新監督就任後にその才能を開花させたハドソン=オドイがチェルシーでの若手育成やピッチ外での話題について語った。

トッテナム戦では高い評価を得るチェルシーアカデミーの素晴らしさがピッチ上で存分に示された。

カラム・ハドソン=オドイは何度もメイソン・マウントとリース・ジェイムズと連携を取り、右サイドからスパーズを攻略した。トーマス・トゥヘルは前監督フランク・ランパードの最大の功績の一つである若手の育成について大いに注目している。

実際トゥヘルは就任から3試合連続でハドソン=オドイをスタメン起用しており、最初の2試合は右WB、木曜日のスパーズ戦ではフォワードとしてプレーさせた。

「彼(トゥヘル)はアカデミーや若手選手の成長をモニタリングしている。トップチームに上がってくる選手、もうすでにトップチームにいる若手選手、出場機会を伺う選手、既に試合に出ている選手全員の成長を望んでいる。トレーニングでも試合でも毎回選手たちにプレーの改善、弱点の克服を求める。」

「毎日成長することはいいことだ。自分のためだけではなくチームのためにベストを尽くしたいからね。選手として、チームとして成長していきたい。」

ハドソン=オドイはチェルシーにU8から所属しているが、3年前にトップチームでデビューしてから、今ではチーム内でのポジションを確立している。そんな彼がアカデミー時代の生活を振り返る。

「監督はここでプレーするために全力で接してくれた。どの年代の監督もより良い選手になるため、そしてトップチームで練習できるように選手を育てている。」

「各年代の監督は選手の長所・短所、そしてファーストチームに昇格するために改善すべき点をわかっている。だからここにいれるのは彼らのおかげだ。トップチームでプレーすることは大きなステップだし、それを17歳のときにできたのだからね。監督にいつ呼ばれるかわからないから楽しんでいる。アカデミー監督に強い印象を与えるために常にベストを尽くすんだ。彼らは素晴らしい仕事をしているし、このまま続けていってほしい。」

既に83試合に出場しているハドソン=オドイも、もちろんまだまだ成長段階にある選手だ。彼は今季最も改善したい点を挙げる。

「チームのために得点とアシストを増やしたい。自分でチャンスをつくれると感じているが、ゴールを決めきれないことがあるから、たくさん点を取って守備面でもチームにより貢献していきたい。」

11月に元チェルシーのポール・カノヴィルと共にサッカーにおける人種差別についてビデオ撮影をしたハドソン=オドイ。今週緊急手術の後、カノヴィルが危篤というニュースが流れた。

「ポールは前から知っているし、彼は自分の家族もよく知っている。数日前に話したばかりだったから入院のニュースを見た時ショックだった。彼が試合やチームを見れないのは悲しいことだけど、すぐに治してほしい。彼と家族に祈りを捧げ、すぐに戻ってくることを祈っている。ここにいる全員が彼の復調を祈っている。」

人種差別はSNS上でもハドソン=オドイのチームメイトであるジェイムズに対するものなど、拡がりを見せている。クラブはこの問題に対してジェイムズをサポートし、警察の捜査のために情報提供をした。更にローマン・アブラモヴィッチが選手全員に対してこの差別行為に関する遺憾の意を伝え、問題解決のための資金提供をより一層増やすことを発表した。

「オーナーが選手全員にこの問題が受け入れがたいもので、解決のために努力すると伝えてくれたのは素晴らしいことだった。SNSで差別を受けた時、みんなが一丸となる。サッカーをすることが大好きだからね。できるだけ試合に勝てるように精魂込めて頑張っているから、そのような差別を受けるのは本当に残念だ。試合に勝てなかったりうまくいかないことがある度に他の人から酷いバッシングを受けるんだ。だからオーナーがすぐに対策を講じると言ってくれたのはいい事だ。だけどSNSも簡単にアクセスしてヘイト発言で誰かを傷つけ、何も処分されることがないから、何らかの措置が必要だと思う。できるだけすぐに解決して、サッカーを楽しみたい。」