕生日にプレミアリーグ300回目の出場を果たし、アンフィールドまでやってきたブルーズファンに挨拶をした。
これまでの試合では、この試合ほどの気迫、根性、チームスピリットが必要とされたことはなかった。リース・ジェイムズがゴールライン上でのハンドで退場したため、ブルーズは後半10人での戦いを強いられた。
その間にスキッパーは右ウイングバックへの移り、チアゴ・シウバが加わってバックラインが強化された。そして、再びディフェンスを破られてはならないという思いから、新たなエネルギーと熱意を持ってフィールドに戻っていった。
レッズの強力な後半立ち上がりとエドゥアール・メンディの一連のセーブにもかかわらず、トーマス・トゥヘル率いるチームは最初の嵐を乗り切り、逆に試合を制するチャンスも何度も作った。M6を通ってロンドンに戻り、勝ち点1は獲得するにふさわしいプレーを見せ、そのために費やした汗の結晶でもあるのだ。
「戦わなければならなかった。後半10人になってしまい、本当に大変だった、私たちにとってはチャレンジだった。」
「後半、相手が押していたにも関わらず、我々は2回チャンスがあった。全員のチームスピリットが素晴らしく、勝つつもりで一緒に戦って、最低限の勝ち点1を得ることができた。」
前半終了時には、ジェイムズのレッドカードによる不公平感から感情が爆発していたが、アスピリクエタは、選手たちがドレッシングルームに戻ってきたときには、その感情はすぐに冷静さを取り戻していたという。
エンゴロ・カンテが足首を痛めて離脱したことで、トゥヘル監督は新たな苦境に立たされたが、選手たちはすぐにリセットし、新たな課題に集中した。
「もちろん、ハーフタイムには怒りと言った感情を持っていたが、適応しなければならなかった」と明かした。「アンフィールドのような厳しい場所でこのような挑戦をするためには、落ち着いて、チームとして一緒に戦う方法を見つけることが重要だった。」
「チームのために犠牲にならなければならないプレーをしたロメルをはじめ、全員が本当によく守った。ハーフタイムに2人の選手を交代しなければならず、レッドカードも1枚あったが、状況にうまく適応できた。」
アスピリクエタは、11対11の試合では、難しい相手に対してベストなプレーができなかったものの、我々の方が優れたチームであったと感じていた。
「私たちはうまく試合をコントロールし、2点目を取るチャンスもあった。しかし、パスやスペースを見つけるという点ではベストではなかった。」
「彼らは非常に激しいプレスをするチームで、我々を苦しめたが、時間によっては自分たちのリズムを見つけることもできた。ベストな状態ではなかったとはいえ、前半は相手よりも良かったと思う。」
リーグ戦開幕3試合で7ポイントを獲得した今、スタンフォードブリッジにはポジティブな雰囲気が漂っているが、アスピリクエタは、選手たちが国際戦期間から戻ってきたら、さらに高い目標に向かって努力する必要があると注意を促した。
「我々はいくつかの変化があったチームだから、全員がハードワークをしている。私たちはリーグでトップ争いをしたいし、チームとして日々向上していきたい、このハードワークを続けていくしかないよ。」
「まだ8月の終わりで、3試合しかしていないから、一歩一歩進んでいきたい。この3試合で1失点のみ、これからも自分たち自身の成長に集中していきたい。」
勝ち点3が獲得できたら、完璧な誕生日プレゼントだっただろう。この日、彼は歴代の出場回数ランキングで20位に浮上した。ジョン・テリー、フランク・ランパード、ペトル・チェフの3人だけが、プレミアリーグの出場回数で彼を上回っており、その功績を誇りに思うのは当然だろう。
「3ポイントだったらよかったのに...」と残念そうに語った。「誕生日はこのリヴァプールで過ごしたが、明日は休みだから、代表チームと一緒にスペインに飛ぶ前に家族と一緒にお祝いするよ。」
「世界で最もタフなリーグで、300試合目をプレーできたことを、本当に誇りに感じている。」