セサル・アスピリクエタは試合前から今季の初勝利を挙げるの日はそう遠くないと感じていたようだ。チェルシーはノリッチ戦で3ゴールを奪い見事に勝利。

オールド・トラフォードでの開幕戦に敗れ、続くホームでのレスター戦に引き分けたチェルシーは今季のリーグ戦第3節のノリッチ戦で3-2と初勝利。「本当に重要だった」と勝利についてコメントしたアスピリクエタ。「これまでのパフォーマンスについては良い感じだったけれど、結果が伴ってなかった。リーグ戦は難しいんだ。だからこそこの試合はとても大切だった」「3回のリードを奪って、勝ち点3を獲得できたね。チームの戦う気持ちが前面に出ていた。チェルシーにいる選手たちはみんな毎試合勝利を目指している。勝利できないときはフラストレーションが溜まってしまうんだ。チームみんながこのためにハードにトレーニングを重ねてきた」「フランクとスタッフたちは7月の初めからそばでハードにやってきてくれた。」とアスピリクエタは加えた。「とにかく心がけていたのは高いインテンシティを保つということだ。試合を支配して勝利する。結果が出ていないときは動き続けて、パフォーマンスを高めていかないといけないけれど、この日までは正直がっかりしてしまっていた。それでも自分たちには自信があった。いつか報われると思っていたけれど今日がその日だったね」

今季初勝利を挙げたのは2ゴールを挙げたエイブラハムのおかげであるだろう。アスピリクエタはランパードのコメントに付け加えるように話した。

「彼はよくやってくれた。チェルシーで背番号9を背負うというのは簡単ではないが、タミーは小さい頃からチェルシーのトップチームでのプレーを夢見てきた選手だ。アカデミー出身で、昨シーズンはアストンヴィラで見事な活躍を見せた」

「プレシーズンからこのチームに戻ってきたけれど、その時から頑張ってくれていた。ゴールという結果だけではなく、彼の貢献、成長、耳を傾ける姿勢というのも素晴らしい」「この2ゴールは彼に自信を与えると思う。この点では本当に喜ばしいことだね。彼は本当に強い、これからもっと得点を奪ってくれるはずだ」