チェルシーのキャプテン、セサル・アスピリクエタがトッテナム戦の勝利を振り返った。

1980年代から1990年代、そして2000年代序盤にかけてトッテナムとのアウェイゲームでは好調だったチェルシー。敵地ホワイトハートレーンは「スリーポイント・レーン」と呼ばれることも。トッテナムがウェンブリーを本拠地としたシーズンにも、その1試合目で勝利を手にしたチェルシーだが、その後は敵地で苦しんでいた。そうした流れを断ち切っての勝利を、アスピリクエタが振り返った。

「代表ウィーク後から、連勝することができなかった」アスピリクエタが話す。

「失点が多かったし、勝ち点を得ることができなかった。多くの試合に負けている状況で、好調のトッテナムとの試合だった。自分たちは強い意思をみせて、戦ったよ。この試合が意味するものも理解していた。そうした気持ちの部分で、違いが生まれたよ」

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「若い選手たちの多くは昨シーズン、異なったリーグで、異なった試合をしていたということを忘れてはいけない」

「チェルシーでは全ての試合で最大のレベルが求められるし、チャンピオンズリーグやプレミアリーグで、3日おきに戦うことが求められるんだ。若い選手たちは最高のスピリット、最高のメンタリティを示してくれたよ」

「自分のように年上の選手たちは彼らをサポートしようとするけど、彼ら自身が成長への意欲を示している。嬉しく思うよ」

トッテナム戦では3バックの要となったアスピリクエタ。マルコス・アロンソは再び左ウィングバックとしての役割を担った。チェルシーは今シーズン初めて、アウェイゲームでクリーンシートを記録している。

「苦しい時間が続いた中で、クリーンシートで勝つことができたのは大きいね。大きな勝利だった。一週間を通してトレーニングをして、タフなチーム相手に自分たちのプレーができたよ。ファイティングスピリットを取り戻して、ロンドンダービーで勝つ必要があったんだ」

「ウィリアンも2ゴールを挙げたし、このチームのクオリティを示すことができたね。良いフットボールができたと思うよ」

「チームとして最高のパフォーマンスだった。嬉しいね」

一方で、トッテナム戦ではソン・フンミンが退場処分を受けると、アントニオ・リュディガーへ向けられた人種差別が確認された。レフェリーが試合を中断し、選手や両監督と話をすると、スタジアムには人種差別撲滅のアナウンスが流れた」

アスピリクエタは次のようにコメント。

「チェルシーは人種差別撲滅のために、多くのキャンペーンを行なっているクラブだ。プレミアリーグでは、選手は人種差別的な言動を目にしたら報告することが求められている。レッドカードの後、トニが自分に差別的な言動を聞いたと伝えてきたんだ。自分はキャプテンとして、主審にそれを報告する必要があった。今は調査が行われているはずだよ。残念ながら、これはフットボールにおける問題のひとつだね。こうした問題が撲滅されるために、自分たちも働きかけないといけない」

筋肉系の問題で80分に退いたアスピリクエタは、次のようにコメントを残した。

「ボクシングデイには復帰したいね。それが自分へのクリスマスプレゼントだ」