バークレイズFA女子スーパーリーグとバイタリティ女子FAカップを獲得し、国内ダブル優勝を果たしたチェルシーFCウィメンの今シーズン全体をここで振り返ってみよう!

エマ・ヘイズのチームは今シーズン、コンチネンタルタイヤリーグカップ決勝、バイタリティ女子FAカップ決勝に進出し、バークレイズFA女子スーパーリーグ優勝を果たすなど、イングランド女子サッカー界を支配してきた。

ここでは、今シーズンの重要な出来事を振り返ってみよう。

開幕戦

2021/22シーズンは、アーセナルの手による開幕戦の敗戦で幕を開けた。9月にエミレーツ・スタジアムで行われた試合では、アーセナルが3-2で勝利し、スリリングなシーズンとなることを予感させるものだった。

エリン・カスバートが今季クラブ初ゴールを決め、ペルニル・ハルダーも特典を入れたが、アーセナルが3ゴールを決め、ロンドンのライバルが勝利を収めた。

シーズン初勝利

その1週間後、ブルーズはエヴァートンをキングスメドウに迎え、見事に今季初勝利を挙げた。

ヘイズのチームは、フラン・カービー、サム・カー、ベサニー・イングランドのトリオのゴールにより、4-0でトフィーズを撃破した。

このキングスメドウでの勝利は、ブルーズの今後の流れを変え、1週間後、マンチェスターで再び大勝利を収めた。

マンチェスター・ユナイテッド 1-6 チェルシー

ヘイズ監督率いるチームは、アウェーで勝ち点3を獲得するために北上し、リー・スポーツ・ビレッジでマンチェスター・ユナイテッドを6-1という印象的な勝利を収めた。

ドリュー・スペンス、ジェシー・フレミング、カー、ハルダー、カービーを含む5人のゴールにより、9月末にアウェーでマンU相手に大勝利を収めたのだ。

その後、ブライトン、レスター・シティ、アストンヴィラに勝利し、マンチェスターで今度はシティ相手に大勝利を収めたのである。

マンチェスター・シティ 0-4 チェルシー

ヘイズ監督率いるチームは、11月にアカデミー・スタジアムに遠征し、またもやその圧倒的な強さを見せつけた。この試合、ブルーズは素晴らしいパフォーマンスでマンチェスター・シティに4点を先制した。

カーとカービーはフレミングやキャプテンのマグダレーナ・エリクソンと並んで、このマンチェスター遠征で再び得点に絡む活躍を見せた。

その1週間後、ブルーズはキングスメドウでバーミンガム・シティに5-0で勝利した。カービーはチェルシーでの100ゴールを達成し、カーは今シーズン初のハットトリックを達成した。

11月の素晴らしい活躍の後、12月はブルーズにとって厳しい時期となる。チャンピオンズリーグのグループリーグでヴォルフスブルクに4-0で敗れ、グループリーグ敗退のショックを受けた後、レディングに乗り込んだが、セレクト・カー・リーシング・スタジアムで1-0の敗戦を喫した。

調子を取り戻した2022年

クリスマス休暇の後、ブルーズは再び調子を取り戻し、新年を迎えてから好調を維持する。2022年最初の試合は、ウェストハムに4-2で勝利し、コンチネンタルカップの準決勝に進んだ。そして今年最初のリーグ戦では、ブライトン相手に0-0で引き分けた。

その数日後、ウェストハムのホームで2-0の勝利を収め、新年初の勝ち点3を獲得した。

リーグでの優勢

WSLのタイトル争いに注目が集まる中、ヨナス・エイデバル率いるアーセナルをホームに迎え、トップ2がキングスメドウで激突した。

リーグトップ2チーム同士の試合は、非常に質の高いプレーの応酬となったが、両チームとも突破口を見出すことができず、勝ち点1を分け合い、代表戦によるブレークに入ることになった。

最後の最後での勝利

今年のタイトル争いで大きな注目を集めたのは、3月にキングスメドウで行われたアストンヴィラとの一戦だった。カーラ・ウォード監督率いるチームは粘り強く戦い、このままアーセナルがタイトルを手にするかと思われたが、ロスタイムにカーがゴールを決め、チェルシーが勝ち点3をもぎ取ったのである。

ゼシラ・ムソビッチのアシストで、カーがタッチでゴールネットを揺らすと、キングスメドウは歓喜に包まれ、タイトル獲得への期待が高まった。

アストンヴィラ戦の後、チェルシーはアウェーでエヴァートンに3ゴールを決め、月末にはキング・パワー・スタジアムでレスター相手に9-0の大勝を収め、素晴らしい得点力を発揮した。

4月は、開幕以来アーセナルに次ぐ2位につけていたブルーズにとって、またしても重要な月となった。レディングに5-0で勝利し、トッテナム・ホットスパーに2勝したブルーズは、残り1試合を残して首位に立ったのだ。

ヘイズはずっと、タイトル争いは最後までもつれると考えていたというが、チェルシーは監督の思い通り、シーズン最終日にタイトルを手にすることになった。

WSL最終節でのタイトル争い

ヘイズ監督率いるチームは、シーズン最終日にマンチェスター・ユナイテッドを迎えた。キングスメドウに集まった満員の観客の前で、ブルーズはWSL3連覇を達成するために勝利することが必要だった。試合は、ユナイテッドがすぐに先制したが、その直後、カスバートが同点弾を決める。

その後マンUがエラ・トゥーンのゴールで再びリードを奪うと、後半はブルーズが勝負に出た。ヘイズのチームは後半45分に猛威をふるい、カーの3点目とライテンのゴールで勝利を収め、チェルシーがタイトルを獲得した。

カップ戦

過密スケジュールの続くブルーズだったが、コンティ・カップではキングスメドウで行われた準決勝でマンチェスター・ユナイテッドを3-1で下し、決勝に進出した。

しかし、決勝ではマンチェスター・シティに3-1で敗れ、チェルシーにとっては失意のどん底に突き落とされた。

チェルシーは、FAカップでアストンヴィラ、レスター・シティ、バーミンガム・シティに大勝し、準決勝ではアーセナルを2-0で破り、好調を維持した。

コンティカップ決勝の再現となったFAカップ決勝、ウェンブリー・スタジアムに集まった史上最高の観衆の前で、ヘイズのチームが3-2の勝利を収めた。サム・カーが2得点、エリン・カスバートもゴールを決め、ブルーズは2年連続で優勝を果たした。

チェルシー・ウィメンは2週間で2つのトロフィーを手に入れ、今年のUEFA女子ヨーロッパ選手権に参加する選手も多いチームにとって素晴らしい国内シーズンを締めくくり、夏のバカンスに突入することになった。