この20年、国内カップ戦で4部のクラブと対戦したチェルシーは、好成績を残し続けている。

1999年以降、リーグ2あるいは旧3部所属のクラブとカップ戦で相見えたのは6回。そのいずれも勝利で、さらにそのうち4回は大会優勝で締めくくっている。

そんなブルーズの今夜のカラバオ杯の相手は、グリムズビー・タウン。今回は過去の4部クラブ相手の対戦を振り返っていこう。

ハル・シティ – FA杯 1999/2000

20世紀最後のFA杯の試合、チェルシーは1999年12月、ブースフェリー・パークで3回戦を戦った。対するハルは前年、降格をギリギリで免れたチームだった。

前半こそ2-1と僅差のリードで折り返したチェルシーだったが、後半になるとゴールを量産。グスタヴォ・ポイェがハットトリックを達成すると、ロベルト・ディ・マッテオ、デニス・ワイズも決めて6-1の快勝。チェルシーは決勝でアストンヴィラも下し、旧ウェンブリーでの最後のFA杯を手にしたのだった。

シュルーズベリー・タウン - FA杯 2002/03

2002/03シーズン、シュルーズベリー・タウンは3部最下位で降格の憂き目に遭うも、FA杯ではエヴァートンを2-1で下す番狂わせを演じていた。

チェルシーは4回戦でアウェイへと乗り込むも、番狂わせは許さず。ジャンフランコ・ゾラが2ゴール、カールトン・コールにジョディ・モリスも決めて4-0の快勝劇とした。

スカンソープ・ユナイテッド – FA杯 2004/05

2005年1月、プレミアリーグ首位のチェルシーを相手に、スカンソープ・ユナイテッドは開始7分でまさかのリードを奪った。

それでもマテヤ・ケジュマンが同点とすると、ディディエ・ドログバのプレーからアンディ・クロスビーがOG、最後はアイドゥール・グジョンセンがとどめを刺して残り5分で3-1と退けたのだった。

マクレスフィールド・タウン - FA杯 2006/07

フランク・ランパードがチェルシーで記録した5回のハットトリックのうち、最初の1回が生まれたのが2006年1月、マクレスフィールド・タウン相手のFA杯3回戦だった。まずは先制点を記録すると、一度は同点とされるも直後の41分に再び勝ち越し点、そして後半頭にPKで3-1とする。

その後ショウン・ライト=フィリップス、ジョン・ミケル・オビ、リカルド・カルヴァーリョも加わり6-1の快勝。この勢いに乗り決勝ではマンチェスター・ユナイテッドも下し、新ウェンブリー初となる大会優勝を果たしたのだった。

ウィコム・ワンダラーズ – リーグ杯 2006/07

マクレスフィールドとの試合から4日後、今度はリーグ2所属のウィコムと対戦。舞台はリーグ杯準決勝だった。

ウィコムはここまでフルハム、チャールトンとプレミアリーグクラブを撃破。アダムス・パークでの1stレグではブルーズと1-1で引き分けていた。

しかしホームでのリターンマッチではブルーズが圧倒。アンドリュー・シェフチェンコにフランク・ランパードがそれぞれ2ゴールで、2試合合計5-1とし決勝進出。アーセナルを下して優勝を果たしている。

シュルーズベリー・タウン – リーグ杯 2014/15

シュルーズベリーは2014/15シーズンに4部へ返り咲き、リーグ杯4回戦でブルーズと再戦。プレミアリーグのレスターに、チャンピオンシップのノリッチを下して勢いに乗っていた。

試合はディディエ・ドログバが後半早々にリードを奪うと、残り13分の場面で途中出場のアンディ・マンガンが同点とする。

しかし喜びもつかの間、ウィリアンのクロスがオウンゴールを招き、2-1でチェルシーが勝ちぬけ。通算5度目の同大会優勝へと駆け抜けたのだった。