イングランドプレミアリーグが今週末に開幕。プレミアリーグ27シーズンを通してチェルシーの歴史を振り返っていこう。

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プレミアリーグ制覇の数が一番多いクラブは?

ブルーズはプレミアリーグの中で2番目の5回となっている。最初にチームがプレミアリーグを制覇したのは2004/05シーズン、ジョゼ・モウリーニョ政権下でのことだ。当時の最高記録となる勝ち点95を獲得した。またチーム創設100周年となった翌シーズンにもリーグを制覇し、2連覇を達成している。

2009/10シーズンにはクラブ史上初めてのダブルを達成。リーグでは103ゴールを決め、ディディエ・ドログバが得点王を受賞した。再びモウリーニョが監督として復帰すると、2014/15シーズンに3試合を残して4度目のリーグ制覇を達成。そしてその2年後には監督就任初年度でアントニオ・コンテがリーグで優勝を果たしている。

リーグ最多の数を誇るのがマンチェスター・ユナイテッドで13回。シティは4回、アーセナルが3回となっている。

プレミアリーグで最多出場を誇るチェルシーの選手は誰?

492試合に出場したジョン・テリーだ。また今シーズン監督に就任したフランク・ランパードも429試合に出場しており、2位。3位はペトル・チェフで333試合に出場しており、海外出身選手としては最多の数となっている。

最近の選手では、エデン・アザールがトップを走る。夏にレアル・マドリッドへと移籍するまでに、245試合に出場。この数字に最も近いのがセサル・アスピリクエタで、わずか10試合差。2019/20シーズンには追い抜くことが予想される。ウィリアンが続いて198試合、そしてダヴィド・ルイス(160)、ペドロ(126)、カンテ(105)となっている。

チェルシーでのプレミアリーグ得点王は?

ランパードが147ゴールでトップ。この中でも記憶に残るゴールをいくつも決めた。2005年、ユッシ・ヤースケライネンの頭上を越えるゴールはチェルシーにタイトルをもたらし、2006年にはグディソン・パークで目の覚めるようなシュートを放ち、その2年後にはハル相手に見事なチップキックでのゴールを決めると、前に所属していたウェストハム相手にチェルシー通算200ゴールを決めた。

ランパードは2位のドログバに43ゴールもの差をつけている。そのドログバは104ゴール、続いてアザール(85)が3位に入る。現在所属している選手の中ではペドロ、ウィリアンがトップの28ゴールを決めている。

またランパードはリーグ戦で最も多い3回のハットトリックを達成。ジミー・フロイド・ハッセルバインク、ドログバも共に3回を記録。

最多のクリーンシートを記録しているGKは誰?

当然のことながらこれはチェフが記録。チェフはいまだにシーズンを通して達成した24試合のクリーンシートという記録を保持しており、4度ゴールデングローブ賞を獲得。

ケパ・アリサバラガは昨シーズン14試合でクリーンシートを達成。

ランパードの記録

歴代3位の試合出場数を記録し、歴代4位のゴール数を誇る。ランパードがプレミアリーグで記録した数字は彼の偉大さを物語っている。チェルシーの選手として10シーズン連続で2桁得点を記録。またプレミアリーグで100ゴール以上、100アシスト以上の両方を記録している選手はフランク・ランパードを含めわずか3人(ライアン・ギグス、ウェイン・ルーニー)となっている。