今夜ブルーズは、チャンピオンズリーグ・グループステージの第3節でスウェーデンからマルメを迎える。
チェルシーvsマルメ 直接対決
チャンピオンズリーグでのイギリスとスウェーデンのチームの対戦は、1999/00のグループステージ第1節でアーセナルがAIKと対戦して以来となる。
チェルシーとマルメは、欧州大会では2回目の対戦となる。前回は2018/19ヨーロッパリーグのラウンド32で対戦した。
スウェーデン勢とのホームでの対戦は、1971/72のカップウィナーズカップ2回戦でオートヴィーダベリとの試合に遡るが、その時は1-1で引き分けたもののアウェーゴールで敗退した。その17年後の同1回戦でヘルシンボリと対戦し、スタンフォードブリッジでの第1戦を1-0で制して次のラウンドに進出した。
チェルシーのチャンピオンズリーグ・ホーム戦での最多得点差勝利
2014年10月21日 チェルシー 6-0 マリボー グループステージ
2017年9月12日 チェルシー 6-0 カラバフ グループステージ
マルメのチャンピオンズリーグ・アウェー戦での最多得点差勝利
2013年7月25日 ハイバーニアン 0-7 マルメ ヨーロッパリーグ・第2ラウンド第2戦
チェルシーのスタッツ
チェルシーは、2019/20のバイエルン・ミュンヘンとのラウンド16にてH&A2試合共に敗れて以来、チャンピオンズリーグで連敗がない。
マルメ戦に勝てば、欧州では279試合中150勝となる。
また、欧州での500ゴールまであと5点となっている。
チェルシーは、過去48回のホームでのチャンピオンズリーググループステージの試合で、2013/14にバーゼル、2019/20にバレンシアにしか負けておらず、33勝2敗となっている。
チェルシーは現在、UEFAのクラブランキングで4位となっており、バルセロナ、レアル・マドリード、PSGよりも上位に位置している。クラブ係数は、過去5シーズンのチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパカンファレンスリーグの成績をもとに算出される。
グループステージ第2節のユヴェントス戦では、チェルシーはシュートを16本打ったが、これはオプタ社が2003/04にデータ収集を始めて以来、チャンピオンズリーグのアウェーゲームで無得点だったチームとしては最多だった。
マッチデー2のユヴェントス戦での敗北は、チェルシーにとって、チャンピオンズリーグの過去22試合(13勝、5引き分け)中、4度目の敗北となった。
トーマス・トゥヘルがチェルシーを指揮するのは、チャンピオンズリーグでは10試合目となる。もし、マルメ戦でクリーンシートを達成すれば、チェルシーの失点は、ACミランのファビオ・カペッロ、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョと並んで、監督就任後のCL10試合で最も少ない失点記録となる。
記録
マルメのスタッツ
マルメは、2020年に過去8シーズンで5回目のアルスヴェンスカンリーグで優勝を果たしたが、1989年以来となるリーグとカップのダブルタイトルを惜しくも逃した。スウェーデンのシーズンは4月から12月まで行われる。
マルメがチャンピオンズリーグのキャンペーンを開始したのは、はるか昔の7月7日のことだった。ヨン・ダール・トマソンが率いるマルメは、予選でリガ、HJKヘルシンキ、レンジャーズを破り、プレーオフではルドゴレツを破った。
マルメは、2014/15と2015/16の2回、チャンピオンズリーグのグループステージに出場し、いずれも4位に終わっている。
マルメは、1978年9月にモナコで勝利して以来、2度目となるCLアウェーでの勝利を目指している。
マルメはチャンピオンズリーグの直近5試合で全敗しており、0得点24失点となっている。
マルメがヨーロッパカップでイギリスのチームと対戦したのは1979年の決勝戦のみで、ミュンヘンでノッティンガム・フォレストに1-0で敗れている。
マルメは欧州大会での英国チームとのアウェー戦では、1967年のフェアーズカップでリヴァプールに1-2、1995年のUEFAカップでノッティンガム・フォレストに0-1、2019年のヨーロッパリーグでスタンフォードブリッジでブルーズに0-3と、3戦全敗している。ヨン・ダール・トマソンは、現役時代1997年にニューカッスルで、1999/2000にフェイエノールトでブルーズと2回対戦し、3回とも敗れているが、チェルシーを相手に指揮を執ったことはない。