ビリー・ギルモアが自身への影響、フランク・ランパードとのやり取り、チャントについて語った…

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チェルシーデビュー自体は8月にまで遡る。引き分けに終わったシェフィールド・ユナイテッドとのリーグ戦、残り6分で途中出場していた。

それからはメンバー入りするも出場機会のない時間が続くと、いきなりチャンスが巡ってきた。

BBCのMOTDxに出演した際に「全く予想してなかったよ」と振り返ったギルモア。「U23チームでシーズンを終えると思っていたからね。でもプレシーズンからファーストチームに帯同できたんだ」

「戻ってからもファーストチームでの練習が増えたと思ったら、シェフィールド戦で召集されたんだ。かなりテンション上がったね。家族は見に来るのかなんて言われたけど、結局自分がどうなるのかはそれ以上教えてくれなかったね!」

またギルモアは自分のプレースタイルや、影響を受けたバルセロナの選手も明かしている。

「中盤の憧れはいつもイニエスタだった」と話すギルモア。「あのプレースタイルが好きだった。あのボールタッチ、あのパスだよね」

「自分もああいうボール扱いを狙っている。深い位置からプレーを組み立てるんだ。動き回るのはもちろん、その中で技術をしっかり落とし込むんだよ」

そんな18歳のギルモアには、早速スタンドからチャントも生まれている。

その歌詞の内容は、プレースタイルにちなみ「ビリー・ギルモアのような選手を知ってるかい。スコットランドのイニエスタ、身長は163cmだ」というもので、エドウィン・コリンズの1994年のヒットナンバー、A Girl Like Youに乗せて歌われる。これに対し、ギルモアは訂正を促した。

「正確には170cmあるよ!」とのことだ。