フランク・ランパードは「中盤から試合をコントロールした」とビリー・ギルモアを高く評価。スタンフォードブリッジで初スタメンとなったギルモアにとって、グリムズビー戦は最高のデビューマッチとなっただろう。

中盤の深い位置で先発したギルモア。特に後半は特筆すべき活躍を見せた。自身よりも大きく、年齢が上の選手たちを相手にクリエイティブなプレーで試合をコントロールした。

「デビューできて嬉しいし、それが勝利だったのも嬉しいよ」先月のシェフィールド・ユナイテッド戦ではプレミアリーグデビューを果たしたギルモアがコメント。

「あっという間だった。チェルシーのファンの前でプレーできて嬉しいね。チームのパフォーマンスも良かった。攻撃では相手に脅威を与えていたよ」

「自分のような若い選手たちにとって、こういった試合で経験を積めたことは大きいし、それが自信になる。自分はこのためにハードワークをしてきたから、今日のことは衝撃ではないよ。でも、自分には自分のできることを証明する必要があった。今日は良いプレーができたと思うよ」

それはデータが証明する通りだ。。ギルモアはパス成功数(89本)、パス成功率(93%)、キーパス数(4本)でいずれも2番目に大きな数字を残している。

ランパードが若手選手について、ハーフタイムの指示についてコメント

ギルモアはピッチ上やベンチに慣れ親しんだ仲間がいたことが自身の助けになったとコメント。

「トレーニングで良いプレーをしていれば、ファーストチームのトレーニングに参加するチャンスがある。それはどの選手にも同じで、年齢は関係ないよ」

「トレーニングでハードワークをして、良いプレーを見せれば、そういった話がくる。それはどんな選手も狙っているよ。ファーストチームのコーチはいつもユースのトレーニングや試合を見ていて、選手たちを気にかけてくれる。チェルシーのトレーニング環境は素晴らしいよ」

ギルモアがジョー・エドワーズからグリムズビー戦のスタメン起用を伝えられたのは火曜日だった。ギルモアの両親はグラスゴーからロンドンへ駆けつけ、この試合を観戦している。ギルモアは大舞台でも堂々としたプレーを見せた。

「自分はスコットランド人だよ!」ギルモアは笑う。

「自分はシャイなタイプじゃない。ピッチの上ではフットボールなんだ。自分から話をしないなら、ピッチ上で何ができる?コミュニケーションを取ることが大切だよ。フットボールが大好きだし、自分のプレーで重要なことはコミュニケーションだ」

「この試合は自分にとってひとつのステップに過ぎない。U23のチームでも良いプレーができていた。もちろん、ファーストチームでもっと多くの試合に出たいけどね。とにかくハードワークをして、トレーニングを重ねることが大切だよ」

フランク・ランパードは若手選手に対して、同様のコメントを何度も繰り返している。ギルモアのファーストステップは、蒼く輝く未来を予感させるものだった。