トレヴォ・チャロバーは、彼がデビューシーズンでここまで活躍できたのは、トーマス・トゥヘル監督の若手に対する信頼と信念のおかげだと考えているようだ。

昨シーズン、フランスのロリアンにレンタル移籍していたチャロバーは、今シーズンに向けて別のレンタルクラブを探すことになるだろうと思っていたが、トーマス・トゥヘル監督がプレシーズンに参加させることを決めた。

多くの主要な試合に出場し、チェルシーのディフェンス陣で活躍している今となれば、トーマス・トゥヘル監督がプレシーズンに参加させた決断は正当なものだったと言えるだろう。

「ロリアンでいいプレーをした後、チェルシーに戻ってきて、しっかりと体調を整えることだけを考えていたんだ」とトレヴォは明かす。「戻ってから自分が何をするのかまだ分かっていなかったし、またレンタル移籍するかも分からなかった。」

「そこから少し自信がついて、もっと頑張ろうと思うようになったんだ。そうしたら、スーパーカップに出場することになって、『おおっ』と思ったんだ。当時、トレーニングも試合も、そのときそのときの気分でやっていた。」

「クリスタルパレス戦後、監督と話をし、レンタルに出るよりもここに残って、チアゴ・シウバやリュディガーなど周りの選手から学んだ方がいいと言われたんだ。」

チャロバーは、リース・ジェイムズやメイソン・マウントといったアカデミー時代からのチームメイトがトップチームで活躍しているのを見て、コブハムに戻ってからも、より一層努力するようになったと明かす。

「それが、自分のモチベーションだったんだ。チェルシーの試合は、メイソンとリースが(フランク・)ランパードの下でプレーするのをずっと見ていた。急いで家に帰って試合を見ていたよ。彼らがチェルシーでプレーするのを見るのは本当に感動的だからね。」

「すべての年代を通して彼らと一緒にプレーし、それからテレビで彼らのプレーを見ていた」とチャロバーは付け加える。

「あの2人(メイソンとリース)と一緒にトレーニングすると、アカデミー時代に彼らとトレーニングしていた頃の思い出が蘇ってくるんだ。」

そしてトゥヘル監督のもとですべての瞬間を愉しんでいるというトレヴォ。

「彼はチャンスを与えてくれるし、例えばルイス・ホールなど、多くの若い選手がトレーニングに参加している。監督が若い選手にチャンスを与えてくれるのはとてもいいことだよ。」

「若い選手には、監督への信頼と信念が必要で、それが助けになる。監督は若手に自信を与えてくれるんだ。」

「自分は、多くの若い選手たちのロールモデルになることができた。レンタル移籍をすることで、『もう無理だ』と諦めてしまうこともある。若い選手たちのお手本になりたいんだ。レンタルに出て経験を積むことが必要なんだ。今の自分があるのは、そのおかげだよ。」

また、トレヴォはトゥヘル監督のトレーニングがどのようなものかを教えてくれた。

「みんなの競争心の塊りだよ。」

「ディフェンスとして、失点はしたくない。クリーンシートを達成して試合に勝つことが、自分たちにとってどれだけ重要なことかわかるだろう。相手はチェルシーのディフェンスを崩すことができないんだ。監督が就任して、最初に言ったことのひとつだ。彼は常に勝利を目指し、決して譲らないというメンタリティを持っている。」